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CEL受講生の体験記

2017年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


私のCEL活用術

荒川 晶彦さん(通訳ガイドコース受講)


<はじめに>
 「私のCEL活用術」などと言うとやや僭越に聞こえるかもしれませんが、実際この試験の内容や難易度からすると、受験生自らが最後までしっかりと主体性を持ち続けないと合格出来ないのではないかと思ったので、敢えてこのようなタイトルとさせて戴きました。ということで、ここでは私が如何にCELを活用させて頂いたかご紹介し、今後通訳案内士試験を受験される皆様のお役に立てればと考えております。

<働きながら効率良く試験対策ができたCELのプログラム>
 私はサラリーマンなので勉強時間がかなり限られておりました。勉強に使える時間は、往復の
通勤電車内合計凡そ1時間半と早朝会社の勤務開始前までの約30分、それに帰宅してからの約30分(日によって取れない時もあり、主として授業のDVDを見る時間に充てた)、
また土日合計で2~3時間程度といった状況でした。つまり勉強には何よりも効率性が求められました。

 でも実際どうやったら効率よく勉強出来るのか? 2016年度受験した際、英語一次と日本地理はマグレで合格したものの、不合格だった日本歴史(昔から大の苦手)と一般常識(あまり知らない観光関連知識が多く含まれる)はどうしたらうまく対策が取れるのか? さらに、2次試験では英語で日本事情を説明する能力が試されるが、その能力は如何にしたら得られるのか? こうした課題解決にはやはり独学は難しく、どこか学校に通わないと解決出来ないと思い、一次試験会場の外でもらった各学校のパンフレットやwebなどを見たのですが、その中で一次対策から二次対策まで充実しているCELに目が留まりました。また通信と通学両方で受講が可能なことも時間の制約のある身としては有難く、コースも丁度自分の弱点を補強してくれそうな「英語一次筆記試験免除プラン」があったこともCELを選択した理由です。 (2106年に合格した日本地理もこのコースに含まれていましたが、二次対策も充実していたのでこのコースに決めました。) 

 結果論で言う訳ではありませんが、この時、このCELを選択したことは正しかったと、合格した今自信を持って言えます。

<通訳案内士になろうと思ったきっかけ>
 以前海外駐在時に外国を家族旅行した際、何回か現地ガイドを依頼したことがありました。やはりガイドさんがいた方が、ガイドブック片手に自分達だけで回るよりも旅の面白さや奥深さは何倍にもなります。後に日本に帰国してから、そろそろ定年後のことも考えないといけないと会社の研修で聞かされ、何か資格でも取ろうと思っていた矢先に、家内より「通訳案内士という資格があるよ。」と言われ、これなら出来るかも知れないと思い、一念発起して受験することに致しました。然し、2016年は申し上げた通り一次試験で敗退したので、次なる対策を考えねばなりませんでした。

<一次試験対策〜苦手な日本歴史に注力>
 繰り返しになりますが、サラリーマンとして限られた時間内で如何に勉強出来るか、昨年の年初に過去問なども見ながら大まかに年間の学習プランを考えました。勿論CELも綿密な学習日程を組んでおりペースメーカーになってくれたのですが、私の場合苦手で勉強時間を取られそうな日本歴史を、最初重点的に勉強することにしました。日本歴史の知識は実際ガイドの仕事をする上でも必須の知識でしょうし、苦手とばかり言ってはいられないと思いました。またこの科目は2次対策にも必要と思ったので、かなり気合を入れました。(実際、2次試験のプレゼンでも勉強した日本歴史の知識が活かせました!)

 最初は、基礎知識をつけようと高校の日本史教科書を買って少し読んだのですが、年齢も影響し、読んだだけでは眠くなるだけであまり頭に入ってきません。そこで大学受験生向けにYou Tubeにアップされている無料の通信授業を毎日朝と夜、通勤電車の中で見ました。(周りの人は怪訝に思ったことでしょう!)毎朝4時半起きで始発電車に乗る生活ですが、電車に座われるので、意外と楽しく勉強することが出来ました。また昔NHKで放映していた「その時歴史は動いた」などもYou Tubeにアップされていますが、これは疲れている時でも楽に見れますのでお勧めです。特に、日本歴史上の人物のことを色々知ると非常に日本歴史に興味が湧き、しかも二次対策にも直結するので一石二鳥です。

<CELで勉強した全科目が本番で役立ちました>
 2月後半になると、江口先生の「日本事情version2」と「日本地理」のDVD受講がスタートしました。日本事情では日本再発見的なことが色々出てきて、また歌舞伎や浮世絵など日本のことを分かりやすい英語表現で教えて頂けます。これも面白く、自然に英語表現を覚えられました。こういう英語の授業は、他ではまず受講できないと思います。
 
 「日本地理」の方は最初不要とも思いましたが、折角の江口先生の授業なので、予習こそしませんでしたが、授業は全て拝聴しました。でもそれは大正解でした。2016年、日本地理に合格したと言っても所詮マグレに過ぎません。曽根先生も言われていた通り、実際の通訳ガイドには幅広い知識が必要ですから、本当の実力をつけないと意味がありません。また試験対策という意味でも、他の科目にも頻出の世界遺産は、主に日本地理の授業で扱われていたのでやはり必須だと感じました。勿論、日本地理の知識も2次対策に生かせます。

