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CEL受講生の体験記

2017年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


単なる資格取得を越えた、現場で役立つ知識を学べました!

竹中 博さん (通訳ガイドコース受講)


<高校生の修学旅行の強烈な思い出>

 高校生の時に修学旅行で訪れた代々木屋内競技場で、観光客に思い切って話しかけました。学生服が珍しいのか、数人に囲まれ、地名が全く聞き取れず窮地に陥った時、一団を率いるガイドさんから「南アフリカのJohannesburgから来ました。英語をしっかり勉強して下さいね」と流暢な日本語で励まされました。その時の印象が強烈で、通訳ガイドに憧れるきっかけとなりました。メーカー就職後は、欧州駐在も含め英語を用いる機会に恵まれました。五十半ばを迎え、代々木での衝撃を思い出し、憧れだった通訳ガイドとして自立し、セカンドライフを実りあるものにする目標を定めました。

<2016年:1次試験で敗退>

 4か月間の自力準備を経て1次試験に臨んだ結果、肝心の英語が不合格、他3科目は合格。TOEIC免除スコア獲得は願書提出に間に合わず、2次試験には進めませんでした。

<CELとの出会い〜新幹線通学を決意>

 一次試験会場で手にしたCELのチラシを読むと、「トラッドジャパン」の江口先生が微笑んでいるではないですか!F1ドライバーから運転技術を直接学ぶ様な一期一会の機会と理解し、9月初旬の「日本事情コースVer.2」第1回授業を高田馬場の教室で見学しました。日本の歴史、観光等を、自分の言葉(英語)で語れる様に生徒を導くスタイルに共感し、その場でコース受講と新幹線通学を決心しました。

<圧巻の江口先生の授業>

 テキストは薄くても内容は濃密で、刺激に溢れた授業の連続でした。旧暦と日本文化のつながり等を理解した時は、目から鱗が落ちるような思いでした。時に熱がこもった江口先生の長台詞は、インターネット配信で復習の際に、徹底的にdictationしました。神道の始まり、握り寿司の元祖等は圧巻。文系の私にとり、論理的な江口先生の語り口も魅力的でした。うまみ成分、西高東低の天気図、化学式を用いた日本酒醸造過程等を英語で学ぶ授業が他にあるでしょうか?

<捲土重来を期す>

 1次試験敗退後、Time flies so fast.のイントロから始まる「日本事情コースVer.2」の最終授業をネットでしみじみ受講しました。年明けにスタッフの田中さんとの電話相談で、五月開講の「日本事情コースVer.3」をInternet通信受講、九月開講の「日本事情コースVer.4」をCD通信受講することにしました。

また、年末から島根県松江市で開講された山陰地域限定通訳案内士研修も受講しました。12日間に渡り、各方面専門家の講義、出雲大社等での模擬ガイド等で鍛えて頂き、CELで学んだ成果を発酵させることが出来たと思います。出雲の神話、松江の幽霊(小泉八雲)、境港の妖怪、大山の山岳信仰等に触れ、見識を広めました。

<通信受講は、自分との戦い>

 自己管理が要の通信受講には不安がありました。正直に書きますと、教室授業では、自分の番が終わった後は集中力を失ってしまう事もありました。それでも2時間で授業は完結します。通信受講では、講師指示の都度、音声を一旦停止し、自分が教室受講生のつもりで、該当箇所の音読、質問への応答などを行い、音声を再開して講師解説を聞くことになります。要領の良い方は2時間で済ますでしょうが、私の場合、教室授業の3倍を要しました。孤独な授業となりますが、授業を繰り返す内に、自身の体験、豊かな感覚を基に、素晴らしい英語でいきいきと語る生徒さんから刺激を受けていました。まだ見ぬクラスメートに対して感謝の気持で一杯です。また、些細な質問に対しても、江口先生から丁寧なメイル回答を頂き、恐縮しました。

<どんどん深化する、日本事情コースVer.3とVer.4>

 Ver.3のテーマは興味深いものばかりで、Ver.2で得た基礎を磨く上で貴重でした。特に宗教に関する“いわしの頭も信心から”は、日本人と宗教の関係を理解する上で秀逸で、本番の二次試験でも大変役に立ちました。武士道の内容を消化するに至りませんでしたが、”BUSHIDO: The Soul of Japan”は必ず読破します。

 通訳、プレゼンテーションの総まとめとなるVer.4では、模範解答をベースに、100通り以上の例文を自分の言葉で自然にしゃべれる様に徹底し、どんなケースにも対応できるものと言い聞かせました。また、試験対策だけの為ではなく、通訳ガイドとして活躍する為の基礎訓練をしているとの実感も持ちました。

<貴重なアドバイスを頂けた模擬面接クラス>

 今回は1次試験免除のお陰で、1年前よりも精神的ストレスを軽くして2次試験準備を進めました。数年前の合格体験記にも書かれていましたが、不合格になった事で、さらにCELで学ぶチャンスが与えられたことに感謝です。1年振りに高田馬場を訪れ、2次試験対策の模擬面接クラスを2度受けました。曽根先生とDan先生から、自分では気づかない口癖、身振り、音量、視線等も含めて、貴重なアドバイスを沢山頂きました。日本事情コースの学習は通信で単独でもできますが、面接はCELの教室で直接鍛えて頂くべきです。地方在住の私は2回しか受講できませんでした。関東圏の方は可能な限り受講されるのがお勧めです。

<CELでの勉強の成果を出せた2次試験本番>

 2次試験前夜は緊張からほとんど眠れませんでしたが、本番はしっかり楽しむことが出来ました。CELでの研鑽成果を思い切り出し切り、面接官もそれを受け入れている実感がありました。絶対評価が原則でしょうが、面接官も人間ですから、前の受験者と比べて上位か?等の比較評価の作用も無いないとは言えないと推察。

<2020年に向けて>

 私の住む広島市でも、外国人観光客数が飛躍的に増えています。合格直後はうれしさで一杯でしたが、直ぐに、初心者の自分がどの様に就業し、通訳ガイドとしてサバイバルするのかにスイッチを切替えました。あまり注目されていませんが、日本在住が10年を超えたBilingualの外国人居住者による、日本文化/観光地紹介の素晴らしい動画を見ると圧倒されます。外国人観光客からすると、日本事情を熟知した同胞(在留ビザ保有)から母国語で案内されるのが最も快適だと思います。自分は彼らに対抗できるであろうか?

 CELでは資格取得の為の学力養成だけでなく、通訳案内士という専門職として活躍する為の基礎を学ばせて頂きました。是非とも2018年にデビューを果たし、 “通訳ガイドとして活躍中の卒業生”としてのレポートをいつかは上程できるように成長していきたいと思います。

 最後に、未熟な私を鍛えて下さった先生方、スタッフの皆様、まだ見ぬクラスメートに厚く御礼申し上げます。Open School参加から約16ヵ月間に渡りお世話になりました。合格祝賀会で、伝説の"Eguchi on Stage"に参加できなかったのが唯一の心残りです。CEL英語ソリューションズの益々のご発展を祈念しております。ありがとうございました。