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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生18

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

昭和女子大学で受験(16:30-17:30の部)
受付後はトイレが混むので、先にトイレを利用するよう案内があり。すでに男子トイレは順番待ちだった。女子大なので男子トイレが極端に少ない。1次受付は、書類の確認のみ。そのままエレベーターで6Fへ。そこで身分証明書を確認されて首にかけるプレートを渡された。その後別室で待機。今度は階段で2Fまで案内された。そこでまた待機。結局15時半の受け付けで、面接は17時15分だった。その間に何度かトイレの案内があり。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

日本人 40代後半の女性。いつもにこやか。通訳ガイド風。
外国人 30代後半の男性。イギリス人。優しい感じ。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

日本人女性が、名前、どこから来たか、生年月日。を英語で連続で質問。
事前に想定していた質問なのでよどみなく回答できた。

(4) 通訳の日本文

大阪は古来より人々が集まる商業の中心地でした。瀬戸内海を通じてアジアから商人が訪れたり、内陸部より河を使って大阪に来ました。大阪は、電車や車などの交通機関がない時代から日本の経済の中心でした。

(5) 英語訳の再現

Osaka was the commercial center from ancient times.
Through Seto Sea Asian merchants visited Osaka.
From inland side people came by river transportation.
Osaka was a center of economy from the time of no car no train.
極力再現したつもりだが、実際はもっとひどかった。瀬戸内海を英語でどう表記するのか詰まってかなりの時間を消費した。そのまま、セトナイカイと言い切れば良かったかなと後で思った。

短文にする事と極力簡単にする事を心掛けたので、なんとか凌げた気がする

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

 ・駅の自動改札
 ・漆器
 ・提灯

(7) 選択したトピック

駅の自動改札
CELの2次面接対策を受けた時に、「IC乗車カード」と言うテーマで逐次通訳の
実践練習をしていたので、駅の自動改札→SUICAの説明で行けると判断した。

(8) プレゼンテーションの再現

In Japan many people use trains as commuting method. Especially early in the morning so many people enter train stations. That’s why automated station entrance system is inevitable. In automated entrance system they use prepaid cards by placing an automatic reader. In Tokyo SUICA card is very useful. It is a one kind of prepaid cards and most of every train station accept SUICA. In Osaka ICOCA card is available. It is as same as SUICA card. Foreign visitors can also use SUICA card. We can buy SUICA card through the machine in the station. English explanation is available. So I strongly recommend SUICA card during your stay in Tokyo. But don’t forget money back when you leave Japan.

つたない英語でしたが、CELの模擬練習で、「IC Card」とは言わない「prepaid card」だ。「Charge money」とは言わない「add on the money」だと言われていたので、その辺のミスは防げました

(9) Q&Aのやり取りの再現

・SUICAは駅だけで使えるの?→コンビニとか駅内の買い物にも使えます。日本のお金に慣れていない外国人にはとても便利だと思いますよ。
・大阪では、ICOCAカードが使えるといったけど、SUICAは使えないの?→SUICAでまったく問題ないです。単に名前が違うだけ。
・いくらまでSUICAにはデポジットできるの?→確か5万円だったかと。あまり多くのお金を入れると無くしたときに損失が大きいので注意したほうがよい。(実は限度は1万円らしいですが、このへんはご愛嬌で)
・(ここで突然話題が変わって)私はイギリス人なんだけど、妻が浴衣がほしいと言っているのだけど、さいたまにどこか浴衣の買えるいいお店はありますか?(冒頭の質問で私がさいたま市から来ましたと言ったのでこういう質問になったと思われる。)→さいたまにこだわることはないと思います。むしろ大きな百貨店へ行けば、 いろんな浴衣がありますよ。
・さいたまで大きなショッピングセンターありますか?→さいたま新都心にあります。(適当に答えました)
・最後に、試験会場までどうやって来ましたか?→埼京線で武蔵浦和駅から渋谷まで
行き、乗り換えて三軒茶屋で降りました。1時間くらいでした。
CELの模擬練習の時、アメリカ人の元Navyの先生(すみません名前忘れた)にさんざんSUICAのことを突っ込まれ大変でした。ただ、これが功を奏して、本番は、イギリス紳士の優しい質問でしたので楽勝に感じました。ちょっとジョークを言えるくらいの会話になりました。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでしたが、部屋を退出するとき振り返ったら、外国人面接官の方がにっこり微笑んでくれました。これで合格を確信しました。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

終了後、部屋から出た数十メートルの廊下で待機。その後広い部屋に戻って待機し、6時過ぎに解放されました。

(13) 全体を通しての感想など

CELで練習した事をそのまま再現できたので、ラッキーでした。模擬面接は6回受けました。最初は×でしたが、だんだん要領がわかってきて、自信がつきました。ベースの英語力はありませんでしたが、おかげで本番ではリラックスして、試験というより会話を楽しむことができました。ご指導ほんとにありがとうございました。

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