ご入会アクセスお問い合わせ・資料請求お役だち情報書籍会員サービストップページ学校案内レギュラーコースイベント・セミナーFAQ
通訳ガイド試験合格者の声
<20010年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELに出会えて幸運だった!

南 守さん(通学受講)
>>受講歴 英検1級コース通訳ガイドコース

 

<まずCELで英検1級合格>

 2009年11月に退職し、現在61歳です。通信機関連の会社で技術者としての業務に従事し、1978年~84年にかけ約5年半米国の子会社に出向しました。会社生活の前半は海外ビジネスの業務、後半はほとんど英語を使わない業務でした。
 定年退職の2年前から好きな英語を本格的に勉強したいと考え、尊敬できる英語教授の著書をベースに自分で学習プログラムを組み勉強に取り組みました。1年経過後、効果をみる為に英検1級を受験しましたが、以前と比べそれほどの改善は見られませんでした。
 状況を打破するには英語学校に入って授業を受けるしかないと思い、当時聞いていたNHKラジオ講座テキストの広告欄にあったCELが目に留まり、インターネットで授業の中身を確認し、2008年11月からCELで英検1級受験コースを受け始めました。その結果、2009年度第1回の英検1級試験に合格できました。

<CELに出会えたからこそ、短期間で通訳案内士試験に合格>

 通訳案内士試験の受験きっかけは、英検1級取得者には「通訳案内士試験の1次英語筆記試験免除」の制度があることをCELで知り、このチャンスを生かそうと決心しました。幸いCELは、英検1級に加えて、通訳案内士試験対策でも実績のある学校であり、その点でも恵まれていました。その結果、2009年12月のCEL通訳ガイドコースの授業開始から1年間の学習で、2010年度の通訳案内士試験に合格することが出来ました。

<通訳案内士試験受験への不安>

 まず1次試験の日本地理、日本歴史、一般常識の試験科目をクリアできるのか、全く自信がありませんでした。日本歴史は大学入試で受験したものの、40年も前の事で、かつ中学時代に日本地理が嫌いな科目であったこと、また社会的な状況についてもそれほど関心があったわけではないので、一般常識も不安だらけでした。

<1次試験不安の解消対策>

1) 江口先生のアドバイスで意識改革

 「まず日本地理・日本歴史に興味を持つことが勉強のスタートです。電車の車内広告の地名から地図上の位置探し、TV旅番組からの旅先への興味、大河ドラマや歴史関連番組で楽しさ発見など、兎に角、見るもの、聞くものから日本地理、日本歴史に触れることが大切です。」とのアドバイス。この日より自分の意識、行動がすっかり変わった事をよく覚えています。

2) 「通訳ガイド日本事情コースVer.1」の活用
日本地理・日本歴史に不安だったので、最初にこの授業を受けました。正解でした! 江口先生の巧みな話術に引き込まれ、自然に、日本の文化・地理・歴史に興味を抱くようになり、かつ本格的な試験勉強に向けての基本部分の準備となりました。

3) 中学入試向け日本歴史まんがの活用
上記日本事情コースをより理解し易くするためには、歴史全体の把握が必要と思い、選んだのが日本歴史まんがでした。電車の中でも手軽に読め、重宝しました。

4) 膨大な情報を覚える工夫
CELの教材はすべて、必要な内容が小冊子にコンパクトにまとめられており、授業の予習・復習をしっかりやれば、試験日までに力はつくことは明らかでした。そこで、自分なりに覚える為の工夫をしました。日本地理と日本歴史は、市販の中学生向け白地図と歴史まとめノートに学習してきた事を記入し、覚えるようにしました。

5) 一般常識の絶対押さえておかなければならない事柄の把握
試験範囲がないに等しい一般常識は、不安がすべて解消とは行きませんが、曽根先生による、過去の一般常識本試験問題を見ていきながら、「この問題は出来なくて当たり前(一般常識ではない)、この問題は知っていなければいけない」等、歯切れ良い解説授業で、絶対必要な学習範囲を理解することができ、安心できました。

<授業そのものが楽しい>

 なかでも一番強調したいのが、江口先生の豊富な知識と巧みな話術で飽きない授   業です。たとえば、「旅に出たくなる地図」を使っての、virtualな国立・国定公園旅行の授業は、あたかも実際に旅してきたかのような楽しい授業でした。感動しました!

<並行して受講して良かった2次試験対策>

1) 日本文化に関する自分のあやふやな知識と知らない事の多さに愕然とし、授業の準備が大変で、作文するのがやっとの状態でした。身体で覚えるにも時間が必要で、なるべく早い時期から2次対策が必要と実感しました。

2) 厳しいが親しみあるダン先生と会話するのは楽しいし、クラスの仲間に会えるのも励みとなりました。ダン先生は日本事情を良く御存知なので、ポイントからずれた説明をすると、間違った英語表現とともに、厳しく言い直しさせられました。おかげで、受け答えが徐々に改善できました。また先生自身が知らなかった日本の事柄については、生徒から素直に学ぼうとする姿勢は気持ち良く、とても親しみが湧きました。

<CEL授業からの発展>

1) CELの授業を受けるようになってから、日本文化に興味を持つことが出来、また日本文化が日頃からの関心事となり、より深く知りたい意欲も生まれました。今でもその習慣は変わりません。

2) ダン先生のクラスでは、名所・観光地、舞台芸術等を実際に見ていないと自信を持って具体的に説明できないことを痛切に感じ、本番の面接試験前までに、出来る限り観光地を訪問したり、歌舞伎、文楽、能、等を見るようにしました。

<本番の面接試験中での「CEL効果」>

 本番の2次面接試験では、CELで学んだことがおおいに役立ちました。
 「tea ceremony」や「year-end party」の日本文化に関する質問に対しては、「出来る限り、日本語と英語の両方で説明するのが良い」と、ダン先生のクラスや模擬クラスで言われていたことを思い出し、”tokonoma, an alcove / kakejiku, a hanging scroll, / izakaya, a Japanese tavern”、などと説明に付け加える事ができました。
 「あなたはどのようなガイドになりたいか?」の質問に対しては、江口先生が授業の中で言われた「通訳案内士になる人は、日本や日本文化に愛情を持つことが大切」との話が思い浮かび、これをベースに自信を持って回答できました。

<通訳案内士の山めざして、これからも精進>

 今しみじみ、試験に合格したことに喜びを感じています。
 国家資格を取得したことで、通訳案内士への道が開ける可能性を得ました。ただ、その道は厳しそうで、またしても大きな山が目の前に現れたようです。でも、ここまで来たのだからと、この山に挑戦する気持ちも膨らんでいます。退職後は、中学生に英語を教えたいと思っていましたので、基本は崩さず、そこを補完し、かつ新たな展開ができるようしっかり精進して行こうと思っています。
合格まで導いていただいたCEL全スタッフの皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。




本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に