 「日本地理」が終わると、愈々苦手な「日本歴史」の授業です。こちらは全てテキストのワークブックを完璧に予習してDVD授業に臨みました。また資料の「図説日本史」のワークブックにあるポイント箇所は覚えるまで何回も復習しました。既に日本歴史の流れや試験に頻出の文化事項はある程度頭に入っていたので、江口先生の授業は総仕上げのつもりで拝聴しました。先生の時々脱線する話が面白く、日本歴史が苦手という意識はいつの間にか消えていました。ですが一度覚えたことを忘れることもしばしばありました。そうした時はあまり気にしないようにして、ただひたすら同じことを繰り返したり、何かと関連づけて覚える様に工夫しました。また簡単なノートも作成しました。

それと受験勉強中、旅行こそあまり出来ませんでしたが、都内のいくつかの美術館、神社、寺などを訪れ、実際に有名な漆器や磁器、水墨画や浮世絵、近代絵画などを見に行きました。これは気分転換になるだけでなく、実際に見たものは強烈に記憶に残るので、是非お勧めしたい勉強法です。これも勿論二次対策にもなります。(自分自身の体験談が一番強い!)そんなこんなで、日本歴史が苦手な私でも本番の試験では8割近い点数が取れました。

 最後は「一般常識」です。この科目は曽根先生も言われていた通り、範囲が無限大で掴みどころがない、勉強のしづらい科目で、最後まで不安でした。「独学では対策が取りにくい!」と思ったのもこの一般常識があった為です。以前は出題に必ず(私の得意な)政治経済的なものがあったのですが、最近ではそれが少なくなり、観光統計や観光用語、外国人に人気ある観光地、流行りもの、ポップカルチャーなどの出題が増えてきています。
 
「一般常識」の授業では、曽根先生が過去問題をうまく掘り下げて解説してくれました。また「一般常識は100点が取れる科目ではないし、取る必要もない!」と曽根先生が強調されていましたが、その言葉がとても気を楽にしてくれました。本番では直前の予想問題からの的中問題も出題され、試験中「やった!」との声が心の中で聞こえました。お蔭さまで「一般常識」でも8割程度の点数が取れました。また映画「君の名は。」が出題されたのも嬉しかったです。大変な人気映画だったので出題されるかも?と思い、興行が終わる直前に映画館に足を運びました。やはり直近に話題となった映画など流行りもの、話題となったことなどは要チェックと思います。

<2次試験対策の授業で頂いた数々の貴重なアドバイス>
 2次試験対策は何とか時間をやりくりして通学で受講しました。やはりここからは、英語を話す機会を出来るだけ多くもつことが効果的な学習法になるからです。江口先生の「日本事情Version4」では「日本事情Version2,3」で勉強してきたことの総復習的な内容と、本番の試験さながらの通訳とプレゼン演習となります。また「一問一答」では外国人講師(Dan先生始め、合計3名の先生に習いました)が、こちらも各トピックに関し、本番さながらのQ&Aを行います。「どういう話をしようか?」ある程度のことを考える程度の予習は行いましたが、「あまり予習をし過ぎるとアドリブ力がつかない」と江口先生が仰っていたので、予習は多くはしませんでした。また1次試験終了後直後に実施された曽根先生の「2次試験対策セミナー」に於いて、2次試験の概略や注意すべき点(当日の服装や心構え等も含め)を教えて頂いていたので、本番試験では焦らず堂々としていることが出来ました。

直前模擬面接クラスには合計6回参加し、曽根先生、田中亜由美先生、Dan先生、Jimmy先生、また講師アシスタントのCELの卒業生の方々から色々な観点からのアドバイスを頂きました。これは「場慣れ」するにも大いに役立ちました。このクラスは自分の番の録音が可能だったので、録音して家に帰って改めて聞いていたら、一緒に聞いていた家内からも「確かに先生の指摘は鋭いね。」と言われました。でもこれだけでは足りないと思い、自分自身で過去のプレゼンのお題を100題以上大きな単語カードに書き、先ずは日本語で話すべき内容を箇条書きし、更に英訳しにくい英語を別のノートに書くなどして、一人で英語のシャドープレゼンを行いました。

 本試験では通訳問題で自分が勝手な思い違いをしてしまったこともあり、少し誤訳をしてしまいましたが、「プレゼンとQ&Aで挽回出来る」という曽根先生の言葉を信じ、最後まで諦めずに頑張りました。この経験から言えるのは、2次試験はフィギアスケートみたいなものではないかということです。つまりショートプログラム(通訳問題)で多少の失敗をしても、我慢して演技を続けていれば、フリー(プレゼンとQ&A)で取り返せるように思います。ですので最後まで諦めず、にこやかにゲストをおもてなしする気持ちを持つことが肝心です。

<CELの大きなサポートあってこその合格>
 厳しい時間の制約の中での試験勉強は、正直かなり苦しい時もありましたが、それが合格という結果に結び付いたことで、今はそれが大きな喜びに変わっています。同時に、忘れてならないのはCELの大きなサポートです。CELは、単に私の弱点の補強してくれただけでなく、良き羅針盤となってくれました。特に、曽根先生と江口先生の、試験ギリギリまでの御指導やメールでのご相談は勉強の指針を与えてくれ、また本番の試験でも力を与えてくれてくれました。

ご案内の通り2018年1月より通訳案内士法が改正となり、通訳案内士は業務独占から名称独占へと移行し、今後は合格率も下がって、通訳案内士試験は益々合格が難しくなるのではないかと予想します。しかしながら、合格後に現場で通用することまで見据えた、中身の濃いCELの授業を自分の力にすることが出来れば、試験は恐れるに足らずです。

 長くなりましたが、私の合格体験記を読まれた皆様の成功をお祈り申し上げます。