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CEL受講生の体験記

2015年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声駆け込み寺のようにCELにお世話になりました!

稲田 進さん (2次模擬面接クラス等受講)

 

<自分の英語力がどこまで通用するか、と挑戦>

 2015年度初挑戦で、通訳ガイド試験(英語)に合格出来ました。ただ、私の場合、現勤務先との関係であまりCELに通う時間が取れなかった等、多少多くの方とは違う例かもしれませんが、それでも合格出来たのはCELのお蔭と感謝しています。

 私は長らく保険会社に勤務しておりまして、その間外務省に出向したり、海外保険会社の資産運用、M&Aに携わったりと、比較的長くグローバル(特に英語圏)に身を置いて来ました。こうして培ってきた(つもりの)力が、2020年の東京オリンピックを控え、来日外国人の急増が見込まれる中、どこまで通用するのか?というチャレンジの気持ちで今回受験を試みた次第です。

 上記のような私の背景もあり、(随分昔ですが)TOEICはそれなりのスコアを持っていましたので、一次英語筆記試験は免除。また、もともと歴史好き、旅行(地理)好きでしたし、一般常識についても、現勤務上、経済・政治とのかかわりもあったので、一次試験については「何とかなるだろう」と高をくくって(無手勝流で)臨みました。

 その結果、自己採点をしてみると、特に一般常識の点数が低そうで、「甘く見た報い」と反省しつつ、一縷の望みを求め、かねてから「通訳案内士試験ならCEL」と聞いていた、CELの「一次試験解説セミナー」に急遽参加させていただきました(この時初めてCELの門を叩いた次第)。同セミナーでは大体の平均点・合格レベルの推定があり、「これならパスしているかも」とも思ったのですが、CELによる「今からすぐに二次試験対策を」とのアドバイスに耳を貸さず、仕事&遊び&怠惰に流れ、一次試験発表を迎えてしまいました。


<一次試験合格?慌ててCELを頼る>

 その「一次試験合格」の報を見て、またまた慌ててCELの「2次試験対策セミナー」に参加させていただきました。これが本当に助かりました。特に曽根先生によるQ&Aへの臨み方等は、活字にはならないほど示唆が大きかったです。

 もともと、仕事上で英米人と接し、プレゼンをする等、口頭で英語を使用する機会も比較的多かったのですが、そういうビジネス上の世界と、通訳ガイドの世界で求められるものが異なるところも多い、という皮膚感覚の一端が理解できました。また、「江口先生の『新・英語で語る日本事情』のシャドウイングが何より」との助言も有効でした。それまで、(名前は知っていましたが)手にしたことがなかった同著作を求めて書店に走ったのもこの時です。

 そして二次試験までの約1か月間、この本の精読・反復練習と、過去問の練習(自分ならどう答えるか、江口先生の本などを参考にイメージ)ということに努めました。逆に言えば二次試験対応で行ったのはそこまで。それも平日はなかなか無理なので、限られた時間数でしたが。更に多忙(という言い訳)のため模擬面接クラスにも参加できず、二次試験当日を迎えました。

 結果的には、特にプレゼンテーションのパート(立山黒部アルペンルートを選択)について、江口先生の本の記載が参考になったこと等もあり、その後のQ&Aにも繋がる、比較的スムース、笑顔が多いインタビューになりました。


<ダメ生徒でも合格に導いてくれたCEL>

 以上の通り、私の場合CELの授業を受けたのは、全て合わせても3時間程度という「ダメ生徒」でしたが、それでも何とか合格出来たのは、「短時間でもエッセンスを伝える」江口・曽根両先生を始めとするCELの皆さんのお力(これぞ、まさに通訳案内士に求められるものでしょうね)と意欲による賜物と、深く、深く感謝しております。

 今後、直ちに通訳ガイドの世界に(フルに)飛び込むことは難しいですが、徐々に「実戦」の世界で求められるスキルや経験も身に着けたいと願っています。こうした分野でもCELは引き続き導いてくれる存在であると(片思い風ですが)考えていますので、引き続き種々の局面でご指導・ご鞭撻頂ければ望外の喜びです。本当に有難うございました。