会員サービス
インターネット授業はこちら

CEL受講生の体験記

2015年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声1年前、合格体験記を書くことを夢見て

田中 雅史さん (通訳ガイドコース受講)

 

<気軽に受験を決意した通訳案内士試験>

 TOEIC700点から一気に845点に上がり、次の目標を模索していた頃、通訳案内士試験がTOEIC840点以上で英語の筆記試験免除というニュースを聞き、次はこれだ!と思い受験を決意しました。CELに決めた理由は、ネット検索で一番上に来るから。大手・老舗であれば間違いないという発想です。このような感じですから、通訳案内士の仕事内容もよく理解していませんでしたし、江口先生のことも見たことも聞いたこともありませんでした(笑)。そして一次試験英語免除者向けプランで通学を始めました。

ただ、授業を受けるにあたって不安な点が多々ありました。
・通訳案内士を目指す方のレベルは高いんじゃないか。
・TOEIC845点は、クラスの中でも低く授業についていけないんじゃないか。
・(皆さん心当たりがある方もいるかもしれませんが)TOEIC840点前後では会話に自信がない。
などです。


<日本文化を英語で説明できる素晴らしさに気づく>

 日本事情コースの授業では、江口先生が英語で生徒に質問を投げかけて、生徒が回答します。たとえ、答えに詰まったとしても公開処刑にならないように、先生はしっかりフォローしてくれます。また、特段日本のことについて興味がなかった私でも、授業を重ねるにつれ、日本文化の素晴らしさに惹きつけられていきました。それと同時に、先生のように日本文化の美しさを自信を持って語れるようになりたいと思うようになりました(実際、英語で日本文化を説明している先生は、とてもかっこいいです)。

 二次試験対策の口述説明については、先生を真似ることにより、本物のガイディングのコツをつかむことができました。素人が日本文化を説明しようとすると、どうしてもテキストからの引用になってしまい、小難しくなったり、言葉が堅くなったりして、聞き手は飽きてしまいます。それに対し、江口先生の説明は、英語を母国語としない人にもわかりやすく、独学では決して得ることのできない、将来通訳案内士になったときのために役立つ授業でした。

 また、教材もCELは天下一品です。大学受験の勉強をろくにしなかった私でさえ、CELの教材をマスターすることで、半年で、日本地理・日本歴史・一般常識の3教科全てに合格することができました。

<充実していた2次面接試験対策>

 もちろん、模擬面接クラスの授業も充実しています。ネイティヴの先生に加え、試験官役の卒業生の通訳案内士の方々からコメントや改善点を指導してもらうことで、試験直前には授業で習った知識を駆使し、当たり前のようにプレゼン、質疑応答ができるようになっていました。この勉強を始めるまでは観に行ったことも興味もなかった日本の伝統演劇(能・歌舞伎)の説明については、今では誰にも負けない自信があります!

<万全のサポート体制>

 このように、英米語学科卒業でもなく、留学経験のない私でも、一年の準備期間で合格することができました(もちろん必死で勉強しましたが)。CELのスタッフの方々のサポートもたいへん有り難かったです。特に、事務スタッフの田中さんの「神対応」には何度も助けられました。一年前は、先輩方が書いたこの合格体験記を読み、来年は必ず合格するんだという意気込みでいましたが、それを今、自分が書いていると思うと言い表すことのできない達成感です。文章を書くにつれて、さらに合格したという実感が湧いてきています。

 最後に私の好きな言葉を。
「日本を説明できるのはやはり日本人。日本文化の説明は日本人でなければできないものがあるし、日本人がやらないと意味がない」by 江口裕之