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通訳ガイド試験合格者の声
<2005年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELのおかげで一歩進んだ人生

安達 留美子さん(CD-ROM受講)

<通訳ガイド試験受験までのいきさつ>

 本格的に英語を学ぶ機会を得たのは、結婚してすぐの夫のイギリス駐在時です。更にその後2年間のアメリカ駐在時にも、英語を学ぶことができました。

そうした経験と英語好きなことから、子供が少し大きくなってまた仕事ができるようになったら、何か英語の仕事がしたいといろいろ試していました。翻訳の学校に大きなお腹を抱えて通っていたときもあります。理系出身だったので技術翻訳を学びましたが、どうも私には向いていないようでした。下の子供が幼稚園に入って子育てが一段落した頃から、今度は通訳ガイドの資格を取りたいと思うようになりました。

<CELに出会う前、1度目のチャレンジ>

 まずは、自力で勉強して受験してみることにしました。市販の通訳ガイド試験関係の本を何冊も買い、過去問などを解いてみましたが、客観問題はともかく、記述式の問題は自分の答えが合っているのか、どのくらいの得点になるのか見当もつきませんでした。それに市販の本は過去問しか出ていないものばかり。問題数が少なすぎます。勉強の仕方がまるでわかりませんでした。

 そんなこんなで、落ちるのは承知でまず一度受けてみることにしました。本試験は見た目はあまり難しくありませんでした。簡単そうに見えるということは合格ラインが高いということ、当然不合格でした。

<CELでの1年半>

 不合格通知が来て、やはり独学では難しいと悟り、学校選びを始めました。ホームページでCELの学校内容をよく読んでみると、「本物の英語力が身につけば合格できる」というCELの明確な方針に共感できましたし、心配していた受講料金も主婦に嬉しいものでしたので、CELに入学することに決めました。

 まず、春の開講まで時間があったので、2003年度秋期の通訳ガイド1次試験コースのCD-ROM教材を購入して勉強しました。翌春からは通訳ガイド1次試験対策コースと日本事情コースの2本立てで、今年こそ絶対に受かるという意気込みで勉強しました。日本事情コースは、長い英文の難度がかなり高かったですが、日本に対する興味が広がったという意味で、これぞCELの通訳ガイドコースの醍醐味といった内容でした。通訳ガイド試験のために頑張る気持ちが続いたのはこのコースのおかげ、といっても過言ではありません。

 飽きっぽい私が通信受講でどこまでできるのかと最初は不安だったのですが、江口先生の授業は本当に面白くて、最後まで予習・受講・復習を続けることができました。ただの英語、ただの歴史ではなく、いろいろな分野に興味が湧き、視野が広がる授業でした。通信受講でも質問メールにはすぐに解答メールが届きましたし、不便を感じることはありませんでした。小さな子供がいるので、教室に通って受講できない私のような受験生には、CELの通信受講は本当にありがたいシステムでした。

 夏近くなってから、今までの”Practical Reading and Questions”で新しく学んだ語句や、”Composition”のKey Expressions和文英訳を全て抜き出したメモを作成しました。特に和文英訳は書き方のコツを覚えるためにも丸暗記に努めました。反省を言えば、もっと早くまとめておけばよかったと思います。和文英訳は苦手意識があったので、”Composition”の”Passage”をすらすら書けるように、また言えるように練習しました。

 直前対策コースは、もちろん英語試験コースも日本語試験コースも受講しました。特に、日本語試験コースのCELオリジナル教材の日本史・日本地理・一般常識の各ワークブックは、直前の総まとめとして非常に役立ちました。

<2度目のチャレンジ>

 今度こそ、という意気込みが災いしたのでしょうか、そもそも実力がまだ足りなかったとも思いますが、2004年度は、またしても1次試験で不合格でした。時間もパワーも通訳ガイド試験にかけ過ぎてしまったのか、全てに自信が持てなくなり、行き詰まった感に襲われていたところで、夫の助言で少し別の道を開くことになりました。児童英語教室を自宅で開くこと、です。

<仕事、そして3度目のチャレンジ>

 仕事に加えて家事・育児で忙しくなり、幸い仕事はとても楽しいのでよかったものの、私自身の勉強の時間はほとんどなくなってしまいました。2005年は受験はやめようかとも思ったのですが、ダメもとで受験することに。CELから受験願書を送っていただき、出願締切日ギリギリで申し込みました。

 まず、“通訳ガイド試験対策240分”を受講しました。そこで教わった「学習のポイント」を元にして、英語はJapan Times Weeklyの記事を毎日1つは読んで要約することと、前年作ったメモを見直して和文英訳の例題を覚えなおすこと、日本語試験用には前年度の直前コースのワークブックを覚え直すことを実行しました。日本史については、日本史の雑学の本をこの1年で読み漁っていたので、いろいろな人物や事件について知識が知らず知らずに増えていたのもよかったようです。地理では、ニュースや旅行番組などで見聞きしていたことも役立ったようです。アンテナを張っていれば情報は入ってくるものなのですね。

<2次試験対策Intensive Classes>

 予想外の合格で、運がよかったのかなと思って喜ぶのも束の間、次はすぐに2次対策の勉強です。CELのIntensive Classには2回参加しました。3~4人1クラスで模擬面接が一人3回行われ、自分のときだけでなく他の受講生の模擬面接のときも、緊張して自分ならどう答えるか考えていました。授業は本当に充実していて終わるとぐったりしましたが、ネイティブの先生からは、自分の問題点を的確に指摘していただけて、家で練習するときの良い指針になりました。

<とうとう通訳ガイド試験に合格!!>

 今年は1次試験に受かったのももうけもの、2次試験は来年でも、とも思いましたが、できれば一度で決めたいもの。最初はあまり緊張していませんでしたが、本試験が近づくにつれて、徐々に緊張が高まってきました。

 本試験当日、面接室の前で自分の順番を待っている時、前の受験者と面接官の楽しそうな笑い声など聞こえてきて、「笑いまで取れるなんてスゴイ」と妙なところで感心してしまう一方で、不安な気持ちも高まってきました。私が面接試験で尋ねられた質問は5問。そのうちの1問は、なんとDan先生のNewsletterに出ていた予想問題とまったく同じでした!

 緊張して、なかなか思うように単語が出てこない、リラックスできていればもっとスラスラ話せるはずなのにと、歯がゆい思いもしましたが、終始目線を3人の面接官に配って、にこやかに話せたのが強いて言えば勝因だったのでしょう。あとは、普段子供たち相手に英語で話しているというのが、実は役立ったのかもかしれません。

 通訳ガイド試験に合格して、もう江口先生の講義が受けられないのは寂しい限りですが、CELのおかげで、英語の面でも人生という意味でも一歩先に進むことができました。今後通訳ガイドとして仕事をしていくためには、更なる勉強が必要ですが、それもまた楽しみです。

 本当にありがとうございました。



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