英検1級コース受講生の体験記

CEL受講生の体験記

英検1級試験合格者の声

プロのすごさを感じました


松原 明さん(技術士)


<娘に負けないように英検1級に再挑戦>

 英検1級の受験は15年振りである。豪州への数年間の赴任を目前にして思いついたように書店の店先で受験申し込みをしたことを覚えている。その頃幼かった娘も大学生となり、いつの間にか英検1級を受けるようになっていた。常日頃、子供に対して「勉強しなさい。」とか「宿題は済ませたのか。」とうるさく言っていた手前、追い抜かれるという事態は許されないことであるように思えた。2006年の正月、「今年は英検1級をとる。」と決め、本棚の奥にしまい込んであった黄色く変色した1級の参考書をひっぱり出した。

<試験内容の変貌ぶりに衝撃>

 久し振りの試験会場(東工大)では2つの大きな衝撃が待ち構えていた。インターネットで申し込んだのが原因なのだろうか、周囲の受験者がどう見ても小学生ばかりではないか。中には母親が同伴受験している者もいた。また、試験内容の変貌ぶりにも驚かされた。

 自信のあったリスニング試験の分量が増えていたのは嬉しかったが、日本語が問題文にも回答にも全く登場しないことに慌てた。結果は予想通り、リスニング試験を除いて惨憺たるものであった。

<CELでの特訓3ヶ月>

 私はエンジニアであり、難解な課題やシステムは特性別にモジュールに分類、分解して考えると比較的簡単に扱えることや、同一製品を専門に扱っているメーカーのノウハウの素晴らしさについては体験的に身にしみて感じてきた。英検という試験についてもおそらく同様の解決方法(ソリューション)がベストではないかと直感した。英検1級を専門に扱う学校は都内でも数校しか見つからなかった。その中の1つ、数年前に購読して記憶に残っていた1冊の本「英語で語る日本事情」(Japan Times 社刊)のカバーに小さな文字で印刷されていたソフトウェア会社のような学校名の「CEL英語ソリューションズ」を選択することとした。

 2006年11月初旬の開講日から休まずに、Buildup Reading&Listeningコース(週1回水曜夜間)とセットになった英検1級1次模擬試験コース(週1回金曜夜間)に通学した。1級1次模擬試験コースでは、毎回、おそらく実際の試験問題よりも2,3割は難しいオリジナルの模擬試験を受験し、翌週にその結果を受取り、自己反省を迫られるという運動部の練習のような3ヶ月であった。受講生の中での偏差値が下がると結構がっかりするものである。毎回、授業終了後に配布されるリスニング試験を収録したCDをMPプレーヤーに録音して、通勤電車の中で反復して聴いた。授業についても、日中の仕事で疲れた頭には、女性講師の方が眠くならず、また声も男性の声よりもはるかに聞き取りやすいと思った。田中美智子先生の、「ここまで来たら、CELを信じて、配られた教材だけを確実にマスターしてください。」のアドバイスは、判断することに疲れ始めた頭には分かりやすかった。確かに、学習に使える時間と記憶できる量が同じならば、迷っているだけ無駄である。

 同時に受講していたBuildup Reading & Listeningコースは1級1次模擬試験コースよりは若干易しい内容だったので、気楽に受講することができ、ペースダウンしがちな自分自身の英語学習エンジンをかけなおすには最適であった。

 こうして少しだけ自分自身を英語漬けに追い込んだ3ヶ月間。いよいよ本番の2007年1月、英検1級1次試験を受験。同月末に、1次試験の合格通知をうけとった。想定外であった。あわてた。

<CELを全面的に信頼した2次対策>

 ここまで来たらプロに任せようと思った。CELのオフィスに電話をすると2次直前Intensiveコースを勧められたので、2次試験までの10日間に4回参加した。ここでは、2次面接試験はエッセーライティングと要領は同じで、モジュール化での対応が可能なこと、試験官に対してもサービス精神の発揮が大切なことを学んだ。

 2次試験会場の上智大学の門を出たとき、お堀の風がとても爽やかに感じられた。

 受講を開始して4か月、合格証書を手に魔法にかかっているような気持である。短期間で合格を手にさせてくれたCELのプロのすごさに感心しきりである。

 早く娘にも追いついて欲しいと思う。



本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に