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英検1級試験情報

英検1級試験情報
英検1級1次試験速報まとめ

2018年度第1回試験 (2018年6月3日実施)

全体の講評

 1次試験では、Reading、Listening、Writingの3技能が測定されますが、2年前のリニューアル以降さらにバランスのとれた良い試験となりました。前回の試験と比較するとセクションによって多少の難易度の変化は見られますが、出題傾向などが大きく変化したことはなく、英検1級の適切な測定レベルの範囲内と言えます。
 大問1番は前回より少々正答率が下がるでしょう。おなじみの単語が出題されていますが、問題文に工夫がされていて「知っている単語なのに間違えた!」ということがあったかもしれません。大問の1番から3番がReadingの分野に入ります。その合計41問中25問が大問1番の語彙・句動詞の問題となりますので、ここでの正解数がReadingスコアに大きく影響します。大問2番は前回より易しめ、大問3番は通常通り。大問2番、3番で扱われたテーマも通常通り、社会・生物・環境・歴史など多岐にわたる興味深いものでした。
 大問4番で驚いたのがエッセーのTOPIC「Agree or disagree:Japan will benefit overall from hosting the 2020 Summer Olympics」。論じるための理由は見つけやすく、書きやすいTOPICです。若い世代の受験者を意識しているのかもしれません。これは今回の1級問題の目玉でしょう。10代、20代の受験者も書きやすい話題であるということは「内容」では差がつきにくい。エッセーは、「内容・構成・語彙・文法」の4項目で採点されますが、今回は「内容」以外の項目が重要になってくると考えられます。
 リスニングでは、このところ易しくなっているPart 1は今回も易しめの通常通り。Part 2は明らかに易しめ。最後の双子の話が面白かったのが印象に残っています。Part 3は最近数字が少なくなり傾向に変化が見られます。詳しくは後で述べますが今回もクセ問があり、今後も要注意なパートです。Part 4のインタビューは聴きやすいものでしたが、注目されるのは選択肢の長さ。これまでで最長の選択肢が並びました。これもPart 4の今後の課題となりそうです。
 ところで、英検の問題冊子が変わりました。TOEICのように表紙にシールがついています。しかも開始前に試験監督者から指示があり「ではこれから鉛筆などで開封してください」と一斉に開封。開け方として鉛筆を使う絵が載っていますが、TOEICの経験から言うと受験票を使うのがスマートです。

