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CEL受講生の体験記

2016年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


多くの出会いをくださったCEL

多田 真紀子さん (通訳ガイドコース受講)

<外国人のお客様との会話が楽しくて>
 成田空港で、航空会社の空港地上職として、約5年間働いた経験があります。案内カウンターで仕事をしていると、「6時間程トランジットの時間があるんだけど、六本木に行けるかな?」とか、「電車に忘れ物をした」など、海外のお客様から様々な問合せを受けました。お客様との会話が楽しく、「短い時間であっても、日本を楽しんでほしい」と思っていました。その頃の体験、そして2020年東京オリンピック開催が決まったことから、通訳案内士の国家資格を取って、もっと海外からのお客様のお役に立てたらと思って受験を決めました。

<CELとの出逢いは英検1級>
 英検1級の2次面接試験対策のため、模擬面接クラスを2回受講しました。それがCELとの出会いでした。学校に行った際に、江口先生の『トラッドジャパン』のテキストが受付に置いてあり、興味を持ちました。その時は、英検1級合格のために英語を勉強しているような気分だったので、「いつか、こんな内容を英語で話せるようになったら素晴らしいな」と憧れを持ちました。その後、通訳案内士試験の準備のために学校に行こうと考えた際、そのままの思いで、CELの通訳ガイドコースに申し込みました。

<効率的かつ楽しいCELの授業>
 私は、一般常識と日本地理、そして日本事情コースVer.4を受講しました。 一般常識と日本地理は、授業の予習・復習をしているだけで過去問を何回も解くことができますし、ワークブック等の補助教材も使いやすくて、CELの教材だけに頼って勉強しました。1次試験本番まで、何度も授業のテキストを繰り返しました。

 江口先生の日本事情コースVer.4の授業はとても興味深く、毎回わくわくした気持ちで聞いていました。授業の復習をする際に、2次面接試験で出題されそうなテーマを書き出して、2分以内で話せるように練習しました。世界遺産について勉強したときに、「自然遺産と文化遺産について一つずつ話せるようにしておこう」と思い、屋久島についても練習しました。授業の復習をしていくことで、9月から少しずつ着実に2次試験の準備を進めていくことができました。本番の2次試験で、その屋久島についてプレゼンで話すことができました。

 模擬面接クラスは計6回受けました。模擬面接の際に頂いたアドバイス(笑顔、大きな声でゆっくり話すなど)をまとめ、本番前に見直して臨みました。試験直前になると、曽根先生がメールマガジンを送ってくださり、内容も参考になりましたが、特に「Have fun!!」という言葉に励まされました。勉強する時間も楽しもうと切り替え、はとバスの東京観光英語ツアーに参加したり、江戸東京博物館にも行きました。本番も“楽しもう”という気持ちを持って、笑顔で臨みました。

 こうして、CELの授業と模擬面接に絞って勉強し、試験に合格することができました。CELの先生方といつも励まして下さったスタッフの田中さんには、ほんとうに感謝しています。

<CELで勉強して、自分の興味が広がりました>
 合格を知った時は、驚きと嬉しさで言葉になりませんでした。でも、やっとスタート地点に立ったところだと思います。今後は、この資格を活かして、一人でも多くの海外からのお客様に「日本に来て良かった!」と、思って頂けたら嬉しいです。

 また、日本事情コースを受講して、相撲や歌舞伎に興味を持つようになり、さらに、日本には私が訪れたことがない素敵な場所がたくさんあることも知りました。CELでの授業は、多くの出会いを下さったのが最大の成果です。本当にありがとうございました。