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CEL受講生の体験記

2017年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


CELの教材・授業・学習プランは完璧!

河原 麻代さん (通訳ガイドコース受講)


<日本のことをもっと知りたい!>

 通訳ガイドの国家資格があることをたまたま知った際、この資格があったら将来いつか役に立ちそうだな、という軽い気持ちから、試験を受験しようと思いました。

 ちょうどその少し前に、海外から友人が来日することになり、訪問したい場所や体験したいこと・食べたいものなどをやりとりしてリサーチし、実際に友人が日本に来てから一緒に旅をし、日本の生活や文化についてもたくさん話しました。その際友人にとても喜んでもらえ、とてもやりがいのあることだなと私も嬉しかった反面、日本のことを知っているつもりが深くは知らないうえに、さらには英語で説明となると知らない表現がたくさん…、これはちょっと勉強しようと思ったのが始まりです。

 CELのことはパンフレットで知りました。以前NHKテレビで放送していた日本文化を英語で学ぶ番組『トラッドジャパン』で江口先生のことは知っていたので、その先生から学べるなんて楽しそうだなと思いCELで学ぶことにしました。また、CELでの受講を決める前に、確認したいことや聞いてみたい事があり、事務局の方に問い合わせのメールを数回したのですが、毎回、丁寧できちんとしたレスポンスをいただけたことも、決め手になりました。

<合格後も使える充実した教材>

 私は2015年に「通訳ガイドコースパーフェクトプラン」を通信受講しました。
英語は基本から学べたことが良かったです。日本地理・日本歴史・一般常識は、大人になってから再度勉強できてよかったな、と思える内容でした。

特に、江口先生の日本地理の授業は、地図帳で場所を確認するだけでなく、お祭りや名産品の写真を確認しながら学習できるので、実際に旅行をしているような感覚さえありました。
 
 先生方手作りのオリジナル教材は、とても効率よくできている教材です。これからも何度も見返したいと思っています。授業1回分ごとにテキストが1冊なので、学習しやすかったです。1冊がとても薄いので、毎日通勤バックに入れ、電車の中、お昼休み、隙間の時間があれば見ていました。

 先生方はみなベテランなので、独学で勉強するよりもずっと、試験に関する情報や問題のポイントをしっかりと教えてくださいます。授業内容はもちろんですが、そういった試験対策の話もとても参考になりました。

<CELで地道に実力アップ!> 

 私は各科目の基礎知識がほぼなかったので、合格までに3年かかりましたが、学習効果は『じわじわ』出ました。年々、自分でもそれがわかりました。
◆2015年(1年目)知識のベースのようなものが作れました。
◆2016年(2年目)ベースができたので、もう1度授業を受けて勉強することで、勉強している内容のつじつまがあうと言いますか、ピンポイントの理解ではなく、全体を通して理解ができたと思います。
(*1年目は知識を詰め込んだだけで、理解はさほどできてなかったのだなぁと実感)
◆2017年(3年目)この年は、日本歴史のみの受験でしたが、2年目までとはまた違う、より深い理解ができていたように思います。
(*2年目も理解できてきたとは思っていたけど、この年と比べるとまだまだ浅かったなと実感)

<大変だったけど、楽しかったCELでの勉強>

 1年目は本当に大変でした。授業の予習2時間・受講2時間・復習2時間、1教科だけでも毎週最低6時間は必要でした。土日も早起きをしてほぼ終日勉強にあて、平日は通勤電車・昼休みも利用、帰宅後の時間もできる限り作り勉強。ドライヤーをかける時間さえ勿体なくてテキストを見ながら髪を乾かしていましたが、最終的には長い髪を短く切りました(笑)。とにかく時間が欲しかったのです。大変でしたが、CELの教材・授業・学習プランのおかげで効率よく、リズムよく、勉強ができました。何より、勉強内容がとても楽しかったので、苦ではありませんでした。頑張って本当によかったです。

 3年目に初めて受けた2次面接試験。面接中から、自分の実力のなさを実感し、もうだめだと思いました。しかし、とにかく話を続けました。「沈黙は禁!」と曽根先生が何度もおっしゃっていましたが、それがよかったのかもしれません。2次対策として模擬面接クラスを4~5回受けましたが、今思うと、2次面接試験のスタイルに場慣れできていたのが本当によかったのだと思います。

<CEL仲間の存在が励みに>

 私はDVD通信受講で授業を受けていたのですが、教室で受講されている生徒の方々とも懇親会があり、参加しました。実際に教室で頑張っている仲間とお会いし、刺激になりました。DVDに受講生の顔は出てきませんが授業で聞く「声」で認識ができ、実際には初めてお会いするのに「知っている」同級生というか同志の存在を実感し、とても励みになりました。

また、1次試験会場の出入口で、激励にいらしていた江口先生にお会いできたこと、CELの赤Tシャツを着た卒業生通訳ガイドの方々がいらしたことは、とても心強く感じました。

 国家通訳ガイドの資格を取得できたことはもちろん嬉しいですが、それだけではなく、知っているようで知らなかった日本の文化・歴史・地理などについて多くを学び知識を得ることができました。美術館に行ったり旅行をしても、作者や作品、場所や時代背景などがこれまでより少しわかる分、楽しさも以前とはまた一味違うように感じます。これは私の大きな財産です。

 講師の方々、スタッフの皆様、本当にお世話になり、どうもありがとうございました。