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CEL受講生の体験記

2016年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声 ガイドする楽しさを教えてくれたCEL

西村 智恵さん

<人とのコミュニケーションが人生を豊かにしてくれる>
 もともと会社で黙々とデータ分析業務に従事していた私が通訳案内士に興味を持ったきっかけは、育児休業中にたくさんの人と出会ったことがきっかけでした。社内で黙々と業務に打ち込むことが多く、それほど人とのコミュニケーションも得意でなかった私ですが、育児休業中は子供を連れていると同じマンション内で、または公園や地域のイベントで初めて会った方から声をかけられることが多くなりました。

 初めて会った知らない人とその場で楽しい会話をする、別れるときは何だか長い付き合いの友人と離れるようなさみしさを感じ、また会いたいと思う・・・・そんなたくさん人と出会い、お話しする日々を過ごしていくうちに、人とのコミュニケーションが増えれば増えるほど人生が楽しく豊かになる!そんな確信を持つようになりました。そして何か新たなスキルをと思って英語学習も始めていたことから、通訳案内士の存在を知るに至り、通訳ガイド試験受験を決意しました。

<2年かかって1次試験突破>
 通訳ガイド試験受験を決意したのは第1子の育休終了を翌年に控えた9月。復帰前に受験の負荷を減らそうと、日本史と一般常識の免除を狙って、約3か月後のセンター試験受験を決意。そして何とか2科目の免除資格を取得することがきでました。TOEICによる英語の筆記試験免除資格もあるので、残るは日本地理だけ!余裕でしょう!と思っていましたが、仕事復帰後の勉強と育児の両立は想像以上に厳しく、はじめての地理1科目受験は失敗に終わりました。

 そして同時に第2子の妊娠・・・でも諦めきれず翌年もチャレンジすることに。昨年4月に第2子を出産後、子供の寝ている深夜~早朝の2~3時間を勉強にあて、何とか因縁の1次筆記試験をパスすることができました。

<2次試験対策はCELを頼って>
 CELでの初めての受講は10月に模擬面接クラスを受けたことでした。もともと江口先生とDan先生共著の「新・英語で語る日本事情」の本を持っていて、ただの事象の羅列にとどまらない内容のすばらしさに魅力を感じていました。そして、2次試験対策セミナーをインターネット受講し、曽根先生の「とにかく楽しく!」というお話に目からウロコの思いとともに(試験対策は、受験勉強並みにテキストを暗記するしかないと思っていたので)感銘を受け「この学校でレッスンを受けたい!」と強く思いました。
 初めての模擬面接クラス、普段英語を話す生活を送っていないためスムーズに言いたいことも言えず、挙句の果てに楽しいを通り越して日本の社会批判をする始末。曽根先生からは「それじゃお通夜になっちゃうよ。。」と痛烈なコメントをいただきました。そして模擬面接クラスに計5回ほど、子供を高田馬場の託児所に預けながら通い、自分の悪いところ(姿勢や視線、そして内容がまとめられない!)を自覚することができました。今回の2次面接試験受験、CELでレッスンを受けていなかったらと思うとゾッとします。また、2次試験の試験日が近くなるにつれ緊張が高まる中、配信いただいたメルマガにとても励まされました。曽根先生の「試験と思わず、初めてのガイドをする日だと思って楽しんでください!」この言葉はとても大きかったです。

<CELでの特訓のおかげで、楽しめた2次試験本番>
 2次試験本番は、英語力不足を痛感した試験となりましたが、終わるころには楽しくすがすがしい気分になりました。模擬面接クラスで教わったジェスチャーを交えての内容で展開し、試験官の方に笑ってもらえたのが楽しい思い出となりました。通訳案内士試験合格のためのテクニックだけでなく、ガイドをしていく楽しさを教えていただいたCELの皆さんに心から感謝します。