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レギュラーコース

用語英訳問題に強くなろう!<第6回>

次の用語の英訳を考えてください。

設問

(1) 家紋

(2) 七宝焼き

(3) 掻き揚げ

(4) きな粉餅

(5) 注連飾り


解説&解答例

(1) family crest

自らの家系、血統、家柄・地位を表すために用いられてきた紋章で、起源は平安時代後期にさかのぼります。超有名なものには、日本の国章扱いになっている天皇家の十六弁八重表菊紋(the Japanese imperial crest / chrysanthemum crest)、内閣や政府でよく用いられる五七桐花紋(paulownia crest)、徳川家の三つ葉葵(hollyhock crest)などがあります。皆さんの家紋は?

(2) cloisonne ware

cloisonneだけでも名詞で「七宝焼き」の意味で用いることができますが、解答例の他、cloisonne enamelやcloisonne workとした形の訳が多いようです。ちなみにcloisonneはフランス語です。七宝焼きは金、銀、銅などの金属製の下地の表面にガラス質の釉(うわぐすり= glaze)を焼き付ける工芸技法で、中近東からシルクロードを経て中国に伝わり、さらに日本にも伝わったものです。

(3) mixed tempura of shredded vegetables and seafood

ご存知、丼物やそば・うどんの具として人気の食材ですが、ある店の英語メニューで「かき揚げ丼」がdeep fried mix vegetable bowlとしてあるのを見かけました。お上手!英語で簡潔に書くのって難しいですよね。ちなみに、掻き揚げをサクサクと(crispy)なるように揚げるのもこれまた難しい。なんでも「日清の天ぷら粉」を使い、その裏側にある要領でやると素人がやってもカラッと揚がるそうな。

(4) rice cake sprinkled with sugar and soybean powder

鏡開きの餅はこれが最高!きな粉はsoybean powderで、それに餅を「まぶす」わけですが、covered with〜よりもsprinkled with〜の方が雰囲気がでそうですね。きな粉餅の一種として、静岡市の名物の安倍川もちがありますが、ウィキペディア・フリー百科事典によると、『江戸時代初期、安倍川の近くで、徳川家康が茶店に立ち寄ったところそこの店主が、きな粉を安倍川上流で取れる砂金に見立てて、つきたての餅にまぶしこれを「金な粉餅」と称して献上した。家康はこれを大層喜び、安倍川にちなんで安倍川もちと名付けたと言う伝承がある』とあります。うんちくネタとしても最高!

(5) New Year’s decoration of straw rope

日本の正月、家々の門(gateway)、玄関(entrance/ hallway /portal)、出入り口(doorway)などに飾るもので、神域と外界とを隔てるための注連縄の一種です。1月7日に外すことが多いそうですが、1月15日(小正月)には左義長(さぎちょう=どんと焼)といって、その年飾った門松(the New Year’s bamboo and pine decoration)や注連飾り、書き初め(the first writing of the New Year)で書いた物を持ち寄って焼く風習が各地にあります。東京は、江戸時代に防火対策のためにどんと焼が禁止されてしまったそうで、近くではあまり見かけないようです。

注連飾り--New Year’s decoration of straw rope

シンプルな「わら飾り」です。最近は、地方の条例(local government ordinance)で、不燃ごみ(nonburnable garbage)の扱いが厳しく、御焚き上げ(the ceremony of burning old talismans)ができないという神社(Shinto shrine)も増えました。この注連飾りもプラスチックを含んでいるため、どうしようかなと思っています。分解するしかないか…。

では、また次回をお楽しみに。

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