CEL解答はこちら>>

☆試験問題(リスニング含む)はこちらの日本英語検定協会のサイトで公開されます。

問題毎の講評

[1]短文の語句空所補充問題

(1) The Great Chicago Fireを言い換えた 4 conflagration (大火) が正解。選択肢はすべてconから始まりますが、いずれも1級では必須単語。1問目から災害ネタは英検の語彙問題らしいと言えます。
(2) 厚生大臣が浪費を咎められ、that以下のように言い返した、という文脈。正解は 1 retorted。初めて見る単語でも、re- = backがヒントになったかもしれません。この厚生大臣、sheで女性。英検も時代に合わせて政界での男女平等を意識しているのでしょうか?
(3) effortsを修飾する形容詞を入れる問題。最後まで読むと選手たちが最善を尽くしたことがわかる。正解は、4 valiant(勇敢な)。2 palliative(一時しのぎの)は、動詞であるpalliateから推測が可能。1 vicarious(身代わりの)は私のお気に入りの単語。授業に参加された方にはおなじみのはず。
(4) Darleneの仕事のやり方はどうなのか?she lacks enthusiasmがヒントとなり、正解は 2 perfunctory(おざなりの、いい加減な)。3 consummate(完璧な)だと反対の意味になってしまいます。
(5) 反乱軍がその地域を支配下に置き、政府もなすすべがない。よって軍は罰せられることなく市民の人権を侵害することができた。正解は 1 impunity。with impunityで使われることが圧倒的に多く、without punishmentと言い換えられる。
(6) 国王の墓を発見したけれど、中はほとんど空っぽ、、、ということは?墓泥棒の略奪に遭ったと考えられることから正解は 2 plundered。1 slaughter(〜を殺す)と混同しそうです。それにしても語彙問題では犯罪ネタが多いですね。
(7) Danは同僚のKimに男の子の育て方について求められてもいないアドバイスをするのでKimもうんざり。正解は 3 obtrusive(押しつけがましい、出しゃばる)。面白いシチュエーションですが、Danはイクメンなのでしょうか?
(8) 両親が息子Ianの健康を心配しています。正解は4 pallid(青白い)。His skin is ... とくればすぐに入れられます。同義のpaleと似ているので覚えられます。He needs to get more sunshine ... と言っていますが、紫外線も体に良くありません。
(9) 後半からこの政治家は演説が上手いことがわかります。正解は3 orator(演説者、雄弁家)。oral(口頭の)あたりから連想してもよいでしょう。1 minion(子分、家来)はアニメでおなじみですね。
(10) ストライキが3ヶ月続いた後、経営陣が降伏して組合側の要求をすべてのむことに。正解は 4 capitulated。
(11) Johnの提案に対するSteveの批判が辛辣すぎたという内容。in a softer wayがヒントとなり、正解はその反対の 2 caustic(辛辣な)。
(12) コンピューターの不具合ですべてのデータを失ったAllen。マウスを床に投げつけて怒りを発散した、という内容。正解は1 vented(怒りなどを発散する)。名詞ventは「通気口、出口、はけ口」。気持ちはわかるけれど、なんて大人気ない、、、。
(13) 石油会社がクリーンエネルギーに対してネガティブキャンペーンを画策したかどで告発された。正解は1 orchestrating。オーケストラの指揮者がすることをイメージするとよいでしょう。言い換えるとarrange、organizeなど。
(14) 1行目のoppositionがヒント。その言い換えで4 diatribe(痛烈な非難)が正解。空所後のagainstもヒントになります。この単語は『Pass単』の「でる度C」の名詞の最後の単語なので印象に残ります。告発されたり非難して逮捕されたり、語彙問題は事件が多く穏やかにはいきません。
(15) Historians were excited ... とやっと明るい話題です!後半のcommentsの同義語で正解は3 annotations(注釈)。接頭辞のa-はattachなどと同じ。「noteをくっつける」と私は覚えました。
(16) 大変!自動車事故です。時速150キロで走っていて事故にあったのに、、、とAlthoughの譲歩の節なので、後半は「大丈夫だった!」となるはず。話の展開を予想しながら読んで、選択肢から適切な単語を選びましょう。正解は 2 unscathed(無傷の)。良かった〜〜。
(17) こちらは脱獄。数ヶ月もかけて脱獄の方法を企てた、という内容で正解は 1 contrived (〜を企む、考案する)。名詞のcontrivance(考案品、装置)も合わせて覚えておきましょう。果たしてこの脱獄、成功したのでしょうか?
(18) of the fluが空所後に続いていることで 3 bout(病気の期間)が入ります。boutは病気の期間の他にも相撲やボクシングなどの短い1試合のことも指します。
(19) 冗談のつもりで言ったことで、Saraを怒らせてしまいました。I joked ... の部分がヒントで、正解は 1 facetious(おどけた、ふざけた)。3 carnivorous(肉食の)には笑ってしまいます。
(20) 人気絶頂時に引退して「隠遁者」となったポップスター。正解は 4 recluseですが、これまでも複数回出題されているおなじみの単語。-cluseはcloseの意味ですので「引きこもる、閉じこもる」イメージ。確かにファンにとっては 2 deity(神)かも知れませんが、文脈に合いません。
(21) 試合に勝った後、相手チームの前でやってはいけないことと言えば?正解は 4 gloat (ほくそ笑む、満足げにニヤニヤする)。スポーツマンとして重要なことですね。
(22) 夏休みにすることをまだ決めていないというVinnie。正解は1 kicking around(〜をあれこれ考える、検討する)。句動詞は分解して考えると正解に近づきます。この問題では、私もaroundを見て選びました。まだ検討中がイメージされます。
(23) 夫婦喧嘩が始まったので、Ranulphは部屋を出た。正解は 2 drawn into(〜に巻き込まれる)。文脈から「喧嘩に巻き込まれたくなかった」のは推測できます。あとは選択肢を分解して、draw(〜を引き寄せる)とintoでそのままの意味。深読みは経験からしない方がいいです。
(24) 規則で禁止されているわけではないが、マネージャーはデスクで昼食をとるスタッフをよく思っていないことが推測される。正解は1 frowns on(〜に眉をひそめる)。特に句動詞というわけでもなく、frownの意味を知っていればすぐにわかります。要するに「〜を嫌う、〜に難色を示す」の意味。

