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CEL受講生の体験記

2015年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声やるからには1年で絶対一発合格、CELで実現!

横山 千尋さん (通訳ガイドコース受講)

 

<江口先生の話に感激してCELに入学>

 大学生の時に、通訳案内士という職業を知ってはいたのですが、合格率の低さに怖気づいて受験すらしませんでした。しかし、報道で通訳ガイドが足りず試験も受けやすくなったと知って、チャレンジしてみようという気になりました。そこで、CELのコース説明会に参加したところ、江口先生のお話がとても面白く、先生が絶対の自信を持っていらっしゃったことに対して安心感を覚えたので、その場で入学を決めました。

<興味を持って学べ、地力も上がった英語の授業>

 当初、英語筆記試験免除になるTOEICのスコアに数点足りず、通訳ガイドパーフェクトプランを受講しました。英語は基礎的な文法・読解が中心です。今まで文法をおろそかにしていたツケが、一気に回ってきて、基礎の大切さを痛感しました。うすうすわかっていただけに、試験に間に合うのだろうかと不安になりました。しかし、語彙力が足りないという弱点が見えたので、この克服と最低限宿題だけはやっていこうと決めて取り組みました。田中亜由美先生はどんな質問をしてもすべてに回答してくださいました。明確に、根拠を持って、わかりやすく、回答してくださったので疑問もすぐ解消できました。

 コースの途中で、実はTOEIC免除の条件を満たしたスコアを保持していたことがわかったので、すぐに1次英語免除者プランに編入してもらいました。英語の授業は,江口先生の日本事情コース。教材は日本のことを英語で説明しているもので、最初はついて行くのに必死でしたが、初めて知る内容や初めて聞く単語が面白く、慣れてくるとどんどん興味がわいてきました。予習が一番大変でしたが、やらないと授業についていけないので必然的に準備するようになり、復習は授業で得た知識から実践に回す、例えば歌舞伎を見に行く、美術品を見に行く、神道のことを調べてみる、などをして体得するようになりました。

<楽しく、わかりやすいCELの授業と教材>

 江口先生の授業はとにかく楽しかったです。テンポよく進みますし、お話が面白いので毎回あっという間の2時間でした。私も含め歴史が苦手という人、歴史が大好きという人、どちらでも先生の歴史の授業は楽しめます。暗記は大変でしたが、「楽しみながら学ぶ」ということを体験できました。

 曽根先生は爽やかで、柔らかい口調のわかりやすい講義でした。途中、話が脱線することもあるのですが、実はその内容がけっこう面白かったりしました。そんな曽根先生が、二次対策の模擬面接クラスであんなに厳しくなるとは、この時は夢にも思いませんでした・・・。

 CELの教材は、要点が凝縮されています。ほぼ毎月の海外出張、仕事の繁忙期、と思うように時間がとれず苦労もしました。なので、宿題だけは必ずやっていくこと、そして先生が「これは必ずやりなさい」、とおっしゃったことはやるようにしました。もちろん出張先でも宿題はやりました(というか、それが精いっぱいでした)。それだけシンプルなのにエッセンスがたくさん詰まった教材で勉強したので合格につながったのだと思います。授業内容は、インターネットのアーカイブで、気になる点を後でいつでも確認できるのも、とても助かりました。

<場慣れできた模擬面接クラス>

 模擬面接クラスは6回受けました。最初は思うように話せず、一つ直すと一つほころぶという繰り返しでしたが、何度かやっていくうちにコツがつかめてきました。やはりできるだけ受けたほうがいいと思います。最後まで自分に自信が持てませんでしたが、最後の模擬面接クラスで、面接官役の江原先生に言われたお言葉「とても感じがいいから大丈夫よ!」で、「二次試験は英語ではなく、通訳ガイドとしての適性をみる検査だ」と気持ちを切り替えて、二次試験に臨みました。試験では、CELの模擬面接クラスで扱った「鍋料理」に当たったのもラッキーでした。

<クラスメートとの貴重な交流>

 CELでは、受講中に先生と生徒を交えた懇親会が何度かあるので、クラスメートの人ともつながりができました。同じ目標に向かう人たちと情報交換したり、アドバイスをもらったり、大変心強い受験勉強になりました。

<苦しかった倍、楽しかったCELでの1年>

 とにかく1年間の準備期間、自分なりに頑張ったことが報われて、ほっとしているの一言です。出張先で日本のことを聞かれても、詰まることが少なくなり、自信を持って説明することができて嬉しいです。今は知識として日本の歴史、伝統文化、観光地のことを知ったつもりになっているだけですから、少しでも多くを身にしていきたいです。英語力ももっと伸ばしていきたいです。もしプロの通訳案内士になったら、日本での素敵な思い出作りのお手伝いができるような通訳案内士を目指したいと思います。

 最後に、熱心にご指導くださいました江口先生、曽根先生、亜由美先生、Dan先生、江原先生、田中さんはじめスタッフの皆様、本当にお世話になりありがとうございました。英語の勉強は苦しかったですが、苦しかった倍、楽しかったです!