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CEL受講生の体験記

2014年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声CELのおかげで1発合格!

日野 卓郎さん (2次模擬面接クラス等受講)

<通訳案内士を目指した理由:次は、私の番だ!>

 私が通訳案内士を目指した理由は、日本を訪れた外国人旅行者に、一生の思い出になる様な素晴らしい経験をして欲しい、そのサポートをしたいと思ったからです。
私は海外旅行が大好きで、これまで11ヵ国を旅しました。
どの旅行も私にとって一生の思い出です。そして、なぜ海外旅行が私の一生の思い出になったのか?と考えた時、その国自体の魅力も勿論ありますが、旅行先の人達が私に大変親切にしてくれたからだと気付きました。
 このことに気付いた矢先、私は新聞で『訪日外国人1,000万人突破!』という新聞記事を見つけました。そして決意しました、「次は、私の番だ!」。
 私はこれまで、海外旅行先で沢山の人達に助けられ、最高の思い出を作ることができました。今度は私が、訪日外国人旅行者の最高の思い出作りの手助けをする番だと思ったのです。この決心をしたのが2014年の4月初旬でした。私の8ヵ月に渡る受験勉強が始まりました。

<私の勉強法:CELの模擬面接で本番対策はバッチリ!>

 私は英語で通訳案内士試験の受験をすることに決めました。TOEICスコアを840点以上保有していたので、英語の一次試験の免除を受けることができました。その他の科目については、独学で勉強をして合格することができました。
 次のステップである二次試験では、大きく(1)日本語で読み上げられる文章の通訳と(2)その場で与えられる3つのテーマから1つを選ん で行うプレゼンテーションを英語(選択した外国語科目)で行う必要があります。面接全体の時間は約8分です。
 私は(1)・(2)共に市販の参考書を買って対策を練っていたのですが、今の勉強方法で方向性は間違っていないか、周りの受験生のレベルはどれ位なのか、その他、面接で気を付けるべきマナーなど、知りたいことが沢山あったので、プロの先生にアドバイスを貰おうと思い、CELの模擬面接を受講しようと決めました。(1)CELのサービスが最も充実していそうだと感じた事、(2)知り合いの通訳案内士の方のオススメ、という2点の理由から、CELを選びました。結果として、この選択は大正解でした。
 模擬面接では、曽根先生をはじめとして、通訳ガイドとして現役バリバリの先生方に直接アドバイスを貰う事ができました。ご自身の経験に沿ったアドバイスであった為、大変説得力があり、興味深くお話を聞かせて頂きました。また、一緒に受講した方の面接を見聞きするというのは、予想以上に勉強になりました。その人が受けたアドバイスを自分にあてはめてみたり、自分が知らなかったフレーズや面接の際のデリバリーなど、大変収穫が多かったです。私は最終的に模擬面接を5回受講しました。模擬面接は受けるたびに新たな発見や修正点が見つかりますので、ぜひ積極的に模擬面接を受講することをお勧めします。
私は5回目の面接を、本試験の2日前に受講したのですが、曽根先生から頂いた「絶対に大丈夫、自信を持って面接に臨んでください」という励ましのお言葉に、大変勇気づけられました。

<面接本番:トラブルは憑き物?!何があっても笑顔で!>

 本番の面接の出来は‥大失敗でした(涙)。沢山練習した通訳はいつもの調子が出ず、プレゼンテーションも非常に基本的なことをミスしてしまい、面接官に首を傾げられてしまいました。あんなに練習したのに‥私は完全にパニックに陥りました。しかしこの時、CELで何度も口酸っぱく言われていたことを思い出しました。
「笑顔で、元気よく面接に臨んでください。」
そうだ、面接はボロボロだけど、せめて笑顔で、元気よく終わろう。最後まで通訳案内士になりたいという誠意を見せよう。このように決意して、プレゼンテーション後のQ&Aを何とかやり抜きました。面接後、満面の笑顔で「Thank you !! 」と言って教室を後にしました。それから合格発表までの2ヶ月間はなるべく試験のことを考えないで過ごしました。そして2月5日(木)、官報にて私の名前を見つける事ができ、私は最終合格できたことを確認しました。(この結果には大変驚くと同時に、今までの努力が実を結んで良かったと、心底ホッとしたのを覚えています。)
 以上の様に、私はベストのパフォーマンスが出来ずに試験を終えてしまったのですが、それでも最終合格していました。それはなぜか?考えられる理由は、ただ1つ。英語以外のポイント、例えば、面接での立ち振る舞いや態度、礼儀正しさ、服装など通訳案内士として備えるべき基本的なマナーを評価して頂いたのだと思います。(確かに、面接官の方は私が教室を退出してドアを閉めるまで、私のことをじっと観察していたように思います。)
 その為、これから受験しようと考えている皆さんにつきましては、通訳やプレゼンの練習は勿論ですが、笑顔で元気よく面接を受けることも、練習時から強く意識して欲しいです。そして、最後まで諦めずに面接をやり切る事も非常に大切です。

<合格した今が、スタートライン>

 この様にして、私の8ヵ月に及ぶ受験生活は終わりました。比較的短期間で最終合格を果たせた要因として、①徹底した過去問対策(一次試験)と②CELの模擬面接の活用(二次試験)が挙げられます。特に②については、繰り返しになりますが、ぜひ積極的に参加されることを強くお勧めします。
 そして、資格は活用してこそ意味があり、資格の取得は通訳案内士としてスタートラインに立ったに過ぎません。これからも、今回の緊張や感動を忘れず、少しずつ通訳案内士としての活動の幅を広げ、1人でも多くの訪日外国人旅行者に最高の思い出を作って貰えるよう努力を重ねたいと思います。加えて、いつか通訳案内士の育成や受験生の手助けにも携われたらと思っております。
 最後となりましたが、面接当日まで応援し続けてくれたCELの先生方、スタッフの皆様には大変お世話になりました。CELの先生方・スタッフの方々の熱心な指導がなければ、私の1発合格はあり得ませんでした。本当にありがとうございました。
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