(25) 面接に10分遅れてきた、の意味にするには3 rolled in(到着する、現れる)。これも慌てて転がって入って来るのをイメージして選びました。1級の句動詞問題は以前よりも答えやすくなっています。あくまで動詞や前置詞・副詞などから意味を推測して選ぶのが正攻法です

大問1番まとめ

 語彙問題はこのところほとんど『Pass単』にあるものから出題されていますので、対策がしやすくなっています。やっているかやっていないか?知っているか知らないか?だけですので、「難易度」を決めるのは非常に難しいところです。今回は、文章の作り方などで、前回よりやや解き難いかという印象を直感的に持ちました。ただ、人によって感じ方は違うと思います。受験された方にアンケートをとってみましたが、今のところ「前回より難しい」と答えた方が少し上回っています。

アンケート:大問1の21問の語彙問題、前回と比べてどう感じましたか?
前回より難しい:25%
前回より易しい:18%
前回とほぼ同じ:17%
受けていないが結果を見たい:40%

 句動詞の取り組み方は先にツイートした通りです。少なくとも今年度は大問1番の傾向は変わらないでしょう。Readingセクションは大問1番から3番までの41問です。その中の21問が単語、4問が句動詞ですので、ここで多くの正解を出しておくとぐっとReadingスコアが上がります。10月の試験での合格を目指している方は、ぜひ今から語彙問題の対策を始めると良いでしょう。語彙が増えると、他のセクションの点数も押し上げてくれますよ。Good luck!

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[2]長文の語句空所補充問題

1題目 : Jury Nullification

 「陪審による法の拒否」。有罪の証拠が上がっていても陪審が法を無視して被告に無罪の評決を下すこと。司法の分野からの出題です。パッセージはやや易。選択肢がすべて2行でおさまっているのは珍しい、、、つまり選択肢が短いということです。
パッセージが4つのパラグラフから構成されるのも珍しい。第1パラグラフでjury nullificationの説明がされています。陪審員は事実に基づき常に公正な判断をするべきだが、、、however。わかっちゃいるけど、、、そう、人間ですものね。
  (26) 第2パラグラフは、jury nullificationの擁護者の見解。奴隷制度のあった時代の裁判を例に挙げ、法律を無視して良心に従った判断をした、という内容から正解は3。パラグラフ最終文がヒント。defyはnullifyの言い換え。
 (27) 第3パラグラフ4行目からが、jury nullificationに反対する側の見解。検察側は持ち合わせるすべての情報から包括的に判断を下すが、陪審団は与えられた情報からのみ公平な判断をするべき。両者の根本的な違いは情報量なので、正解は2。
 (28) 第4パラグラフ後半で、同じ罪を犯しても有罪になる場合とjury nullificationにより無罪になる場合が考えられ、これは民主主義の基盤を揺るがすものとなる、とあることから正解は4。法律の適用には一貫性が不可欠。

2題目 : "The Greenland Colonies

 グリーンランドに入植したバイキングが突然消えた理由は?英検ではよくあるテーマです。パッセージも読みやすく予想通りの定番の内容。
 (29) バイキングはグリーンランド移住後もノルウェイでの生活様式を守り続けた(cling to、adherence to)。環境の変化に適応しなかったことが、これまで消失の理由だとされていたことから正解は1。
 (30) 第2パラグラフは、howeverから始まり、前パラグラフの内容を否定し他の理由が書かれている。バイキングは農業ばかりをしていたのではなくアザラシも食料にしていた。さらにセイウチの牙はヨーロッパの国々と取引され、経済基盤となっていた。第2パラグラフの最終文 ... why Vikings would ... で「バイキングはなぜそんな危険を冒して、ただ農業をするためだけに極寒のグリーンランドに行くの?」そんなことはないでしょう?どう考えたって不合理でしょう?という気持ちです。正解は4。
 (31) 空所後から、気候変動によりセイウチの牙の出荷が困難になったこと、象牙が広く求められたこと、黒死病がヨーロッパに被害をもたらしたこと、などがバイキングの生活をunsustainableにした。ヨーロッパとの交易なしには生活が成り立たなかったことから正解は4。

大問2番まとめ

  今回は2題とも読みやすいパッセージで、選択肢も比較的素直でした。どちらも英検らしいテーマで楽しく読めたのではないかと思います。できれば全問正解して先に進みたいところです。

