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CEL受講生の体験記

2014年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声世界を広げてくれたCELの授業

鹿目 雅子さん (通訳ガイドコース受講)

 

<日本を案内する楽しさを発見>

 何か新しいことを始めたいと思っていた一年前、仕事でミャンマーからのお客様を鎌倉に案内する機会がありました。その時に、あまり知識はないものの、自分の国を案内することの楽しさを発見。通訳案内士に興味を持ち、早速CELの説明会に参加しました。とはいっても、まだ心の中は、「私は通訳案内士に向いているのか」「1年間学校に通って本当に受かるのか」と不安や迷いでいっぱい。そんな私の背中を押したのが、説明会での江口先生の言葉でした。
「通訳案内士の勉強をすると世界が広がるよ」
これまで気象業界という狭い世界にいた私が、やっぱりこれだ!と思った瞬間でした。その後、すぐに通訳ガイドパーフェクトプランに申込み、CELでの勉強が始まりました。

<CEL一筋の一年間~一次試験まで>

・魅力的な授業
 授業が始まってからは、無我夢中でした。江口先生の日本事情コースは、聞くこと全てが新鮮で、毎回、目から鱗。先生の話が楽しくて、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。授業の後半には、先生の質問に英語で答える時間があるのですが、初めのころは緊張して一言二言しか話せませんでした。でも、先生の「必ず、話せるようになる。みんなそうだから」という言葉を信じて、なんとか自分の言葉で伝えるように頑張りました。その緊張感や伝えようとする意欲が、いずれ受けることとなる二次試験の予備練習だったように思います。

・働く人の味方、CDレンタル
 私は一次試験の前まで、仕事をしていました。思うように勉強時間がとれない私にとって効果的だったのが、授業のCDレンタルです。ウォークマンにダウンロードし、通勤通学の時間帯に聴いていました。特に、日本地理と日本歴史は何度聞いたことか。先生の話す内容が、自然と自分の口から出てくるようになっていました。

・苦手な一般常識も克服
 もともと、日本地理と日本歴史は好きで模擬試験でも合格ラインに達していましたが、一般常識は大の苦手。一般常識は3教科の中で最後に勉強するため、試験に間に合うのか心配でした。しかし、曽根先生が「できなくてはいけない問題」「できなくてよい問題」を明確に教えて下さったので、苦手意識を克服し、効率よく勉強できました。おかげで、一次試験の3教科とも(英語は免除)合格することができました。

<CEL一筋の一年間~二次試験まで>

・考え抜かれた教材をひたすら反復
 二次対策が始まった頃、私は改めて日本事情コースの教材の素晴らしさに驚きました。通訳ガイドパーフェクトプランでは日本事情コースがVersion1~4まであります。一次試験が終わるとVersion4に突入し、通訳パートとプレゼンパートの練習をします。テキストの例文は、そのまま二次対策や通訳案内士の実務に使える素晴らしい内容です。しかし、驚いたのは、これまで学んできたVersion1~3も二次対策に欠かせない内容がぎっしり詰まっていたということ。江口先生の考え抜かれた中身の濃い教材に脱帽しました。二次試験の勉強は、これらの教材と「新・英語で語る日本事情」の内容を自分の言葉で話せるようになるまで、何度も何度も声に出して練習。また日本文をボイスレコーダーに録音し、通訳パートの練習を行いました。

・模擬面接で総仕上げ
 私は6回、模擬面接クラスを受けました。これで、一気に合格に近づいた気がします。緊張感の中、短時間でトピックを選び、ストーリーを組み立て、プレゼンする、という本番さながらの練習は大変ためになりました。回を重ねるごとに上達していくのが分かり、自信もつきました。CELに通い始めたころは一言二言しか話せなかった私が、二次試験直前には2分間話し続けることができるようになっていたのです。江口先生の言ったとおりです!
 この状態のまま、二次試験本番では終始笑顔で会話をすることができ、めでたく合格することができました。

<CELで世界が広がった!>

  1年間CELに通ったことで、私の世界が大きくひろがりました。

・興味が広がった!
これまで深く知ろうと思わなかった日本の文化や神社仏閣などに興味を持つようになりました。きっとこの勉強をしなければ、仏像を見分けることもできなかったでしょう(笑)。今は茶道や着付けなどを身に付けたいと思っています。

・出会いが広がった!
仕事では会うことのない様々なバックグラウンドを持ったクラスメートと知り合うことができました。皆で歌舞伎を見に行ったり、博物館に行ったり、学校以外でも充実した時間を共に過ごすことができました。

・夢が広がった!
CELで日本の魅力について学ぶうちに、本気でプロの通訳案内士になりたい!と思うようになりました。これからもっともっと知識をつけ、一人でも多くの観光客に「また日本に来たい!」と言ってもらえる通訳案内士になるのが夢です。

 最後になりますが、一年間、優しく楽しく指導して下さった江口先生、パワーを与えて下さった曽根先生、模擬面接クラスでお世話になりました先生方や卒業生の皆様、そしていつもいつも親身にアドバイスにのって下さったスタッフの田中さん、本当にありがとうございました。「CELに通って良かった!」と、心から感謝しています。これからは、CELで学んだことを実践に生かしていきたいと思います。