英検1級コース受講生の体験記
英検１級の資格で第一希望の会社に内定！水野 由佳里さん（大学生）
＜学生時代のうちに最高峰の１級に挑戦＞ 中学で英語を勉強し始めたときから英語が好きで、大学受験用の資格の一つとして高校３年時に英検準１級を取得しました。家族も英検１級を取得していたことや、TOEICと違い一生物の資格として残る資格であることから、大学時代は最高峰レベルの１級に挑戦しようと思いました。 ＜１次試験対策：密度の濃いオリジナル模擬試験＞ 試験内容を確認する気持ちでとりあえず受けた初めての１級試験では、語彙問題が半分位しか得点できず、自分の語彙力不足を強く認識しました。他方、長文読解と英論文は安定した得点源になることがわかったので、苦手な分野を補強し、得意分野を伸ばす方針で勉強していくことに決めました。就職活動に間に合わせたかったこともあり、効率的に1次試験を突破する必要性があったため、以前CELに通って英検１級に合格した家族の薦めで、CELの英検１級１次試験対策コースに入学しました。 CELでは、毎回前半にオリジナルの模擬試験があり、後半で解説授業があります。解いたばかりの模試の問題解説を、その場ですぐに聞くことができるので、試験中に抱いた疑問点が解消されますし、問題に対する理解も深まります。また、リスニング問題を収録したCDを頂けるので、自宅で何度も聴いて復習しました。本試験同様のリスニング練習を重ねることで、着実にリスニング力が向上したことを実感できました。模擬試験の答案は、毎回、採点・添削された上で、個人別の詳細な成績表とともに、次回の授業で返却されます。成績表には、問題ごとの偏差値や得点率までが出されているので、モチベーションの維持に役立ちました。丁寧に添削されて返却される英論文の答案は、自分ではわかりにくい文法のミスを把握するのに最適でした。 ＜２次試験対策：本番さながらのスピーチレッスン＞ 1次試験合格後は、引き続きCELで２次試験対策コースを受講しました。このコースでは、５～６人の少人数クラスで、ネイティブの先生が試験官役になって、毎回１人２個づつスピーチを行います。事前にトピックリストが与えられますので、その中から２個スピーチを用意して授業に臨みました。各スピーチにはEvaluation FormにDan先生がコメントを加えて渡して下さいます。このFormでは、本試験の評価基準と同一の①short speech ②interaction ③grammar and vocabulary ④pronunciation等の項目についてそれぞれ評価がなされますので、自分のスピーチがどのような出来だったのか復習する際に分かり易くて助かりました。 授業でのトピックリストの他に、本番で出そうだと思った最新トピックについては、英字新聞等を利用して自分でスピーチを作成する作業を続けました。 ＜本試験問題が易しく感じた１次試験＞ 試験前日は睡眠時間をたっぷり確保して、本番に臨みました。１次試験は、やはり苦手な語彙問題に手ごたえがなく、受験中に不安が募りましたが、得意の長文読解を解いている内に気持ちが落ち着いてきました。英論文は、CELの模擬試験で添削された答案を何度も何度も見直して書き直す作業が実を結び、本試験では２８点満点中２４点を得点することができ、結果的にこれが1次試験突破の決め手となりました。普段からＣEＬで模擬試験に慣れていたこともありましたが、本試験がCELの模擬試験問題よりも易しく感じられたことには驚きました。 ＜先生の励ましの言葉を思い出した２次試験＞ ２次試験は、授業で扱ったことがないトピックで一瞬焦りましたが、Dan先生が授業の中で「よく出来ているから、どんなトピックが出題されても大丈夫ですよ」と言って下さった言葉を思い出し、落ち着いてスピーチをしました。それでも確かな手ごたえがあったわけではなく、試験結果が送られてくるまでは不安で一杯でした。合否通知葉書が送られてきて、“合格”の二文字を見たときは、これまでの努力が報われた気がして自然に涙が出てきました。 ＜英検１級のおかげで第一希望に就職内定！＞ 英検１級を保有資格欄に書いて臨んだ就職活動では、帰国子女ではないのに地道な努力で１級を取得した姿勢が企業から高く評価され、第一志望の企業から内定を頂くことができました。就職後は、仕事で海外へ行く機会が多くなるので、今後も英語の勉強を続けていくつもりです。 最後になりますが、就職活動中ということもあり、授業の振替受講などに度々対応して下さったCELのスタッフの方々、素晴らしい内容で、同時に楽しい授業で実力をつけて下さった先生方、そして、CELに通わせてくれた両親に、この場を借りて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました！
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