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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生87

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

会場:TKP品川カンファレンスセンター
13:00-13:25受付 
14:00 試験
15:15 解散
12:30くらいに品川駅について、コンビニでドリンクを買い(受付が終わると飲み物が買えず、困っている人もいたのでここで買っておいて正解と思いました)、TKPカンファレンスセンターへ。一階の廊下で立ったまま壁にもたれて待機。時間が来たらエレベーターで移動。受付が終わると部屋を移動して番号順に着席。私語禁止、通信を伴う電子機器禁止、飲み物可能です。Ipadで何かを検索していた年配の男性が係の人に注意されて、激昂していましたが、模擬面接のときに“会場に入ってからは誰が面接官か、どこで採点されているかわからないから常にいい子にしていました”という模擬面接試験官の方の経験話を思い出していました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:20代のアジア系のとびきり美人の女性
日本人:50代くらいの落ち着いた感じの男性

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

Jから名前、住んでいるところ、誕生日を聞かれました。

(4) 通訳の日本文

富山県は戦前から水田の裏作としてチューリップの球根栽培が盛んです。砺波平野がチューリップの球根の産地で今では国内だけではなく海外にも輸出しています。4月から5月に砺波チューリップまつりが開かれ、700種3百万本のチューリップが咲き誇ります。

過去のレポートから本番の日本語はすごくゆっくり読んでくれる、とばかり思っていたのですが、模擬面接よりも速いスピードですらすら~と読まれたので、メモがほとんど取れませんでした。

(5) 英語訳の再現

砺波平野の平野、チューリップの球根の球根、裏作で???となり、おそらくTonami area, tulip seedの表現しかできませんでした。裏作はスルーしました。
あと、時間が気になって、日本人面接官が時計を見るたび、すごく焦りました。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

天皇制
日本の国立公園
高野山

(7) 選択したトピック

高野山

(8) プレゼンテーションの再現

高野山の場所(大阪の隣の和歌山県を身振り手振りで)、行き方(関空から南海高野線)世界遺産に登録されていること、空海が金剛峰寺を建てたこと、空海の足跡をたどるお遍路さんがいることなど。二分以内に終えることができたと思いますが、またJ面接官が時計を見たのが気になって、もしかしたら短すぎたかも?と後で思いました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

*すべてN面接官からでした
・お遍路さんの格好は?→白い衣装と、わらの帽子、つえを持っている(身振り手振りで説明しました)
・どのような年代に人気なのか?→年配の人が多いが最近は若い人も御朱印長にスタンプを集めてたのしんでいる。
・なぜ山にお寺や寺院が多いの?→日本人は昔から山に神様が住んでいると信じ、神聖なものとあがめているので 

お遍路さんとして四国88か所霊場巡りも有名と話をしたところ
・四国と和歌山とどっちがおすすめ?→どちらも、いいところがあって、難しい!!それぞれにおいしい食べ物、よい観光地がありますよ、ともっと話したいと思ったところで終わりました。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you very muchとありがとうございましたと言って退出

(13) 全体を通しての感想など

本当は二次試験が終わってすぐにレポートを提出しないといけないところ、二次試験合格発表まで引き延ばしてしまい申し訳ございませんでした。結果として、上の内容で合格を頂くことができました。通訳のパート、プレゼン、もちろん英語が完璧にできなければいけなかったのですが、そこまでの力をつけることができないままの受験でした。ただ、プレゼン後の質疑応答が、本当に楽しくて、(なんせ、とびきりの美人がとびきりの笑顔で質問してくださったので!)通訳のパートは緊張したのと、単語が出てこなかったこともあり、がちがちでしたが、プレゼン以降は試験ということを忘れるほど、リラックスして話すことができました。
また、二次試験直前一か月間、某会社のオンラインの英会話を利用して、講師の方にプレゼンに出そうなトピックを出してもらっていましたが、二次試験の朝に受けた授業で偶然にも“高野山”のトピックで話をしており、プレゼンの三択を見たとき思わず震えました。
曽根先生がおっしゃって下さった“英語の試験でなく、コミュニケーションの試験”ということを実感できた試験でした。
幸運にも恵まれた今回の試験でしたが、今後参考にしていただけばとてもうれしいです。
江口先生、曽根先生、あゆみ先生、田中さん、模擬面接をして頂いたご活躍の先輩方、ありがとうございました。

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