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CEL受講生の体験記

2013年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声青森から2次模擬面接クラスに通いました

下山 智裕さん(通信受講、通学受講)
>>受講歴 通訳ガイドコース

 

 7年目にして合格しました。CELには、何年か前に夏期の英語1次対策、2年前に夏期の一般常識対策、今回は夏期の英語1次対策の各コースを通信受講しました。

 今回1次試験突破の勢いで、なんとか一気に2次試験も合格しようと、2次対策の模擬面接クラスには、青森から通って受講しました。週末を利用して、土曜日の午後に1回、日曜日の午前に1回の組み合わせで計7回受講しました。また、土曜日の夜には大学の時の親友(アメリカ人)が東京で働いているので、面接官役を依頼して練習しました。

 模擬面接クラスでは、他の3名の受講生の面接も見ることができるので、いいところを盗むことができました。(私もいいところがあって盗まれたら幸いですが、あったのかなあ。)私の難点は声が元気良すぎるということであったため、7回の練習で試験に合った声のボリュームに調整することができました。私の場合は例外的に緊張するほど声が大きくなる癖がありましたので、模擬面接での練習のおかげで、本番の試験では、ゆっくりとそしてはっきりと落ち着いて話すことができました。

 模擬面接クラスでは、教材として、毎回4つの通訳問題と12個のプレゼンテーションテーマが掲載されている冊子を受け取ることができます。私は、青森に帰宅途中の新幹線や飛行機の中で、自分のやったテーマとやっていないテーマについて復習しました。7回受講したのですから、28の通訳問題と84のテーマについて考察したことになります。(もちろん、これは苦手というテーマは手をつけなかったので、実際に深めてやったのは84よりも少ないテーマでしたが。)

 模擬面接クラスでは、甘い先生もいれば辛い先生もいて、さまざまで良かったです。本番でもどういった試験官が担当するのかわからないですから。辛い先生でも前向きなコメントを言ってもらえたことがよかったです。

 復習の仕方は、先生にも勧めていただいたのですが、通訳とプレゼンテーションともに、自分の声を録音して、聴いてみることがとても役立ちました。また、親友のアメリカ人にも一緒に聞きてもらい、彼から「受身形が違うよ」なんて言われたりもしました。

 11月末に親友と一緒に居酒屋に行きました。そこで酔いながら日本酒の説明をしていたのですが、本番の試験で出たテーマがまさしく居酒屋でした。ふたを開けたら途中から日本酒の説明になっていたのですが、居酒屋の楽しさは十分に試験官に伝わったはず。皆さんも2次面接試験では、日本の素晴らしい点を、楽しみながら面接官に話してもらえたらと思います。

 また、CELのある高田馬場周辺にはリーズナブルなお店がたくさんあります。それもまた魅力です。