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通訳ガイド試験合格者の声
<2007年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声英語以外の言語の受験生にも完璧だったCEL

中野 佳子さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイド1次コース通訳ガイド2次直前セミナー

<衝撃的な江口先生の最初の授業>

 通訳ガイド試験はずっと憧れていた試験でしたが、いざ受験を決めた時に、苦手意識のあった日本語筆記試験の科目(日本地理・歴史・一般常識)にどう取り組めば良いのかとても不安でした。そんな時、夫がCELのことを教えてくれました。まず江口先生の「はじめての通訳ガイド試験セミナー」と「通訳ガイドコースの賢い利用法」に参加しまして、そこで衝撃を受けました。短時間の授業でとっても楽しくいろんなことを教えてくださり、それらが頭に焼き付いている、という感じでした。この先生についていけば、受験勉強で覚えなければいけないことでも、苦労でなく好奇心を持って楽しく克服していけるだろうと思いました。実際、「通訳ガイド1次筆記試験Ⅱコース」を受けるようになって、毎回「今日はどんなお話を聞けるのだろう」と授業に出るのがとても楽しみでした。

<感動の連続:地理の授業>

 地理では、箱根山が唯一の三重式火山でとても珍しいということ、富士五湖の並んでいる順を覚えるキャンプの物語、昭和新山は速く盛り上がってきてベロニーテというのに対してゆっくりできた大山はトロイデということ、三大急流の頭文字を並べると「モ・フ・ク」になるということが忘れたくても忘れられなくなる「急流下りに行ってからお通夜で喪服を着るまでの物語」、私の好きな湘南の江ノ島は陸繋島という地形であること、それから島根にある宍道湖には海水が入ってきていて、しかも場所により塩分濃度が違うので名産のしじみもとれる位置によって味が違うこと、などなど目から鱗が落ちるような面白いお話が多く、感動の連続でした。そしてそれによって、今まであまり気にしていなかったような山や川や湖がとても掛替えのないものに思えるようになり、またそんな面白い話は家族や友人に得意気に話さずにはいられなくなっていました。

<歴史って面白い!>

 歴史の授業では、有名な歴史上の人物が人間味を持って登場してくるので、イメージが頭に残りやすかったですし、なぜ奈良にあった都が京都へ移ることになったのかの推理など、年号だけは知っていても理由など考えたことも無かった出来事について、とても興味深いお話を聞くことができ、「歴史って面白い」と思うようになりました。それが、「このまま続けていればこの私でも歴史が得意になってしまうかもしれない」という良い思い込みをさせてくれました。CELで勉強するようになってから、テレビで歴史物の番組を見るのが楽しみになりまして、それは嬉しい変化でした。

<広がる「常識」>

 一般常識でも、とても丁寧で内容の濃い授業を受けることができました。普段の生活の中で、「常識」と言われていることを大の大人が人に聞くのは易しいことではありませんが、CELでは生徒として聴くことができたので恵まれた機会だったと思います。しかも江口先生のきめ細かな分かり易い説明で、これまで耳にしていても分かるようで分からなかった用語などを霧が晴れるように理解できていったので、ここでも「CELの授業を受けて良かった」と思いました。それに最新の情報や事件についてまで教えていただけたので、その点もとても心強かったです。

<副教材を駆使した授業>

 CELでは副教材も良く組み合わせて、インパクトのある授業になっていると思いました。「旅に出たくなる地図」を使った地理の授業では、ただでさえ旅好きな私の性格をさらに刺激しました。お話を聞きながら、そこに行っている自分を想像していました。後日飛行機に乗る機会があって、授業で聞いていた三重県のリアス式海岸が窓から見えた時には、感動で涙が出そうでした。歴史の授業で使った「図説日本史」では、いろいろな芸術品の写真を見ましたが、中でも仏像が印象に残りました。なぜなら「俳優の村野武範に似ている」、「松本明子に似ている」、「この時代になるとふくよかになって、日光菩薩様のプリッとしたお腹は自分(江口先生)のようです」、「火事でも持ち出し易いように軽くした乾漆像」といった具合に、笑いあり、納得の理由ありで、それぞれがとても個性的なものに見えるようになったからです。どれも同じように見えていて、どこの仏像かなんて覚えられる訳が無い、と長年思ってきた私には驚きの体験でした。