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[3]長文の内容一致選択問題

1題目: A Matter of Taste

  フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提唱した文化資本(cultural capital)と社会階級との関係について。興味深い内容ですが、社会学の分野からの出題は少し久しぶりです。
 (32) 第1パラグラフ前半では、社会階級と文化的嗜好には相関関係があることが書かれ、後半の Bourdieu concluded that 以下がヒント箇所。perpetuating class disparity、reinforcing social class's "system of ... " から正解は4。文化的嗜好により社会階級間の差が強化されている。
 (33) 第2パラグラフ前半で、金融資本と文化資本の類似性(analogy)を述べている。どちらも社会的地位を高めるのに役立ち、どちらの価値も希少性(scarcity) によって決まる。したがって正解は1。
 (34) 第3パラグラフでは「文化的雑食者(幅広い嗜好を持つ高学歴な富裕層)」が紹介され、この存在はブルデューの理論と矛盾するように思える。パラグラフ中ほどのHoweverからがBrysonの主張となり設問部分。「文化的雑食者」は単に下層階級の文化に対しても寛容であるという自らの「文化資本」を誇示する新たな方法を見出したエリートであり、ブルデューの理論と相反するものではない。正解は2。

2題目: Biological Spandrels

 生物学上の三角小間。spandrelとはアーチの上のスペース。サン・マルコ寺院のそれは当初は特に役割がなく、300年経って美しいモザイクが施された。冒頭で建築の話かと思わせておいて、実は生物の進化がテーマ。軽く肩透かしにあったかのような感覚はさすが英検です。建築と生物学の見事なコラボパッセージ。これも名作に認定します!
 (35) Gouldはspandrelを生物の進化に当てはめ、spandrelのようにモザイクを施すことを目的に作られたものではなく、副次的産物として獲得した生物の特性をspandrelと呼んだ。例に上がっているのが、「血液がなぜ赤いのか」。顔が紅潮するのは異性を引きつけ生殖上有利と考えられるが、これは血液中のヘモグロビンが赤いせいであり、それを目的とした進化ではない。よって生物学上のspandrelと言える。正解は2。
 (36) 第3パラグラフで、Gouldは適応万能論(adaptationism)を批判する。パラグラフ中ほどの He argued that からがヒント。生物の特性を個々に考えるのでは包括的な見方を失ってしまう。holisticを as a whole に言い換え、正解は1。
 (37) 最終パラグラフは、DNA配列の特定が可能になったことでどんな変化が見られたか?パラグラフ中ほどの These can be instrumental からがヒントとなり、正解は4。生物の個々の特徴が自然淘汰の結果なのかspandrelなのかがより正確に特定できるようになった。
 パッセージは英検1級らしい難易度ですが、設問はある特定箇所のみで答えられます。たとえ文章全体が理解できていなくても正解できたかもしれません。
 生物の進化にspandrelがあるのであれば、一つずつの人生にもspandrelがたくさんあるはず。日頃の行動や身の回りの物すべてに「目的」があるわけでなく「こんなん意味ないじゃん!」と思っても実はその重大な意味に気づいていないだけなのかも?「ムダ」がいつか美しいモザイク画に「変身」するのかも。

3題目:The Mau Mau Uprising in Kenya

 イギリスの植民地であったケニアで起きたキクユ族による「マウマウ団の乱」。最後に歴史物がきました。
 (38) 第1パラグラフから、イギリスのケニアにおける植民地支配の特徴はviolenceとinjusticeであったことがわかる。さらに、白人の農家は政府によって保護されていた一方で、現地人は法的にも守られず不当に高い税金を課されていたことから、正解は2。
 (39) 第3パラグラフから、イギリスはマウマウ団を非理性的な行動をとる野蛮な部族だと考えていた。このような人種差別的な見方により、本来のマウマウ団が結成されたきっかけやその実力を見落としていた。正解は3。discountは、fail to comprehend、ignoreの言い換え。
 (40) イギリスはvillagizationと呼ばれる、マウマウを地域に集めて隔離する政策をとった。表向きは「保護された村」とされたが、実際にはキクユからの生活必需品やサポート人員の供給をマウマウから断つことが目的だった。第5パラグラフから、正解は4。
 (41) 第7パラグラフより、マウマウ団の乱がケニアの独立を早めたという意見もあるが、実際には制圧されてから独立までには時間があった。したがってマウマウ団の脱植民地化における役割は誇張されていると考えられ、正解は2。

