| この質問に対する回答はすこし長くなりますが、とても大切なので是非お読みください。
英語の勉強をするための教材は本屋さんに行けばたくさんあり、中には内容的に優れたものがあるのも事実です。そういった教材を地道にこなしていけば、着実に英語力をアップさせることは可能です。しかしながら、大人になってから、会社員ならば仕事をする傍ら、主婦の方なら家事をしながら、1人で孤独な勉強を継続するためには、類いまれな忍耐力と精神力が必要です。人間弱いもので、そういったことができる方は、残念ながらめったにいないのもこれまた事実です。
そこで、ふつうの精神力と忍耐力を持った人が英語の勉強を続けるために、英語の資格試験を利用するのが効果的です。試験合格という強いインセンティブと目的意識を持った上で学校に通えば、同じ目的をもって努力するクラスメートがいて、勉強を継続する環境が整います。そうすれば「大きな流れ」に乗って、英語の勉強を継続することができます。どんな勉強でもそうですが、語学の勉強は特に「継続」することが一番重要です。短期間であっという間に英語力がアップする、ようなことは逆立ちしてもありません。英検2級レベルの方ならば、最低でも半年とか1年間は、寝ても覚めても英語漬けという期間を持たずして、「本物の英語力」を身につけることは不可能です。これは断言できます。
では、どうして通訳ガイド試験や英検1級なのでしょうか?TOEICなどではだめなのでしょうか?
答えは、「本物の英語力をつけるために最適な資格試験は、通訳ガイド試験や英検1級しかない」のです。たとえば、TOEICなどの試験はパターン化された択一式の試験であり、その受験対策ばかりやっていても、点数は上がっても、本物の英語力はつきません。第一、TOEICでは、話す/書く能力は一切問われません。TOEICの役割は、「その人のある時点での英語力」をはかる「道具」という位置付けを忘れてはいけません。「道具」を「勉強」しても、点数は上がっても「本物の英語力」はつきません。たとえて言えば、体力測定みたいなものです。体力測定の「道具」「手段」といえば、垂直飛び/反復横飛び/握力測定/背筋力測定/踏み台昇降などがすぐに思い浮かぶと思います。でも、基礎体力を増強するのに、ふだんそのような「道具」や「手段」を使いませんね。アスレチッククラブに行ってもそんな「道具」「手段」でトレーニングはしません。そこでは、各種のトレーニング器械/ランニングマシン/プールなどを利用して日々地道に体力増強に励む必要があります。その日々の努力の結果を、わずかの時間で効果的にはかるのが体力測定です。TOEICもまったく同じように「英語の体力測定器具」なのです。これは大切なことなのですが、多くの方が正しく認識していません。
ただし、「本物の英語力」なんていらない、就職や転職や昇進などのために、とにかく短期間でTOEICの点を上げたい!という人はもちろん、ひたすらTOEICの勉強をしてもよいと思います。
これに対して、現在の通訳ガイド試験と英検1級は、読む/書く/聴く/話すの総合的な英語運用能力が問われる洗練された試験です。英検1級や通訳ガイド試験に挑戦する人を見ていますと、「本物の英語力」をつけて、自分のキャリアアップをはかりたいと真摯に勉強をする人ばかりです。通訳ガイド試験は、語学関係で唯一の国家試験で、本来職業として通訳ガイドになるための職業資格認定試験です。ところが、通訳ガイド試験英語合格者の中で、合格してすぐにプロの通訳ガイドになる方は、毎年全合格者のせいぜい10%程度(20名程度)であるのが実情です。残り90%の人は、「本物の英語力」を身につけると同時に手に職の証明である「国家資格」を得るという一石二鳥をめざしているわけです。当校のスタッフも、日本人Teaching Staffとカスタマー・サービス担当の全員が通訳ガイド資格を保有していますが、受験動機は「本物の英語力」を身につけることであって、プロの通訳ガイドになるためではありませんでした。もちろん、将来この資格を活かして語学のプロとして活躍する可能性を手に入れる、という動機があったことは事実です。
以上、私どもCEL英語ソリューションズ のスタッフが、長年にわたって英語教育に携わり、英語の勉強方法について豊富なカウンセリングを行ってきた中から生まれた信念です。
ご不明な点、ご質問、ご意見、ご感想などがございましたら、お気軽にご連絡ください。<info@cel-eigo.com>
|