CEL受講生の体験記

CEL受講生の体験記

<2012年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声「Buildupコース」と「英検1級コ-ス」で急がば回れ

平山 育郎さん(通学受講)
>>受講歴 Buildupコース英検1級コース


<甘くみていた英検1級>

  私は2007年から、子供の中学受験と合わせて英語の勉強を再開しました。丁度そのころは、英検1級の価値が再度見直されていたころだったと記憶しています。当時の私の英語力はTOEIC885点を記録していましたので、英検1級も、試験のパタ-ンに慣れさえすれば短期間に合格できると高をくくっていました。ところが、最初に受けた英検1級の試験で見事に不合格。10点以上も合格点に及びませんでした。TOEICに比較して、英検1級は難易度のとても高い試験であることを痛感させられました。

<英語力アップに効果絶大の「Buildupコース」と「英検1級コ-ス」>

  英語の基礎から勉強をやり直さなければならない必要性を思い知らされました。そこで、効率的に勉強できる方法を検討し、その時にCELの存在を知りました。英検1級合格のための最短距離とのアドバイスとおりに、直ぐに「Buildupコース」と「英検1級コ-ス」との二コースを同時に申し込み、頑張って約半年間通学しました。

  夜、高田馬場まで通学して勉強することは、社会人には、なかなか辛いものがありましたが、授業はともに素晴らしいものでした。「Buildupコース」では、正確に文章を読解することの重要性を学び、「英検1級コース」では、英検本試験の実戦さながらのオリジナルの模擬テストを毎週受け、試験におけるペース配分、実践的な読解力、語彙力を養うことができました。おかげで、曖昧に理解していたこと、誤解して覚えていたことを再整理することができました。

  その成果はてきめんで、CEL入学後、2回目の受験で英検1級に合格することができました。1年未満で英検1級に合格できたのは、ひとえにCELの教材の良さ、親切で適切なご指導の賜物と感謝しております。

<英検1級保有の特典を活かして通訳ガイド試験にチャレンジ>

  英検1級合格者には、通訳ガイド試験で英語の1次試験が免除されるという特典は、英検1級合格後に知った、「嬉しい優遇措置」でした。しかしながら、直ぐに通訳ガイド試験を受験しようという馬力がなく(仕事が多忙だったことも一つの言い訳ですが)、英検1級合格後3年間は、何もせず過ごしていました。

  2011年になり、通訳ガイド有資格者は、民間外交官として貢献できることを認識し、受験する気持になりました。日本歴史/日本地理/一般常識は独学で勉強して受験しましたが、なんと、最も大丈夫と思っていた「一般常識」で不合格になりました。油断は禁物です。それでも2012年に「一般常識」も何とか合格し、次は2次試験(面接試験)というときに、2次試験の準備が不十分であることで焦り始めました。

  そこで、江口先生とDan先生の共著「新・英語で語る日本事情」を購入し、日本の食文化を中心に勉強しました。また2次試験の直前(2012年11月末)には、Dan先生の模擬面接クラスを受けさせていただきました。参加者は3名と少なく密度の高い(私個人にとって)、より本番に近い実践的なレッスンを受けることができ、試験本番に向けての心の準備も整えることができました。

  面接試験当日は、Dan先生との授業の時と同じようなリラックスした雰囲気で対応することができ、何とか合格することができました。合格後には、予想以上の喜びが湧いてきまして、今度もまた、「勉強再開」という気持ちでいます。

<通訳ガイド試験攻略には英語力の底上げが必須>

 最後に、通訳ガイド試験を目指されている方へ、私の経験を通しての助言があります。通訳ガイド試験には、当然優れた英語力+日本文化への知識が必要とされます。ただし、合格するためには、「急がば回れ」だと思います。CELの「Buildupコース」と「英検1級コ-ス」を受講され、英語力を強化されて「英検1級」を取得して、それから、「通訳ガイド試験」を目指されるのが、結果的には近道で、しかも総合的な英語力が身につくように実感しております。皆様の今後の努力が、最短期間で効果として表れやすいのがCELの「Buildupコース」と「英検コ-ス」であることは間違いありません。