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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生73

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

13:00-13:30 集合で大きな部屋に集合
1時間位早く到着していましたので、近くの喫茶店で時間を過ごしていました。アラームをセットしておきましたが気がつかず、受付時間終了ぎりぎり(13:15位)で会場にはいりました。
大きな部屋で注意事項を聞いて、番号により、それぞれの少し小さめの部屋(4F)に移動、番号順に着席、待機。
黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。
番号を呼ばれた人(10人ぐらいの単位)が、番号順に並び、各部屋の前まで案内された。
各部屋の前に椅子が2席(待つ人用)あり、ほどなく”Come in.”と声がし、日本人試験官がドアを開けてくれた。
外-試験官:「Please put your bag on this seat and have a next seat please」
のような英語でした。(2席あって、手前にかばんを、その横に座れ、と理解) バッグが大きかったので椅子の脇のフロアーにおいて、試験官から見て右の椅子にすわりました。
そのあと日本語で、通訳についての説明がありました。
日-試験官:「これから私が日本語で話す文章を聞いて英語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。」
そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外-試験官:30代半ばくらいから後半くらいの男性
(北欧系で、Second Languageの感じで、ゆっくりと話していました。声が小さい方でしたので、時々聞き返しました。笑顔はないけれど、物静かで丁寧な印象。)
日本人:30代くらいの若い感じで、物静かな印象。笑顔は無く真面目に評価している感じでした。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

J: What is your name &….? と言われ、I am________. I live in­___..と返答
When were you born? Or How old are you? 少し驚きましたので返答につまりました。

(4) 通訳の日本文

「山梨県はくだものの生産で有名で、その中で特にぶどうが一番です。山梨県は盆地で、山に囲まれていて、日中の日差しが長く、雨が少なく、昼夜の寒暖差が大きいと言う好条件があり、この好条件が果物に適し、特にぶどうの生産には良い条件です。」
もっとかもしれません。とても長い文と感じ、途中のメモがとれませんでした。

(5) 英語訳の再現

Yamanashi Prefecture is famous for the production of various kinds of fruits.  Grapes are the most popular among them.  Yamanashi is mountainous, sunshine is long, rainfalls are small, and it has a different temperature between the morning and the night.  Such good conditions are good for the production of fruits, especially for grapes.
盆地が思い出せず、そのあたりの部分が、英語・日本語ともあやふやでした。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.身分制度
2.お盆
3.鏡餅

(7) 選択したトピック

身分制度

(8) プレゼンテーションの再現

There were four social classes in the Edo Period starting from 1603 to 1867:  Samurai worriers, farmers or peasants, artisans, and merchants at the bottom.  Samurai worriers were ruling the country with the shogun, the leader of the samurai worriers.  Farmers were very poor but in the second class because they cultivated rice which were very important at that time.  Artisans or craftsmen were xxxx.  Merchants were at the bottom because they were rich and had power, which was a fear to the Shogunate.  In the Meiji Restoration in 1868, the Emperor took the power to reign the country, and the Tokugawa Shogunate and samurai worriers were disappeared.  As a result, the social classes were abolished.  At present, all of us are equal.
以上です。 ベルがならなかったので、少し短いのではと心配しています。Artisansに関しては、憶えていませんが、後で考えると、浮世絵や焼き物等の例をあげればよかったのかしらと思いました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

全て外-試験官からの質問でした。日-試験官は下を向いて、詳細に評価しているようでした。
質問:侍はどのようにしてなるのか?  
答え:世襲によってなります。お祖父さんやお父さんから引き継ぎます。と答えたところ、(質問の意味するところが違っていたのでしょう。)さらに
質問:お祖父さんやお父さんはどのようにして?侍の始めは?
答え:平安時代には侍はいなくて、Imperial courtのServicemenであった。Securityを担当していたものもいた。その内に力をつけ、侍として、最初の幕府である鎌倉幕府を1185年に建設した。
質問:4つの身分の内で貴方はどの身分になりたいか?orどの身分が好きか?
答え:少し考えてFarmerになりたいと思っている。私の父も祖父もFarmersであったし、きっとずっと前からFarmersであったであろうから。私の住んでいる家は300年前に建てられました。今もその家に住んでいます。
それから少し質疑応答があったと思いますが、試験官二人で時計を見た後、ちょうど時間のようだったので終了となりました。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you very much. I really enjoyed the interview. ありがとうございました。
とお礼を言って、ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い出ました。

(13) 全体を通しての感想など

外国人の試験官は、声が少し小さく、Second Language のような感じがありました。発音やアクセントに聞きづらい処はなかったので、日本人を相手にゆっくり話そうとした努力の結果だったかもしれません。
Presentationの課題選びに少し迷うところがありーーお盆 or 身分制度ーー4点を説明しただけで2分になると思い、身分制度を選びました。準備の段階ではいつでも2分を超えてしまいましたので、それ程話す事はできないとの感触で臨みました。会場では、緊張のためか、2分の感覚がつかめず、ベルの音の前で終わってしまいました。
本当に緊張する性格なので、二次試験はとても不安でしたが、試験官二人とも、静かで本当に易しい性格のようで、少し安心してPresentationができたようです。笑顔やアイコンタクトもずっととれていたと思っています。Interpretationの時はメモを見る為、少しおろそかになっていました。

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