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CEL受講生の体験記

2014年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声“英語好き”から“プロの通訳案内士”へ

高丘 毅さん (通訳ガイドコース受講)

 

<英語が好き、でも高嶺の花の通訳案内士>

  中学1年で出会った英語、大学受験の時も英語で有利になる様に英語の配点が高い学校を選ぶくらい英語好きでした。地理や旅行やタウンウォーキングも好きで、大学時代くらいから通訳案内士は興味のある存在でした。でも、超難関試験だからなあ、と漠然と思ってそれ以上の追いかけはせずでした。その後社会人になって、いままでの数社のサラリーマン人生では、終始、メーカーの海外営業、BtoBビジネス領域でそれなりに英語を使ってきましたが、やはりあの試験は別物、というイメージを持ち続けてきました。将来的な職業としては興味があるものの、試験としては通訳案内士試験はずっと遠い存在でした。

<独学で× → TOEIC840点超で一次免除って千載一遇のチャンス?>

  いきなりですが2013年に一度独学で受験しました。日本地理、一般常識は合格も、日本歴史、英語が不合格となり敗退でした。日本歴史は今後も独学でも行けるかもと思いましたが、英語は一次試験突破も難しいかな、という印象でした。

 ところが、2014年度から、TOEIC840点超で一次英語筆記試験免除になり、これは絶好のチャンスだと再挑戦を決意。TOEIC840点とは随分ボーダーを下げたものだ、これは恐らく受験者数も合格者数も急に増やそうとしているに違いないと思いました。私のイメージでは、英検1級=TOEIC900点超という感じです。私の場合も、TOEIC900点ですが、英検1級は未取得です。

<今年合格、そのためにはCELしかない>

  2014年4月からの本格試験勉強スタートという大急ぎでの準備です。CELに対しては、“トラッドジャパンの江口先生の学校”ということと、コース説明会での江口先生の“合格によって人生が拡がるよ”的なお話を受け、ここしかないと迷いなく入学しました。

 4月からはダン先生の2次対策コース、その後、江口先生の日本歴史、9月から江口先生の日本事情コースVer 2 、11月からは2次模擬面接クラス、と段階的に受講していきました。ダン先生の授業では、Nativeとの英語でのやり取りを約半年間続けられて非常に良かったです。また、案外独学でもいけるかもと思っていた日本歴史ですが、江口先生の授業で歴史の奥の深さにびっくりの連続で、ただただ感動の毎回でした。単に一次試験合格のために、という事でなく、日本人として日本の歴史を正しく知り理解する、それを後々通訳ガイドとして外国人に正しく伝える、という事のためには江口先生の授業を受けられて本当に良かったです。日本事情コースVer2では、江口先生の英語も日本事情の薀蓄も、素晴らしかったの一言です。自分が突如教養豊かになったかのような感覚になりました。 

<最後は、2次模擬面接クラスで総仕上げ>

 11月からの2次模擬面接クラスは、15回全回受講しました。15回も? 少しお金を投資し過ぎたでしょうか? いやいや、総仕上げには模擬面接クラスの集中受講は最初から決めていました。実は、10~11月は転職活動も兼ねていたのですが、結果、平日も含めて受講に充てる時間を増やす事が出来たという事もありました。15回やっていく中で、発音等の癖は中々直らないなと思いながらも、全体的には徐々に仕上がっていく自分がありました。クラスは予習方式ではなく、通訳内容もプレゼンのトピックも、本番同様にその場で遭遇、というのが良かったです。他の生徒の方々の英語を聞いて参考に出来たのも良かったです。毎回の模擬面接後の講評の中でいただいた“ゆっくり話す”、“笑顔で話す”、“間(ま)をとって話す”、“ジェスチャーしながら話す”、“キーワードを落とさない(通訳パート)”、“自分の体験を交えながら話す”、“なるべく観光に関する話を”、“なるべくポジティブな話を”等のキーポイントを、しっかりと肝に銘じていきました。

 本番の二次面接試験では、CELの模擬面接クラスでいただいたアドバイスを、完全に実行出来ました。全く緊張も無く、模擬面接クラスの延長の様で、むしろ本番の方が簡単に思えました。通訳パートは「ひらがな、カタカナ、、、」、プレゼンパートは「北陸新幹線」を選択でした。通訳は必ずしも完璧ではなかったかもしれませんが、全体的に“これはいけたかな”と試験終了後は、充実感でいっぱいでした。

<合格はスタート~早目のデビューかな?>

  今年合格して良かったです! でも、これが始まりですね。転職してまだ間もない50代半ばのサラリーマン故、目先に関しては悩むところです。でも、チャンスあれば少しでも早目にGO、早目の“転進”も考えながらこれから進んで行きたく思っております。2020年を待って、なんて勿体ない。

<感謝、感謝> 

 CELの先生方、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。CELの学友の皆さん、これからもよろしくです。