<江口先生の実体験にもとづいた授業>

 地理の話でも歴史の話でも、その中に出てくる土地や芸術品の所に今すぐ飛んで行きたい、という衝動に駆られる位惹きつけられていましたが、特に江口先生の出身地である九州北部のことは先生が親しみを込めて話されるので、関東で生まれ育った私にも身近に感じられるようになり、ありがたいことでした。それが無ければ、官営八幡製鉄所があった場所も、「漢委奴国王」の金印が出土した志賀島の場所も、どこにあるのか今も知らないままでいたでしょう。江口先生が「最高の夕日!」と絶賛する九十九島のサンセットクルーズ、いつか絶対に行ってみたいです。

 授業の内容は然る事ながら、江口先生のお声が心地良かったことも、楽しく勉強を続けられた理由のひとつだったと思います。そして授業中何度となく「これは今覚えなくていいですよ。」とおっしゃっていましたが、それが気持ちを楽にしてくれました。大事なところはちゃんとあとからまたお話があったので、自然に覚えることが出来ました。

<薄くても充実しているCELの教材>

 CELオリジナルの教材はとても見やすかったので、読むのが苦になりませんでした。どれも内容がぎっしり詰まっている割に、外からはそれを感じさせないほど薄めだったのも精神的にとても良かったです。ワークブックは、穴埋めでクイズのように無理なく取り組むことが出来ました。復習には貸し出し用の授業録音CDやCD-ROMを借りて聴くようにしました。その際スタッフの方達がいつも「頑張ってください。」と優しく声をかけてくださいました。授業中と同じようにテキストや副教材を開きながらこの音声教材を聴くことで、大分知識が固まったと思いますので、このサービスにとても感謝しています。このようにして「CELのしっかりと練られた授業と教材をきちんと消化すれば、きっと合格できる」と信じることが出来ました。また逆に内心「もし試験に合格できなかったとしても、江口先生の授業に出会えていろんなお話を聴いて、日本に関する知識や興味を深めることが出来ただけでも、自分にとっては貴重な財産になって本当に良かった」と思ってしまいました。今では合格することが出来たので二重の喜びになっています。

<フランス語2次試験対策でもCELをフル活用>

 2次試験については、私はフランス語受験でしたので、CELの2次対策コースのフランス語版があったら良いのに、とCELで特訓を受けている英語受験の方達をとても羨ましく思ったものです。それで対策としては、市販のフランス語で書かれた日本の文化に関する本を読んだり、CELの「英語で語る日本事情」を読んだり「通訳ガイド日本事情セミナー」を聴いたり、CELから教えていただいた過去の試験における質問例を、フランス語ではどんな風に言えるかなと考えてみたりしました。そして成功するのにとても役立ったと思うのは、曽根先生の「2次試験の気になる点すべて教えますセミナー」を聴いたことです。面接の時にはどんな服装がふさわしいのか、試験では面接官との会話のキャッチボールや笑顔を絶やさずやる気を見せるのが大切であること、など語学の実力を問われるだけではない通訳ガイド試験ならではの必要な心構えを教えていただけました。特に「自分の知らないことが聞かれるのだろうなあ」と思って臨む、というアドバイスには助けられました。始めからそのように覚悟して本番に臨めたことで、「知らないことを聞かれたらどうしよう」などと思っても仕方の無いことであがらずにすみました。「分からないことを質問されたら、相手を本当の旅行者だと思って誠意を持って対応しよう」、「見たことの無いものなら、今後見てみたい気持ちを伝えよう」とそれだけを考えて、ある種開き直った気持ちで自分の番を待ちました。幸い面接中は全く知らない事を聞かれることはありませんでしたのでラッキーでした。アドバイスを胸に常に笑顔を心がけ、上手に答えられたとは思いませんがやる気はアピールできたと思います。

<CELと家族に感謝の合格証>

 今、合格証を手にして、喜びを噛み締めています。自分の力だけではなく、CELの授業を受けられたことと家族の協力と支えがあったからこそ、ここまで来ることが出来ました。この感謝と喜びの気持ちを忘れずに、CELの授業で楽しく感じられるようになった日本に関する勉強をこれからも続けて、もっともっと自分の国のことを知っていきたいと思います。江口先生、曽根先生、田中さんほかスタッフの皆様、本当にどうもありがとうございました。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
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