3番まとめ

 3つのパッセージは、社会、生物、歴史の分野からの出題。特に難しいこともなく、まさしく通常の難易度でした。「ゆっくり読めばわかるんだけれど・・・」という声はよく聞きますが、エッセーも完成させなければなりません。時間配分には常に気をつける必要があります。

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[4] 英作文

* Write an essay on the given TOPIC.
* Give THREE reasons to support your answer.
* Structure: introduction, main body, and conclusion
* Suggested length: 200-240 words
* Write your essay in the space provided on Side B of your answer sheet. Any writing outside the space will not be graded.

TOPIC :  Agree or disagree: Japan will benefit overall from hosting the 2020 Summer Olympics

 今回のTOPICを見てまず思ったのが、主語がまたJapanであること。前回の日米関係に続き、ある意味1級らしくない日本限定トピックでした。(2017年度第3回 TOPIC: Should Japan rethink its relationship with the United States?)日本関連のトピックが続いていることは、今後の対策の参考になります。英検が大学入試に利用されることが意識されているのかもしれません。以前よりも比較的身近な話題がトピックになっています。理由も思いつきやすいので10代の受験者にとっても不利にはならないでしょう。
これに対し、これまで準1級のエッセーのTOPICは日本限定がほとんどでした。今回の準1級は、”Is it acceptable to keep animals in zoos?” と、こちらは以前は1級で出ていたような一般的なもの。1級と準1級が近づいている印象です。ただし、1級では日本関連と言っても、日米関係やオリンピックなど国際的な視野で考えなければならないトピックが出題されています。今後もしばらくはこのようなテーマが出される可能性はあります。
今回は、Agree or disagreeのパターンの出題でしたがこれは、2016年度第1回以来の2年ぶりでした。昨年度は3回とも疑問文のTOPICでしたし、最近の2回はShouldから始まる疑問文でした。今回のwillには夢or希望が込められているのでしょうか?
おそらくAgreeで書いた方が多かったのではないかと予想しましたが、こちらでアンケートをとったところほぼ8割の方がAgreeで書いていました。

アンケート:Agree / Disagree どちらで書きましたか?

Agree:64%
Disagree:17%
受験していないが結果を見たい:19%

なぜ、Agreeが多かったのかと考えてみますと、1) あまりに現実的なので「せめてこうあって欲しい!」という希望を込めて書いた、2) なんとか明るいことを書いて気分良く、ノリノリでこの後のリスニングにつなげたい、の2つの理由かと思います(笑)。英検協会の模範解答はなんとdisagreeの立場で書かれています。「オリンピックの開催は東京、そして日本にとって良くない」。確かに、、、。
TOPICにoverallが入っていることも気になります。「全体としては、すべてを考慮に入れると」の意味ですが、もしもoverallなしでdisagreeにするとbenefitがゼロのようになってしまいます。メリット、デメリットの両方を考慮した上で、、、と考えれば良いでしょう。以前にも何度か出題されているTOPIC、”Do the benefits of 〜 outweigh the disadvantages?” を思い出しました。そこまでメリット・デメリットをはっきり比較する必要はありますが、Agreeだとすると「〜というデメリットはあるけれど」程度の譲歩は入れても良いかもしれません。
前置きが少々長くなりましたが、Agree or disagree を決めるにはまず理由から考えましょう。その過程で、どちらの方が書きやすそうか?3つの理由はどれにするのか?を考えて、エッセーを書くお膳立てをします。
Agreeで「オリンピック開催は日本に利益をもたらす」とするのであれば、1) 観光客増加に伴う経済効果、2) 関連の施設建設やサービス業における雇用増大、3) インフラ整備、4) 日本を宣伝するチャンス、5) 国民が盛り上がり団結する、6) 海外と触れる機会が持てる、7) 子供に夢を与える、など。
Disagreeで「利益をもたらさない」とするのであれば、1) 治安の悪化、2) テロの心配、3) 費用がかかり赤字の可能性、4) 使われない施設が残る(維持費がかかる)、5) 外国人のマナーの悪さやゴミの心配、6) 交通機関の混乱、渋滞、7) 宿泊施設の価格高騰、などが考えられます。
エッセーは「内容・構成・語彙・文法」の4つの観点が各8点満点(合32点満点)で採点され、CSE2.0のスコアに換算されます。Readingでの1問はCSE2.0に換算すると「合格点」あたりでは5点ほどに相当しますが、Writingでの1点はCSEでは15点以上に相当します。したがって、エッセーは時間切れにならないように、必ず最後まで書くことが合格するためには必須です。普段から30分ほどで完成させられるように練習しておきましょう。
もう一つ今回のTOPICでちょっと気になったこと。今では「オリパラ」と略されるほどに、オリンピックとパラリンピックは必ずペアで出てきます。でも、TOPICにパラリンピックも入れると長くなってしまうのでオリンピックだけにしたのでしょうか?

