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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生43

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

9:00頃に会場となる校舎へ到着。1階のエレベーターホールで係りの方から、「受付後は、ペットボトル以外の飲み物は飲めません」の旨の案内あり。持参の水筒の飲み物は飲めないのか確認すると、飲めないとのこと。隣の建物に自販機があるとのことで、購入後6階の受付へ。受付手前で携帯の電源をOFFに。
受付後、教室番号と面接順が記載された首から下げるネームプレートを受取り、首にかけた状態で待合室となる教室へ入り、決められた席に着席。私語禁止。トイレ希望者は、手を挙げて、係りの方の先導でトイレへ。
9:30より係りの方から、今日のスケジュールと移動の手順等について説明が始まる。会場内での飲食について、あめ、ガム等は禁止、ペットボトルの飲み物のみ可。参考書はOK。
その後、面接順1番のグループから順に移動が始まる。私は面接順4番(最終グループ)で移動。試験前待機の教室へ。
10:00少し前から面接順1番のグループが試験会場へ移動。面接順4番のグループは、10:40頃までその教室で待機し、その後移動。各教室の入り口手前にイスがあり、そこに座り待機。係りの方から「このあと、準備が整ったら中から先生がドアを開けますので、入室してください」の旨説明あり。さらに、「この試験会場は、入り口のドアのノブが取れてしまって前のドアが開かないので、後ろのドアから入室となりますので、先生の前まで少し歩く距離があります」との案内あり。状況がよくわからず、少し戸惑いました。
その説明を受けるとすぐ中からドアが空き、日本語で「どうぞお入りください」と声がかかりました。後ろのドアからの入室とのことで、面接官の方は、後ろ向きの状態でしたので、お顔が見えるところまで歩いてから、「Good Morning」とご挨拶をしました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:40代くらいの男性
(笑顔はなく、真面目そうな雰囲気。)

日本人:30代前後の女性(ハーフの方?)ドアを開けてくださった時から笑顔。こちらが話す間も、うなずきながら、笑顔で聞いていてくださいました。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

Jより、名前、出身地、誕生日を聞かれる(その他の質問はなし)

(4) 通訳の日本文

日本では、北海道以外の地域で、梅雨と呼ばれる雨季があります。梅雨は春と夏の間に・・・・。(忘れました。。)日本列島は、南北に長く伸びているため、北の東北地方と、南の沖縄では、梅雨の時期には1ヵ月の違い?があります。梅雨は、農業にとって重要で、稲作にとっては特に重要です。

(5) 英語訳の再現 

Japan has・・・で始めたかったのに、There isと言っていたので、そこからつなげて話しました。「雨季に1ヵ月の差がある」の部分がうまく訳せませんでした。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.たこ焼き
2.待機児童問題
3.伏見稲荷(?)

(7) 選択したトピック

たこ焼き
カードが3枚あり、3枚を見比べて、「たこ焼き」で行こう!と決めて、1番上にあった「たこ焼き」のカードを見ていると、Jから日本語で「トピック決まりましたか?」と聞かれたので、「はい」と日本語で答えると、「では、30秒計ります」とのことで、決めるまでの時間はカウントされませんでした。

(8) プレゼンテーションの再現

たこ焼きは、日本で人気のスナックです。丸い形で(指で大きさをジェスチャーしました)小麦粉といろいろな野菜でできていて、一番大事なのはたこです。鉄板の上で作られます。トッピングにはソースと鰹節と青のりがあります。大阪は、たこ焼きで有名な場所です。たくさんのたこ焼き屋があって、味もいろいろあります。ソース味やしょうゆ味のものもあります。もし大阪に行く機会があれば、いろいろなたこ焼きを食べてみてください
という内容を伝えたくて、一生懸命話しました。ただ、時間が1分30秒超えたのかどうか、模擬試験よりだいぶ早く話終えてしまったような気がします。(早口になってしまったと思います)また、後から思い返すと、文法のミスやら、そもそも文章として成り立っていたのかなど、怪しいです。ただ、沈黙にはならずに済んだので、そこはよかったです。

(9) Q&Aのやり取りの再現

N:たこ焼きの上にかけるトッピングはどんなものがあるか? 

私:(プレゼンでもトッピングの話をしたけど、きちんと伝わってなかったかも、、と思いながら、)ソースと鰹節と青のり(思い出せず、「dried seaweed flakes we call it のり」と言った気がします。マヨネーズをかける人もいます。

N:大阪のたこ焼きと関東のたこ焼きの違いはなにか?

私:関東のたこ焼きは、多めの油で揚げている感じのものがある。表面がクリスピー。大阪のたこ焼きは、表目が柔らかい(のように答えたと思います)

N:「 OK. This is a final question.」の後に 「たこ焼きを買うのは簡単か?」

私:はい。銀だこというお店が駅の周辺にあるので、簡単に買えます。

Nから、「では以上で試験は終わりです。お疲れ様でした」と言われ、あっというまだったので、びっくりしながらも、「Thank you」と言って荷物をまとめて退出しました。

(10) 日本語での質疑応答の有無 

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り(もしあれば)

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

そのフロアの教室で試験をしている受験生(6~7人くらい)が全員そろうまで、廊下にあるイスで待機してから、試験後待機室の部屋へ案内されました。とにかく、終わった-!という感想が一番でした。

(13) 全体を通しての感想など

10:00からの面接でしたが、自分の面接順は4番目だったため、順番が来るまでの待ち時間が長かったです。 試験自体は、終わってみるとあっという間でした。特にQ&Aは、模擬面接より質問も少なく、「あ、もう終わりなんだ」という感じでした。模擬面接で鍛えられたおかげと思います。
面接が始まるまで、シーンとした教室の中で待っているので、緊張感が増します。CELの教材を見たり、ペットボトルの温かいお茶を飲んだりして待っていました。とにかく、明るく楽しい雰囲気で終わることができるように、緊張感にのみこまれないように、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせながら待っていました。
1年前、自分がこの面接で、面接官と英語でやりとりするなんて、夢のまた夢というか、想像もできなかったです。先生方、スタッフの皆様、一緒に学んだ仲間、家族の協力、たくさんのみなさんのお力を頂き、この日を迎えることができました。ありがとうございました!


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