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通訳ガイド試験合格者の声
<2007年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELでの勉強は何物にも代えられない貴重な財産

飯田 英信さん(通学・CD通信受講)
>>受講歴 通訳ガイド1次・2次コース通訳ガイド2次直前セミナー

 以前、自分の実力を顧みず、二年連続で通訳ガイド試験(英語)を受験し、一次試験で敢えなく玉砕しました。基礎力の不足を自覚し、TOEICのスコアをあげることが先決と考えました。目標にしていたスコア(910点)を二回連続で得ることができるようになり、通訳ガイド試験再挑戦を決めてCELの門を叩きました。

〈一次試験対策---これ以上のものはないCELの教材〉

 江口先生のオリジナル教材は、本試験の英文より長く難易度も高いものでした。前後関係や構文をしっかりと把握していないと正解を導き出せない箇所に下線部和訳があり、予習には苦労しました。しかし、江口先生の的確な解説と構文メモで、自分自身の英文読解力も向上していくのを自覚できました。

 また、和文英訳については、『ガイド英作文演習ハンドブック』に尽きると思います。これほど優れた教材がほかにあるでしょうか(修辞疑問文)。三月中旬から本試験まで、朝食前30分を使い毎日1 sessionずつ、慣れてきたら2 sessionsずつノートに書いていきました。20回以上繰り返したことになります。これで、本試験の和文英訳では間違いなく満点をとれると思います。

 日本史・地理・一般常識の教材も詳細に既出問題を分析した上で作成されているもので、これ以上は何も手を出さなくてよいという内容でした。学生時代は、日本史も地理も毛嫌いしていたのですが、日本史ってこんなに面白い科目なんだ、と目から何枚も鱗が落ちました。恐れ入りました。今では「日本史を勉強したいんだ症候群」を患っています。また、能登半島や宍道湖、長崎などいつか訪れてみたい土地が増えてしまいました。旅費が心配です。試験直前には、時間に余裕を持って試験会場に向かうこと、受験票を忘れないこと、消しゴムは3個用意しておくことなど貴重なアドバイスをいただきました。

 こうして臨んだ2006年度の1次試験。CELで学んで得た実力を発揮することができ、めでたく全科目突破することができました。

〈二次試験---一回で合格しないで良かった!〉

 しかしながら、2006年度の2次試験では、やはり圧倒的にインプットが足りなかったため、足が地に着いていなかったと思います。勉強したことを面接で十分に発揮できずに、不合格でした。人間万事塞翁が馬。この不合格はけっして無駄ではありませんでした。今では、一回で合格しなくて良かった、とさえ思います。

 孔子に『韋編三たび絶つ』という言があります。「よーし日本で一番ボロボロになった『英語で語る日本事情(江口裕之・Daniel Dumas共著、Japan Times社刊)』の持ち主になろう」と決意し、どこに行くにも『英語で語る日本事情』の本を携えました。もちろん、トイレにもです(江口先生、Dan先生ごめんなさい)。

 そして何といっても、二次試験対策で役に立ったのが、日本事情コースと日本事情二次対策コースでした。授業では、イアン先生のイギリスのユーモアのセンスを目の当たりにすることができました。また異なるクラスの授業を録音したVersion ⅡのCDを購入し、カトリーナ先生の授業も聞きました。お二人の先生から、二次試験で最も大切なのは、元気よく大きな声ではっきりと、楽しくリラックスして英語を話すことである、と教えていただきました。さらに『通訳ガイド二次試験の気になる点すべてお答えしますセミナー』で、二次試験に対する不安が、一気に自信に変わっていきました。

 実際の試験では、仏像、冬の気候、芸者、舞妓、地震などについて尋ねられましたが、いずれもすべてCELの二次対策コースで扱われた内容でした。2007年10月1日にスタートした緊急地震速報earthquake early warning systemについても説明することができました。またinterviewerから「私の国カナダでも大雪の時は大変なのよね」と、会話が弾みました。ただ、日本人女性のinterviewerが、終止ブスッと無表情だったのが気になりました。最後は”Thank you very much.ありがとうございました。失礼いたします。”と大きな声で挨拶して退室しました。

〈そしてついに合格---飛躍的に英語力がアップしたCELでの2年間〉

 最終合格発表の1月31日。官報のホームページに自分の名前を見つけ、嬉しさのあまり飛び上がりました。その足で有楽町の東京交通会館にも行って掲示板で自分の名前を確認し、さらに官報の号外を購入した後、すぐにCELに向かい、曽根先生とスタッフの田中さんに合格の報告と御礼を申し上げました。

 最終合格した今振り返ってみると、二次試験に一度で合格していたら、英語を甘く考えていたかもしれません。二年目にCELで学習した内容や伸ばすことができた自分の英語の実力に、とても満足しています。特に、日本事情コースを受講できたことは、すばらしい体験でした。もし受講する機会がなかったら、と考えると自分の幸運に感謝するばかりです。

 「もうダメか」と思うか「次は大丈夫」と考えるかで、不合格という事象も意味が違ってきます。不合格というのは、ただ一時点の事実で、失敗ではありません。まだ合格していないというだけのことです。もう一年勉強することで、一段上の力をつける絶好のチャンスなのです。合格した今、しみじみとそう思います。

 CELの先生方、スタッフの皆様方、たいへんお世話になり本当にありがとうございました。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
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