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通訳ガイド試験合格者の声
<2005年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELで学んだのは“あきらめない根性”

小嶋 秀史さん(通学&Internet受講)

<CEL入学に至るまで>

 2000年に会社を辞めて独立したことをきっかけに、なにか収入の支えになる資格を取得しようと思いたったこと、そして会社員時代、海外出張が多かったにもかかわらず、外国人に対してまともに日本のことを説明できなかったくやしさなどがきっかけとなって始めた通訳ガイド試験への挑戦でした。しかしながら、思いたった時の私の英語力は、おそらくは英検2級程度かどうかのレベルだったと思います。

 最初は単語や熟語を必死で覚え、英字新聞を読んだり、ニュースの英語放送を聴いたりして勉強をしましたが、1回目の受験は失敗。翌年は仕事の都合で受験せず。

 なかなか安定した英語力が身に付かず、継続的な勉強が必要と感じつつも、どのような勉強が良いのか分からず途方にくれておりました。やはり独学では効率も悪いし、甘えも出る。通訳ガイド試験対策のスクールできちんと勉強する必要性を、次第に強く持つようになっていました。そんな折にふと目にしたのが、NHKラジオ「ビジネス英会話」のテキストに掲載されていたCEL英語ソリューションズの広告。“本物の英語力”という言葉に魅力を感じ、単に通訳ガイド試験対策にとどまらず、英語の総合力を養うにはうってつけと思いました。

 早速CELのオープンスクール(無料体験授業)に参加してみました。授業中に、英文和訳を10分程度で行うミニテストが行われたのですが、私は半分も訳せないうちにタイムアップ。ところが、クラスの受講生の方々は江口先生の問いかけにどんどん答え、自分の解答を発表していきます。ものすごい差を感じた私は早速CELに入学して勉強を開始。それまでの単語・熟語暗記中心の勉強スタイルを180度改めることになりました。

<1次試験対策>

 CELのクラスでは、江口先生の解説授業がテンポよく進んでいきます。江口先生は「声が良い」というのでしょうか、とても聞きやすく心地よい声なので、内容が頭にすんなりと入っていきます。授業では、政治、経済、文化、科学、環境など幅広い分野に関する英文に数多く接することで、広い視野で英文の背景にある作者の論点をつかむよう、繰り返し特訓が行なわれます。たとえわからない単語がでてきても、文章全体の方向性から作者の意図をたぐり寄せ、限られた時間の中で文章を解釈していきます。そして、その中で重要な表現や言い回しを覚えていきます。江口先生の授業を受けて行くうちに、英字新聞を読むのが楽しくなったことからも、CELの授業が大変有意義な勉強方法だったことが分かります。

 とはいえ、模擬試験では偏差値60をなかなか突破できず、自分でも勉強方法がわからなくなってしまいましたが、とにかくCELのテキストを最低5回は繰り返し復習し、テキストの課題英文は暗記、英作文も20回くらいノートに書いて反復練習を行いました。

 この訓練のおかげで、2002年の1次試験は突破しましたが、残念ながら2次試験は失敗。2003年は仕事の都合で受験を見送りましたが、この間もCELの通信受講で勉強を続けておりました。これは一重にCELの通訳ガイドコースの教材で取り上げられている英文がおもしろく、興味を持って勉強することができるからです。

 2004年度は試験方式が変更になり、かつての3次試験の内容(日本地理・歴史・一般常識)を並行して勉強せざるを得ませんでしたが、CELで勉強して積み上げてきた英語の実力は自分でも信じられないほどアップしており、日本地理・歴史・一般常識の準備に十分な時間を費やすことがでました。その結果、再度1次試験に合格することができました。

 CELで勉強を始めてからは、CELのテキスト以外は、毎週日曜日に買う英字新聞を読むだけで、他には一切何も手を出しませんでした。

<2次試験対策>

 2004年の試験方式変更にともない、2次試験に不合格の場合、翌年の1次試験が免除されるということも心の中にあり、仕事が忙しくなったことを理由に、ほとんど準備をしませんでした。

 本番の2次面接試験では、試験官と単なる会話のやりとりをしたにすぎず、「通訳ガイドとして日本のことを説明する」には程遠いもので当然不合格でした。

 2005年は、CELの2次対策コースで勉強を始め、毎週土曜日のクラスに参加しました。少人数のこのクラスでは、とにかく話す内容を常に意識しなければなりません。頭の中で何を話すかを組み立てながら英語を話さなければならず、文法を気にすると内容が繰り返しになるなど、大変キツイ授業でしたが、実力アップには確実に有効な手段でした。担当講師のDan先生は、面接試験の際の質問に対して、何をどのように話すべきか、常にポイントを絞って教えてくれたのもたいへん役に立ちました。

 11月の本試験直前には、できるだけ2次対策Intensive Classに参加し、とにかく話す内容を組み立てられるよう努力しました。おかげで、本番前にはどんな質問がきてもそれなりに答えられるはずだ、という自信がつきました。

 また、この頃から同じクラスの仲間と情報交換したり、励まし合うことができたのも、とても心強く感じました。

<2次面接試験>

 本番の面接試験では6つの質問が飛んできました。4問目くらいから、極度の緊張状態に陥りましたが、CELでの特訓により内容を組み立てながら話すという癖がついていましたので、6問とも最低限の応答はできたかと思います。1年前の面接試験とは大違いの状態で試験を終えることができ、終わった瞬間とてもうれしく、また充実感につつまれていました。あまりのうれしさに、帰り道に自分へのご褒美として、1本2万円!もするワインを買ってしまったほどでした。

<通訳ガイド資格を手にして>

 国家資格を手にするまで5年くらいかかるかなと思っていたら、本当に5年かかってしまいました。でも、CELで勉強していなかったらきっとあきらめていたと思います。ここまで続けることができたのは、CELの楽しい雰囲気ながら厳しい授業、卓越したテキスト内容、そして常に駆り立ててくれた先生方とスタッフの皆様のおかげです。

 最後に、今後通訳ガイド試験をめざされる方にメッセージです。やはり国家試験に合格するのはとてもうれしいことです。今までの苦労など吹き飛んでしまいます。しかしながら、合格まで近道がないのも事実です。世の中には、「・・・を聞き流すだけで」とか「毎日たった数十分だけで・・・」といったうたい文句の英語教材がいっぱいありますが、そのような勉強法ではCELの言う“本物の英語力”は身につけられず、試験合格はおろか、英語を使って日本と海外との橋渡し役になるというのはまず無理でしょう。 

 また、英語を一見流暢に話すことよりも、英語で“何を”話すかのほうがはるかに重要です。話す内容を豊かにするためには、普段から新聞を読み、ニュースの内容に関心を持ち、日本の文化・歴史・社会・習慣など様々なことに興味をもつこともまた大事です。この点でも通訳ガイド試験は、英語の勉強をしながら、日本の文化や習慣を知り、自分の国にもっと興味を抱くようになる、とても「いいもの」です。ぜひチャレンジなさってみてください!



本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
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