CEL受講生の体験記

CEL受講生の体験記

<20011年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELの導きあってこその英検1級と通訳ガイド試験合格

星野 壮志さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイドコース

<きっかけは英検1級>

 私が最初にCELにお世話になったのは、英検1級2次試験の際に受講した「インテンシブクラス」です。当時は大学3年生で、就職活動が本格的に始まる前に、何かアピールできる資格を取りたいと思い躍起になっていました。英検1級は、1次試験こそ独学で突破できたものの、2次試験のスピーチ対策では独学の限界を感じ、CELの門をたたきました。一般的な語学学校よりもはるかに厳しいスピーチの指導に最初は戸惑いましたが、厳しくも非常に明快で分りやすいDan先生の授業のおかげで、2次試験本番では合格点を20点越えて合格することができました。CELなしでは一発合格はなかった、と今でも思います。

<通訳ガイドの魅力>

  就職活動も終わり、何か新しいことを始めたいと思うようになりました。その際、私は帰国子女でもなく留学経験もない純日本人ですので、「好きな英語を活かせるけど日本人らしい」通訳ガイドに大変魅力を感じました。また、英検1級2次試験の際にお世話になったCELが、通訳ガイド試験指導の第一人者であるということも、勉強を始めるきっかけになりました。

<地歴一般常識の知識ゼロからの出発>

  私が通訳ガイド試験の中で一番苦労したのが日本地理、日本歴史、一般常識です。高校が大学付属校であり大学受験を経験しておらず、高校受験の時に勉強したこともほとんど忘れているという散々な状況でした。しかし、江口先生と曽根先生のクラスでは、中学校で習う内容の復習から始まり、徐々に通訳ガイド試験独特の分野(例えば観光地に関する専門的な問題、史跡や名勝の写真を見て名前を答える問題等)に踏み込んでいくという、システマティックな授業でしたので、大変理解しやすかったです。試験本番では、直前にCELで解いた予想問題と同じ問題が数多くあり驚きました。短期間でここまで実力を伸ばせたのはCELのおかげです。

<貴重なアドバイスをいただいた2次試験対策>

  通訳ガイド2次試験は、質問される内容がかなり独特なものです。また、8分という短時間で自分の実力を出し切らないといけないため、事前の準備と練習が必須です。英検1級2次試験の時と同様に、CELのインテンシブクラスをフルに活用し、面接の練習を行いました。

  授業ではネイティブの先生から、文法や単語といった部分だけではなく、会話の内容についても貴重なアドバイスを多数頂きました。例えば、「ツアー中に地震が発生したらどう対処するか」という質問に対して、「近くの建物にお客様と一緒に駆け込む」というよりも「まずはお客様を落ち着かせ、近くの避難所に誘導する」といったほうが通訳ガイドとしては適切、といった、実際の通訳ガイドの現場を想定した内容の質疑応答が役立ちました。多くの面接練習を通じて2次試験の傾向がよく理解できたため、本番では落ち着いて会話を行うことができました。

 おかげさまで、英検1級にも通訳ガイド試験にも合格することができました。私をここまで導いてくださったCELの皆様に改めてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!