CEL解答はこちら>>

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英検ウェブサイトにて全問題の解答が公開されています。

英検1級1次試験解説セミナー>>
6月10日(日)10:00-12:30
  リスニングも含め、ツイッターには入りきらなかった内容満載で「英検」を語ります。是非英検と仲良くなりましょう。それが合格への大きな一歩!通信受講もあります。

以下2018/6/13追加

[5]リスニング

Part 1

No. 1 女性は女友達であるConnieの休暇中に彼女の飼い猫を預かることにしていたが、男性は了解していない。「言ったでしょ〜」「でもいいと言ったわけじゃないよ」というよくある行き違いから男性は気分を害しています。最後に男性が、you could’ve checked with me before … と言っていることから正解は1。consultはcheck withの言い換え。
No. 2 急用のため、プレゼンをするはずだった会議に出席できなくなった女性。代わりにプレゼンで話す内容をまとめたレポートを配布するよう男性に依頼しています。このレポートを a written summary of her presentation と言い換えた4が正解。とても素直な問題が続きます。
No. 3 転職を考える男性。前半の … convince me to stay on / … leaving us? からこの状況を把握したいところ。転職する理由は、the long hours and tight deadlines are just too much の部分。long hours  /tight deadlinesをpressureと言い換えた4が正解。leadは「(問題解決の)きっかけ、糸口」。男性にはすでに次の仕事のあてがあるようです。
No. 4 ギャンブルに挑戦しようかと考える女性に対して、男性は止めようとしています。I wouldn’t if I were you. と仮定法を使ってやんわりと諭そうとするも、女性には効果がない様子。正解は1。reconsider her idea とはギャンブルに手を出さないようにすることを指しています。迷いそうなのが3ですが、これでは以前からギャンブルをしていたことになってしまいます。選択肢は慌てないで読みましょう。
No. 5 軽い気持ちから友人と空き家に入り込んで遊んでいた娘に腹をたてる父親。ヒントになるのは、you could have got hurt の部分で、正解は3。「怪我をする可能性もあった」ことからそれはdangerous situationと考えられる。うっかりしてしまいそうなのが4。会話では、Apart from not having the owner’s permission とオーナーの許可なく侵入したことを責めているのであって、父親の許可ではない。
No. 6 女性は学部長のポストを打診されたが、今はまだ日本語が十分でないため辞退することに決めた。正解は1。会話には、turn downに代わるような表現はないが、「いつかはそうなるかもしれないが、not now」「田中教授が学部長にはよりふさわしく、not me」などの発言から判断する。down the road(将来いつか、そのうちに)。
No. 7 教授が論文の書き方について学生にアドバイスをしています。内容は良く書けているが唯一の問題点はソースの件数が十分でないこと。学生のShould I list them (= sources) all?  に対して参考文献を全て記載した方が学術誌に掲載される可能性が高くなると教授が応答していることから、正解は4。solid(中身が充実した、信頼できる)、bibliography(参考文献一覧)。
No. 8 地元選出の議員が進める開発計画に反対する女性。男性もそれを支持するが、設問は男性がimplyしている内容。ポイントは最後の男性の発言、It’s about time … の部分。仮定法の表現で「もうそろそろ〜すべき(なのに実際にはしていない)」の意味。一般の有権者のために尽力すべきなのに、実際には裕福な実業家の便宜ばかりを図っていることから正解は2。certain people は、his rich friends in business の言い換え。constituent(有権者)。
No. 9 転職希望者に面接をしています。応募してきた女性は優秀でありながら、現在の職場にまだ半年ですでに転職を考え、前職も1年以内に辞めている点が聴き取れれば答えやすいでしょう。Long-term commitmentが重要であるにもかかわらず、女性はこの点に欠けている(sparse)と男性が発言していることから、正解は4。
No. 10 女性の上司と男性部下2人での3人会話。女性が展示会を担当できなくなったことから2人のどちらかが代理をすることに。MikeはElliotを推薦するが、Elliotは人前で話す自信がないと言う。女性は I think you’d be fine と彼を励まし、最後の発言、You’ll have a valuable new skill (= public speaking) when … では、次回の昇給交渉までには新たな役立つ技術を身につけていると言っていることから、正解は4。女性はElliotが良いプレゼンができると信じている。

