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通訳ガイド試験合格者の声
<2005年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声継続は力~夢はかなう

長野 嘉子さん(CD-ROM&Internet受講、群馬県在住)

<私と通訳ガイド試験>

 私が通訳ガイドという仕事の存在を知ったのは30年も前のことです。父が学生時代に通訳ガイド資格を取り、学生の花形アルバイトだった当時の自慢話を聞きながら育った私は、自然に通訳ガイドという仕事に憧れるようになりました。大学時代は望みどおり観光を専攻したのですが、卒業後は、就職、結婚、子育てと、まったく英語にも観光にも関わりのない生活で毎日が過ぎていきました。これでいいのだろうか?私はこのまま平凡な生活で日々を過ごして青春時代の夢を実現しなかったと、人生を終わるときに悔いは残らないのだろうか?

 私が通訳ガイド試験への挑戦を決心し直したのは、父の七回忌の時でした。

<CELとの出会い>

 しかし、通訳ガイド資格取得の夢をめざして「やり直し英語」を始めたときの私の英語力と言えば、英検2級・TOEIC600点程度のレベルでした。それでも、すぐにも通訳ガイド試験へ向けた勉強を始めたかったので、インターネットで検索していたらCEL英語ソリューションズを見つけたのです。

 さっそくオフィスに電話して、スタッフの方にご相談したところ、「まずは英語基礎力のアップから始めてはいかがでしょう」とのアドバイスをいただいて、「Buildupコース」を勧められたので、CD-ROMで通信受講をすることにしました。途中「Preparationコース」で文法の基礎を徹底的にやりなおし、秋からは通訳ガイドコースを受講し始めました。江口先生の日本事情に関する講義は内容が濃く、日本の文化や歴史についてもっともっと知りたいと思うようになりました。

<2002年~初めての受験>

 2002年春のコース終了後、7月の通訳ガイド一次試験を、まだまだ無理を承知で「まずは経験」と受験してみました。案の定の結果ではありましたが、まず一歩踏み出してみたことは無駄にはならなかったと思います。語彙力・英作文力を含めて、総合力がまだまだ足りないことを実感し、さらに秋からの通訳ガイドコースの受講を続けました。CD-ROM受講の良いところは、何回でも、細切れの時間でも、都合の良い時に授業を聴くことができるところです。遠方に住んでいて通学できなくても、授業の画像付きで質の高い授業を通信受講できたことは、本当に幸せだと思いました。

<2004年~3度目の受験>

 2004年は、日本事情コースと一次試験対策コースを同時に、今度はInternet受講をすることにしました。この年から本試験の実施形式が変更になり、それまでの三次試験が一次試験に組み込まれたことは、私にとっては朗報でした。日本事情は好きな分野でもあり、江口先生の授業は毎回楽しみでした。それでも2つの講座の膨大な量の予習・復習をすることは大変なことで、早朝家族がまだ寝ている間に勉強するなど工夫が必要でした。自宅ではどうしても家族や家事が気になるので、CELの模擬試験は、図書館へ出かけていって、時間を計ってやりました。

<2005年~ついに合格>

 なんとか合格したいと受験した2004年一次試験に失敗し、江口先生にカウンセリングをお願いしました。江口先生の励ましを受けて、「もうここまで進んできたのだから、止まることなく前進するしかない!」と決意を新たにしました。

 2005年は全力疾走でした。1月には英検準1級・漢字検定2級を受験(結果、ともに合格)、3月からはパート勤務を始め、また小学校の子ども会役員となり、自分を忙しい状態に追い込んだことが、逆に良い結果をもたらしたのかもしれません。通信受講でクラスメートがいるわけではなかったので、時々CELで開催される各種の特別講義や特別セミナーに出席するために東京に行き、CELの教室へ伺って、他の受講生と席を並べるのは楽しみでもありました。

【一次試験】

 教材としていただいた山のようなCELの各種コースの課題集・解答解説集・リスニングCDや「英語で語る日本事情」(編注:Japan Times 社刊)を利用し、英作文の模範解答や表現のコツを書き移したり音読したり、私にとって一番の難関の二次試験対策を兼ねて練習を続けました。日本事情の勉強は楽しく、日本史も資料集の写真でビジュアルに覚えるようにしました。それでもやはり、夏のCEL直前一次対策コースを受講しました。

【二次試験】

 一次本試験は書くだけは書いた、やれることはやった、と思えたので、一次試験合格発表を待たずに、CEL二次直前対策コースを受講しました。6回だけの授業でしたが、海外経験は皆無で英検1級も持っていない私は、毎回緊張の連続でした。一次試験合格の朗報をいただいたあと、CEL二次対策Intensive Classesに申し込もうと思いましたが、4人限定の少人数クラスで模擬面接の特訓を行う同クラスは大人気で、既にキャンセル待ちの状態。それでも3回クラスに参加させていただきました。普段の生活の中で、外国人と英語で会話する機会がほとんどない経験不足と緊張から、毎回Nativeの先生に「もっと笑顔で。ジェスチャーを使って!」とアドバイスされる始末。

 本試験直前に実施された曽根先生の「通訳ガイド二次試験の心構え」の特別講義を聴いたとき、「そうだ、私は日本が好きなんだ。笑顔で日本を伝えよう」と、この試験を目指した初心を思い返し、気持ちが楽になりました。本試験当日は試験会場に近い靖国神社に参拝し、境内で音読の練習をしてから会場へ向かいました。

<CELでかなえた夢>

 こうして、2006年1月31日、ついに通訳ガイド試験最終合格を果たすことができました。CELの先生方、スタッフの皆様、本当にどうもありがとうございました。長い受験生活になってしまいましたが、これでやっとスタートラインに立てたのだと思います。CELでは、子どもの頃から憧れ続けていた通訳ガイド資格の取得という長年の夢をかなえていただいたことに加えて、学ぶ楽しさを知り、自信と教養に裏づけられた笑顔のすてきな多くの人に出会い、そして、これからまだまだ英語の学習を続けていきたいと思わせてくれました。ここまで導いていただいたCELには、心から感謝しております。



本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
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