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通訳ガイド試験合格者の声
<2005年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELで巡り会った良い指導者と良い仲間

井上 洋子さん(通学受講)

<通訳ガイドへの憧れを胸にCELへ>

 漠然とした通訳ガイドへの憧れを、現実の努力目標として私自身のなかで捕らえ始めたのは、末の子供が中学に入り自分の時間が持てるようになったころでした。既に通訳ガイドとして仕事をしていた友人に相談したところ、CELが良いと紹介され、無料体験授業を申し込んだのがCELとのかかわりを持つようになった第一歩でした。

 通訳ガイド試験に必要な基礎力固めに最適ということで、まずBuildup Reading & Listeningコースに出席させていただきました。その教材内容の濃さ、新鮮さ、取り扱う題材がタイムリーなこと、さらには花野先生の的確な指導に、授業の終わった直後にはもう入会の手続きをしておりました。Buildupコースを一期受講する間に、花野先生には様々なトピックを英語で読む楽しさ、耳から聴く英語で大意を把握する要領を、楽しみながら教わることができました。

<魔法のような江口先生の授業>

 その後引き続き、江口先生の通訳ガイド一次英語筆記試験対策、日本事情、日本地理・歴史・一般常識対策の各コースを受講しました。英語筆記試験対策コースの授業では、毎回2題の英文読解、Vocabulary Quiz、長短2種類の英作文と、1回の授業用テキストの中によくぞこれほどと思うほど中身が凝縮して詰め込まれておりました。江口先生の流れるような日本語訳と解説授業に、魔法をかけられたように2時間があっという間に過ぎてゆきました。予習をして理解できなかったところ、理解の浅かったところが授業の中で深められていく、疑問が解けてゆく楽しさと爽快感を常に感じさせてくれる時間でした。

 地理・歴史・一般常識の授業については、江口先生の博識さと日本語で学ぶことのできる気楽さ、そして共に学んでいたクラスメイトの探究心などの相乗効果が、より一層楽しみな時間にしてくれました。副教材の「旅に出たくなる地図」「図説日本史」は常に居間のテレビの横に置き、ニュースや新聞記事で話題になったものはその場で確認するようにしていました。

 特に、地理・歴史については、江口先生オリジナルのテキスト「ワークブック」の内容を何度も繰り返すことが一番だと思い、常にバッグの中に携帯して、電車やバスの移動の時には復習を心がけました。自宅にいるとつい気が散ってしまうのですが、交通機関の中は短時間であっても集中できる良い機会でした。実際、通訳ガイド試験に必要とされる地理・歴史の知識と内容は、全て「ワークブック」の中に網羅されていました。また、中学で歴史と公民を学んでいた息子も随分私の勉強に協力してくれました。

<工夫して勉強時間をやりくり>

 私は週3日フルタイムで仕事をしています。出張や会議への出席等もあり、スケジュールを自分の思うように調整できないこともありました。でも試験までの半年間は、どんなことがあっても火曜・木曜の午前中は予定を入れないようにしました。意志の弱い私は、一度休んでしまうとその状態が当たり前になってしまいますし、あとで復習用のCDをレンタルしても、その授業を聴くこともしないかもしれません。ですから仮に予習ができていなくても、とにかく火曜・木曜の午前中はCELの教室に行って座る、ということを自分自身への最低限の課題としました。(実際には予習をまったくしなかったことは無かったような気はしますが・・でも英作文ができていなかったことは何度もあったような・・)

 平日は仕事を終えて帰宅すると、夕食の支度と片付けで疲れ果ててしまい、テキストを開いたまま(勉強への思いはあるのですが)眠ってしまう毎日が続きました。それで、ある時期から夜の学習をあきらめて、朝1時間早く起きることにしたのです。子供たちの弁当作りを始める6時までの一時間、しかも誰も起きていない静かな時間が私の英語学習のための最高の時間でした。主婦の皆様、細切れの時間でも積み重なれば大きな力になることを信じましょう!

<2次試験対策>

 一次試験合格後は、すぐに2次対策です。しかも時間がありません。わらにもすがる思いで、CELのIntensive Classに5回参加しました。一次試験に合格できると思っていなかった私は、合格発表までの時間を友人との交流に費やし、ほとんど準備をしていなかったので大慌てだったのです。

「来年もあるという気持ちではなく一次試験合格の勢いで、二次試験も突破してしまいましょう」という江口先生のアドバイスを信じて、とにかく自分ができることをできる範囲ですることをモットーに短期集中で勉強しました。日本国憲法の1条・9条等を英語で覚えたり、自分なりに外国人を案内するルートを地域や季節毎に組み立て英語で説明できるようにぶつぶつ喋っていました。Dan先生の教えに従って、オリジナリティーのある中身を伝えたいという気持ちで、回答例の暗記は避けました。

 本試験での実際のインタビューはアッという間の時間でした。カナダ人試験官の質問を曖昧に理解したまま答えてしまい「回答が、僕の質問から少しずれているよ」と言われ、あわてて軌道修正!したり、私の答えに頷いてくれている日本人試験官の態度にちょっぴり自信を持ってみたり・・・

 でも年末年始をはさんで、1月末の2次試験合格発表までの時間の長かったこと、長かったこと!

<CELで得たもの>

 こうやって勝ち取った通訳ガイド資格ですが、私がCELで学んで一番良かったと思うことは、良い指導者と良い仲間に出会えたことです。暖かい雰囲気の中でお互い励ましあい、新しい発見をしたときはそれをクラスで伝え、自分だけの知識に留めずさらに発展させました。間違えてもそれを恥ずかしいと思わなくてもよい暖かい雰囲気がCELのクラスの中にありました。時には気持ちが落ち込み、勉強への意欲をなくす時もあります。そんな時、親身になって話を聞いてくれる先生や友人たちと出会えたことが、通訳ガイド試験合格以上に私にとっては大切なことであったように思えます。

 CELで出会った皆様、これからもよろしくお願いします。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
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