江口裕之のBeauifup Nippon: Hiro's Stylish English

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第6回 :「...していただけますか?」「任せておいて!」

 "I wonder if you could..." "Leave it to me!" 

Y: さて今日の表現は?

H: そうですね、「なになにしていただけますか?」という人に何かを依頼するときの表現と、「任せておいて!」という表現をやってみましょうか。

Y: ああ、会話でもメールでも頻繁に使いますよね。

H: Right. A British friend of mine will come to Tokyo tomorrow, but unfortunately, I’ll be stuck in work tomorrow. So Yumiko, I wonder if you could take him around.
(そう。英国人の友人が明日東京に来るんだけど、残念ながら明日は仕事から手が離せないんだ。それで由美子、彼を案内してくれないかな)

Y: No problem! Where should I take him?
(いいわよ!どこに連れて行ったらいい?)

H: Well, I think Asakusa will be interesting. After visiting Sensoji Temple, how about taking a boat ride along the Sumida River?
(そうだな、浅草が面白いと思うね。浅草寺にお参りした後、隅田川の水上バスに乗るのはどうかな?)

Y: OK, leave it to me! I know Asakusa like a back of my hand!
(わかったわ。任せておいて!浅草は自分の庭みたいなものよ!)

H: Thanks for your help. Well, a friend in need is a friend indeed!(助けてくれてありがとう。困った時の友は本当の友だね!)えー、今日の表現は「なになにしていただけますか?」という時のI wonder if you could~をまず押さえておきましょう。単にCould you~?でも結構ですが、I wonder if you could~のほうが丁寧な頼み方になります。

Y: メールで何かを依頼する場合は、できるだけ丁寧なほうがいいですよね。メールでは「感謝する」という意味のappreciateもよく使われますよね。

H: そうですね。最も丁寧な表現は、I’d appreciate it if you would~ですね。最初のI’dはI wouldの省略形です。たとえば、「お電話いただけるとありがたいです」という場合。

Y: I’d appreciate it if you would give me a call.となりますね。

H: そうですね。さて、頼みごとを引き受ける時には、由美ちゃんが言った、No problem!でOKですね。さらに、由美ちゃんは、Leave it to me!とも言っていました。これは「任せておいて!」という意味ですね。

Y: Leaveは「任せる」という意味ですよね。Leave なになに to だれだれ、の形で、「なになにをだれだれに任せる」という意味になりますよね。

H: そうですね。例えば、逆に相手に「お任せします」と言う時には、I’ll leave it to you.と言えばいいですね。

Y: さて、江口さんが最後に言った、A friend in need is a friend indeed!ですが、あれは諺ですよね。

H: そうですね。A friend in need、困ったときの友は、is a friend indeed.、本当の友、という意味ですね。

Y: By the way, Hiro, my friend and I will be visiting Hakata next week. I wonder if you could introduce a tour guide you know.
(ところで、ヒロ、来週友達と博多にいくのよ。誰か知り合いのガイドを紹介してくれないかしら)

H: Next week? What a coincidence! I’ll be in Hakata next week. I’d be happy to be your guide.
(来週?それは偶然だね!来週は僕も博多にいるんだよ。僕が喜んでガイドになるよ)

Y: Really? Thank you! We really want to eat at food stalls!
(本当?ありがとう!私たち屋台で食事したいの!)

H: OK, leave it to me! I know a very nice yatai in Nagahama!(よし、任せておいて!長浜のすごくいい屋台を知っているから!)さて、I wonder if you couldなになにと、Leave it to me.でてきましたよね。さて、由美ちゃんはお友達と博多に行かれるそうですが、僕がガイドを申し出ました。博多は屋台、food stalls、が有名ですが、屋台に行きたいんだって?

Y: そうなんですよ。屋台で長浜ラーメン食べたいですね~。あの細い麺が大好きなんですよ。

H: いいね~。長浜は全国有数の鮮魚市場があってね、長浜ラーメンは市場で働く人が競りの間にささっと食べる料理として広まったんです。だから、茹であがりが早いようにあんな極細麺になったらしいですね。

Y: へ~。面白いですね。