ご入会アクセスお問い合わせ・資料請求お役だち情報書籍会員サービストップページ学校案内レギュラーコースイベント・セミナーFAQ
通訳ガイド試験合格者の声
<2005年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELの授業に夢中でついていった私の一年間

田澤 直子さん(通学受講)

<きっかけ>

 2005年初めに、通訳ガイド試験に興味を持ち、複数校を見学しましたが、なにより江口先生の授業の圧倒的なおもしろさに驚いて、CELへの入学を決めました。私はそれまで、日本にいても海外にいてもどこか宙ぶらりんで、自分が何をしたいか分からず、所在ない毎日を過ごしていましたが、江口先生の授業を受けて、本当におもしろくて、「ああ、私のやりたかった勉強はこれだ!」と発見したのです。2月の体験授業のあと、帰りの電車で、興奮に顔がほてったのをよく覚えています。

<春から地歴・一般常識を受講>

 地理・歴史の勉強は中学生以来初めての私は、最初、都道府県も満足に言えず、覚えている年号は「イイクニつくろう鎌倉幕府」くらいでした。よってまずは地理・歴史の勉強に集中することにしました。

 授業の中身はとにかく濃密でした!初めて聞く人に、どういう順番でどう話せばすーっと頭にしみこむかを知り抜いた、ユーモアあふれる江口先生の完璧なストーリーテリング。日本事情でも英語でもそうですが、江口先生の授業は、「通訳ガイドになるために、なぜこれを勉強しなければならないのか」、「なぜこの教養が、外国人と接する現代の日本人に要求されるのか」を常に再認識させられる、いつも初心に戻ることのできる授業でした。

 コースの進み方も、春期コースでは毎月1回は小テストがあり、夏期コースでは範囲ありのテストから、最後は範囲なしの実力テストになっていって、受講生にとっては「反復で覚える」絶好のチャンスでした。大きなテストでは、成績優秀者にお菓子が配られるという、子供のころの競争心をくすぐるような粋なはからいも。結局、もらえなくてとってもくやしい思いをしたのですが・・・。あまりの授業の面白さに、大人のポーズを忘れるほど夢中になってしまったのですね(笑)

 一番学びたかった歴史については、山川出版の「詳説・日本史研究」を買って、授業の進行に合わせて読んで赤線を引きました。自分で書かないと覚えられない質なので、CELのテキストと、山川の教科書を合わせ見ながら、ノートを作りました。試験直前に、縄文時代から現代まで、頭の中で一本の数珠のように記憶が連なった時は、とても快感でした!

<夏から英語も受講、1次試験へ>

 英語は仕事で使っているということもあり、ある程度慣れていたのですが、「通訳ガイド試験の傾向」を知るためには、受講は不可欠です。通訳ガイド試験は、英語能力のみならず、国語の入試問題を解く時のような力を要求されますが、CELでは、両方をあますところなく教えて下さいました。

 1次試験の最大の課題は、フルタイムで働きながら、勉強時間をどう確保するかということでした。春期コースの間は、通勤電車では記憶ものをやり、平日の夜は1時間弱しか時間がとれず、週末にまとめて復習する形でした。夏からは、それに加え、朝1時間、昼休みに会議室にこもって30分、週末もほとんど勉強につぎ込む生活で、一日3~4時間ほどは勉強に割いたと思います。

<1次突破、2次試験へ>

 こうした対策により、めでたく1次試験を突破することができて、とても嬉しかったのですが、嬉しさもつかの間、2次試験対策をほとんどしていなかった私は、3週間後に迫った2次面接試験に対して、にわかに危機感がわいてきました。

 10月から受講していた、通訳ガイド2次試験コースでご一緒した方々のアドバイスにしたがい、11月の2次試験直前対策Intensive Classは、7回受講しました。日本事情に非常に詳しいDan先生の前では、ヘタな説明をすると、「え?今の何のこと?」と鋭い突っ込みが入ります。これにより、日本人にありがちな、説明不足や曖昧さが排除されてきて、とても鍛えられたと思います。このプレッシャーに慣れていたので、本番での突っ込みもやさしく感じられて「Dan先生ありがとう!」と心から思いました。

 他のネイティブスピーカーの先生方も、日本滞在期間が長く、広く日本事情に通じている方が多く、また通訳ガイド試験で求められる回答の中身や長さについて、充分なトレーニングを受けていると思われ、総じて高レベルな授業でした。

 2次面接試験前は、不安が多い時期だったのですが、クラスメイトの皆さんもフレンドリーで、情報交換をしたり、一緒に練習をしたり、「同じ舟に乗った仲間」としてとても心強く感じました。

 そして忘れもしない2006月1月31日、有楽町の交通会館にあるJNTO(国際観光振興機構)に貼り出された合格発表者名簿に、自分の名前と、一緒に受講した仲間の名前を発見したときは、心から嬉しく思いました。

<CELの皆さま、ありがとうございました>

CELは、通訳ガイド試験の傾向を知り尽くしており、指導がすべて的を射ていました。私なんぞは、地理・歴史が圧倒的に弱かったのですが、江口先生の「地理8割、歴史7割、一般常識5割で合格するので、それより少し上を常に取れるようにすればOK」という言葉を信じてついていったら、実際大丈夫でした。そして、その点数を取るために必要な勉強内容は、すべてCELの授業の中に盛り込まれています。

 また、CELでは「双方向コミュニケーションの良さ」があります。メールや電話、対面で質問をすると、スタッフの方も先生も、即座に丁寧に回答してくれます。江口先生は、授業中にこちらが「???分からないな」という顔をすると、再度、丁寧に説明してくださり、休み時間になると机の間を回って「何か質問ないですか」と聞いてくださりました。

 私は、本当に、この通訳ガイド試験の勉強ができてうれしかったです。国家試験に合格したのもさることながら、世界が一気に広がったのが、この1年で一番うれしいことでした。勉学の醍醐味と、通訳ガイドという新たな世界への扉を開いてくださった、CELの皆さまに、心より感謝申し上げます。 

 どうもありがとうございました!



本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に