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<TOEICで満点(990点)を取得した方からのThank-you Message>


転職にも成功。ありがとう「駆け込み寺」

斉藤 敬之さん(会社員)

 半年ほど前、転職を視野に入れて何か資格を取ろうと考えて、TOEICを受験することにしました。もともと海外勤務が長かったので英語力にはある程度自信はあったのですが、帰国してからすでに5年も経ち、その間英語に触れることもあまりなかったので、大分錆び付いていることを実感していました。やはり事前にしっかりと試験勉強が必要だろうと書店に行くと、TOEICの対策本は山のように出ていて、どれが良いのか見当がつきません。そこで、TOEIC試験に詳しい人に相談して、薦められて購入したのが「TOEICテスト駆け込み寺~どたんばのテクニック」(Japan Times社刊)でした。
 使ってみれば、なるほど手際よくポイントが整理されており、かつ実際の試験対策として、試験形式はもちろん、内容・レベルも本試験の傾向にぴったり合致した質の高い模擬問題だったので、短期間で効率的に準備を整えるには最適でした。
 自分でひととおり学習した後、仕上げとして最後にCEL の「TOEIC半日セミナー」をInternetで通信受講しました。セミナーでは、自習の際に読み落としていた重要ポイントを先生が的確に指摘してくれたので、とても役に立ちました。

 以下、各Part毎に「TOEIC駆け込み寺」を振り返ってみます。

● Listening

<Part1>
 瞬間の判断が必要な写真の問題。試験のはじめで緊張していることも考慮すると、意外と難関。「駆け込み寺」では、写真の中で「注目すべき」ポイントを明示してくれます。人物に注目する、勝手に想像しないといったアドバイスはたいへん有効でした。また、ひっかけの選択肢の見分け方などは、自学では気付かなかった点でした。

<Part2>
 短い会話があっという間に聴こえてくる問題なので、集中力が必要。質問文も短いので、冒頭の単語(5W1H)に注意することが大切で、「駆け込み寺」セミナーではそこを徹底的に特訓してくれました。ここでもまた、ひっかけの選択肢の見分け方がたいへん有り難かったです。

<Part3>
 会話文を聴いて、問題文に対して4つの選択肢の中から正解を選ぶ、リスニングテストの定番で、英検などでもお馴染みの形式。最初のうちは、会話のすべてを聴き取って理解しようとしていたために、ちょっとわからない箇所があるとそれが後に尾をひきずってしまうことが多かったのですが、「途中で正解がわかったら、もう後は聴かなくても良い」というアドバイスで気が楽になりました。「このPartは30問もあるのだから、全部聴いて全部正解しようと思わず、迷うのは時間のロスと割り切りなさい」と断言してくれます。リスニングは全問正解でなくても満点は取れることをしっかり頭に入れた上での実戦的な試験対策方法、と至極納得しました。また、Directionが流れている間に、どうやってどの程度選択肢を見るかなどのアドバイスもたいへん役立ちました。

<Part4>
 TOEICの中では一番長い英文の聴き取りで、しかも1つの英文に複数の問題があるので、実際にはここで本物のリスニング力がためされます。ここまで3種類のリスニング問題をやって来た後の最後の問題。リスニングの体力/集中力を最後に振り絞る必要のある山場です。ここでも「振り向くな、立ち止まるな」のアドバイスが、どれだけ気持ちを楽にしてくれたことでしょう。問題のセットの見分け方も含めて、このリスニング最難関のPart4の攻略方法を明示してくれる、まさに「駆け込み寺」の面目躍如でした。

● Reading

<Part5&6>
 問題量が多いReading partはスピードが勝負。単語/語彙問題と文法問題については、迷い出したらきりがないので、わからない問題はどんどん飛ばしていくことでスピードを落とさず、Part7の長文読解に時間を回すように、とのアドバイスで気が楽になりました。また、要領良く正解を見つけだすために品詞に注目する、細かな文法がわからなくても語感とでも言うべき直感を大切にする方法には、まさに目からウロコが落ちました。

<Part7>
 最後の問題のPart7は、次から次へと様々なタイプの長文がこれでもかと、うんざりするほど出て来る点で辛いものです。1つ1つの問題は、時間をかけて読めば必ずできる素直な問題ばかりなのですが、なにぶんじっくり読むひまなどありません。英語をふだんから読んでいない人にとっては、まさしく拷問みたいなものです。そんな中で、英文を決して逆戻りせずに頭から理解していく<CEL式英文読解方法>の極意は、この「駆け込み寺セミナー」でも威力を発揮しました。

 以上、時間のなかった私は、これ以上ほかに教材をやる暇なくTOEICを受験することになりました。
 結果として「TOEIC駆け込み寺」の本と半日セミナーだけで、1回目の受験で900点を突破(920点)。さらに半日セミナーをInternetで復習受講した直後の2回目の受験では、最高の990点をマークすることが出来ました。おかげで、転職の面接でも自信をもって語学力をアピール、45才を過ぎての転職初チャレンジだったのですが、すぐに外資系を含む複数の会社からオファーレター(内定)を貰うことが出来ました。キャリアアップ大成功で、「TOEIC駆け込み寺」は安い投資でした。

 私に取っては、まさしく人生の駆け込み寺になりました。「駆け込み寺」ありがとう!