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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生74

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

NTT研修所9:00~受付の回で受験。
会場到着後、10:00面接開始まで比較的スムーズな運営。
受付でタグを渡され、首からかけて、その番号でその後の移動などを指示された。
10:00開始受験者の待機場所から、番号順に5人(?)ずつ別棟の会場まで移動。
そちらでも少し待たされ、面接室まで係員の指示で移動。
すべて、係員の指示で移動はスムーズであった。 、

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人男性40歳くらい(アメリカ人か)・・・明るい感じのよい人でした
日本人女性40代後半・・・ちょっと硬い感じで、あまりフレンドリーではなかったです

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

・名前は? ⇒ I am、、、(曽根先生の教え通りに答える)
・どこに住んでいる? ⇒  I live in Shinjuku. (外国人男性に 「新宿」に反応される
・誕生日は? ⇒ My birthday is 、、、in 1964 the year of the Tokyo Olympics ! (あえて、女性で年齢を伝えるのははばかられたが、東京オリンピックの話題に今後つながることも意識して伝えた。外国人男性には 「Oh !」と反応あり!)

(4) 通訳の日本文

そばは荒れ地や水の少ない土地でも栽培されるので、世界中で栽培されています。信州ではそのそばが生産されています。海外ではそばはクレープとして食べられますが、日本ではそばは麺として食べられるところが独特です。(実際はもっと長い文章で、え!もう一文あるのかと思う分量でした)

(5) 英語訳の再現

細かい形容詞など抜かしてしまった、、、

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

「盆栽」「御朱印」「ラムサール条約」

(7) 選択したトピック

「御朱印」

(8) プレゼンテーションの再現

I would like to talk about GOSHUIN in Japanese. GOSHUIN is the stamps collected in shrines and temples. It is very popular among Japanese and even foreign tourists recently.
Let me introduce the Shinto Shrine,,, その後仏教と神道について語る

(9) Q&Aのやり取りの再現

Q1:神社と寺の違いは?
A:一番大きな違いは鳥居があるのが神社で、寺には鳥居ではなく大きな門が構えています。
Q2 :寺には鳥居はないの?
A:昔の神仏習合の名残で鳥居のある寺もあります。
Q3:神社に行ったときのマナーについて教えて。
A:まず鳥居をくぐる前に一礼をします。これは鳥居を挟んで、俗世間から神聖な場所に入るためのマナーです。中央は神の通る道とされているので、私たちは端を歩きます。しばらくするとWooden Basin があるので、そちらでヒシャクに水を汲んで手と口をゆすぎます。
Q4:ところで天照大御神について教えて
A:天皇の祖神で、伊勢神宮に祭られています。伊勢神宮は和歌山県にあり(三重の間違えをあとから気づく(汗) )、和歌山県は日本の西方面にあります。伊勢神宮は今年サミットで各首脳が訪れた神宮としても有名になりました。
Q5:伊勢神宮のことをもっと教えて
A:伊勢神宮は20年ごとに式年遷宮といって、宮の場所を変えます。これは神道のpurificationの考えによるものです。

(10) 日本語での質疑応答の有無

無し

(11) 試験終了後のやり取り

日本人女性が「これで試験は終了します」と言われたので、「Thank you very much」と伝えた。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

全体の係員の誘導はスムーズであった。

(13) 全体を通しての感想など

今回初めて2次試験を受験しましたが、試験官の不慣れさに驚きと違和感を感じました。私の前に受験する方が欠席だったため、実際は私が試験官に対して、最初の受験生となりました。面接室の廊下で待っていると時間になり、係員の合図で、私が扉をノックして開けるということではなく、係員が扉を開けてくれました。そこで私は最高の!笑顔とジェスチャーで「Good morning!!」と発しましたが、まだ、二人の試験官は準備が整っていない様子で、ざわついていました。
最初のウォーミングアップの会話はよいとして、次の逐次通訳の出だしで、試験官が読みをいきなりつっかえて、読み直しました。(まあ、これはよしとして)そして一通り通訳した後のプレゼンのカード3枚を渡す場面で、表面で渡されたので、「え!?指示なくもう見ていいのかな?」と戸惑いましたが、何も言われなかったので慌ててみていると、「ではどうぞ」と言われました。そこで今度はタイムウォッチをセットしていなかったらしく、操作しているのを待ち、「May I start ?」と言ってから、プレゼンをしました。
プレゼンの途中で「やめてください」に気づかず、再度「やめてください」とかなり強く言われ、プレゼンは途中で泣く泣く終了しました。しかし、どう考えても2分ではなく1分だったと今でも思っています。練習での時間間隔にあまりに乖離していたからです。最初の通訳の時間配分と間違っているのではないかと大いに疑問に思いました。なぜならば、その後の質疑応答で、いくつか質問された後、外国人男性が終わろうとしたところ、日本人女性が「まだ時間があるのでいくつか質問をしてください」と促していました。
最後にお礼をもっと込めた表現で締めくくろうと思いましたが、そそくさと、次の面接の準備を日本人女性がはじめ(メモとペンの設定など)私が退出する前にちょっと失礼ではないかと感じました。
外国人男性とはおそらくよい雰囲気で進められたとは思いますが、ことごとく最初から面接の進行に疑念をいだくような感じで、これが国家資格試験の運営なのかと思うとがっかりです。
自分の英語力がどんな運営にも勝っていれば、それに越したことはないとは思いますし、実際のガイドの現場では想定外のことは起こるものといわれるかもしれませんが、あくまで、現場と試験は違います。試験官のばらつきはあるとは思いますが、そこを最小限にすることが国家資格運営には求められると思っています。結果はどうなるかわかりませんが、今回の面接には自分の英語力などをきちんと測定していただいたのか!思うと悲しくもあり、悔しい気持ちもあり、、です。

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