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CEL受講生の体験記

2017年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


学ぶ楽しさを教えてくれたCEL

竹渕 尚子さん (通訳ガイドコース受講)


<通訳ガイド試験受験のきっかけとCELを選んだ理由>

 「英語を学び直したい」と思ってインターネットでみつけた CELにお話しを伺いに行きました。授業の見学をさせてもらったのが、「通訳ガイドコースVersion.1 」の授業が始まった頃だったので、じっくり通訳ガイド試験勉強をするにはちょうどよい時期だと思いましたし、江口先生が楽しそうに授業をされていて「なんか面白そう、授業受けたいな」と思ったのがきっかけです。

また、最終的に CEL に申し込んだ決定打は、江口先生のインタビュー記事を読んだことです。英国のバンド KINKS が好きと書かれてありました。私も KINKS が大好きなので、これはいい先生に違いない!と思ってしまいました。この直観、しっかりと当たりました(笑)。

<楽しく、効率的に学べたCELの1次試験対策の授業>

 日本地理と日本歴史では、江口先生の知識量に圧倒されました。私は特に日本歴史が苦手でしたが、興味をもたせてくださる江口先生の語り口に引き込まれ、歴史全体の流れをつかめたと思います。しかし覚えるのは自分次第。そこは大変苦労しました。細切れの時間を使って、何度も資料を見て印象付けるように覚えました。日本地理も日本全国を毎週毎週旅するような感覚で、楽しんで勉強できました。しかし自分の出身が西日本なので、東日本のことを覚えるのが大変でこちらも苦労しました。いつか旅行できればいいなと地図帳を眺めるのが息抜きでした。一般常識は範囲が広いですが、曽根先生がポイントを絞って説明してくださるので、頭に残りやすかったです。普段からいろんな事に興味を持つのが大切なんだと改めて思いました。

<CELのクラスメートにも刺激を受けた2次試験対策>

 二次試験対策では、インプットよりアウトプットに重きが置かれました。なかなか言いたいことが英語でスマートに言えずもどかしかったですが、江口先生の解説を何度も復習しながら頑張れました。また通学していたので、一緒に受講している方々と連帯感も生まれ、「一緒にがんばろう」という気になりました。一緒に受講している中では「私が一番英語下手だなー」と毎回思いましたが、「恥をさらしてうまくなる。通信受講で聞いているどこかの誰かを、私の下手な英語で勇気づけているはず」と思うことにして、頑張りました。黙って対策できる一次試験とは違い、二次試験対策は話さなければなりません。私はお風呂、通勤途中、寝る前にブツブツ練習しました。

 1次、2次試験対策の教材共に、よくまとまっていました。ただ、増え続ける教材をどう整理するか大変悩みました。特に、日本事情コースのVer.3 が難しく、また一次試験対策の追い込みと仕事の忙しい時期と重なったので予習がしんどかったです。Ver.1 の頃から、コツコツ勉強をしておけばよかったと反省しました。

 模擬面接個人レッスンでは、曽根先生のアドバイスが的確でした。一次試験合格発表前の時期、比較的すいている時に丁寧なアドバイスをいただけたのがよかったです。「緊張下で思った事がいかにしゃべれなくなるか、普段考えられないような文法のミスをするのか」を早く体験しておいた方がよいと思いました。

<CELで、英語力に加え、幅広い知識を習得>

 CEL に通ってよかった点は、楽しみながら勉強することの大切さを知ったことです。当初は、英語を上達させたいという希望が大きかったですが、日本歴史・日本地理・一般常識を一から勉強できた事が、これから人生を歩む上で結果的に良かったです。

 正直なところ今も「あの二次試験の内容で受かったのだろうか?」と思うのですが、今後も、CELの教材を復習しながら、英語の学習、また日本の知識を強化していきたいです。ありがとうございました。