Part 1まとめ

  全体的にゆっくりと非常に聴き取りやすく話されています。No. 5の父娘の会話はやや意外な設定ですが、その他の問題はどれも容易に状況判断ができるものでした。このところPart 1が易しめとなっていますが、その意味では「通常どおり」の難易度と言えます。また、Part 1の特徴でもある設問に関わる難解な口語表現も今回は見当たりませんし、選択肢の言い換えも素直です。Part 2以降を考えると、ここでの不正解は2問以内にしておきたいところです。

Part 2
  1. :Climate Change and the US Media
    No. 11 第1パラグラフ前半では、民主主義社会においては国民に偏見のない情報を客観的に提供し、議論がある際には両者の見解を報道することがジャーナリストの役割であることが述べられている。中程のHowever以降では、米国メディアがあまりに中立な立場を取りすぎることを批判。the US news media makes too much effort to be neutral の部分から正解は2。
    No. 12 例として挙げられているのが気候変動。すでに科学的にも事実であることが立証されているにも関わらず、科学者全体のたった3%を占める懐疑論者の主張も同様に取り上げるメディアにより約6割の人にはこの事実は理解されていない。一般には、there is no consensus on this issue と思われていることから正解は1。consensus = agreement、this issue = climate change。
  2. :Education in Asia
    No. 13 アジアでの教育熱は高まりを見せ、多くの家庭で子供に教育費をかけ大学に行かせている。第1パラグラフ中程のIronicallyからがヒント。大学を卒業しても特殊なスキルを持つ者は少ない。したがって大卒者が無職であったり低賃金のスキル不要な仕事に就くこともある。正解は4。言い換えがやや難しい。エンジニアリングやITの分野では人材不足なのに、需要を満たすスキルを持つ大卒者が足りない。unpreparedとは、ここでは特殊なスキルを持っていないこと。
    No. 14 後半は、この問題の解決法について述べている。多くの学生が実践的なスキルを習得せずに卒業してしまうのを改善するための提案は、Integrating such skills into curriculums … could have tremendous benefits の部分。integrateをincludeに言い換えた4が正解。これも意外性のない聴きやすいパッセージ。
  3. : The Eastern Diamondback Rattlesnake
    珍しく3つのパラグラフから構成され、今回のセットでは最も聴き取りづらいパッセージです。第1パラグラフはdiamondback rattlesnake(ガシダイヤガラガラヘビ)の生息地の紹介。かつてlongleaf pine(ダイオウショウ=大王松)の林に生息することが多かった理由は、木の間に成長する背の高い草がウサギやリスなどを隠れて待ち構えるのに好都合だったから。
    No. 15 第2パラグラフはhoweverを含むセンテンスで始まり、最近はこの生息地に変化が見られ、ヘビの数が激減。以前は定期的な自然火災によって林が焼かれ、その都度再生されていたのが、人間の介入によりこれがなくなり植物の構成も変わった。正解は1。other plants and thick bushes have grown … in place of the grass の部分がヒント。以前はgrassに隠れていたが、他の低木などにとって代わられたため、小動物を捕食することが難しくなった。正確に聴き取れていないと正解できない問題。
    No. 16 解決法として、意図的に森林火災を起こすことが提案されている。人工的な行為によって自然の生態系を取り戻し、ヒガシダイヤガラガラヘビを復活される試みが求められている。したがって正解は3。こちらは易しい問題。on purpose はdeliberateの言い換えNo. 15 。
  4. : The Effects of Microgravity on the Body
    No. 17 宇宙でのmicrogravity(小重力状態)が宇宙飛行士の体にどのような影響を与えるかに関して、第1パラグラフでいくつか述べられている。骨や筋肉、血液循環への影響のほか、パラグラフ最後で心臓が丸みを帯びるとあることから、正解は4。これは素直な問題。
    No. 18 後半では微小重力状態の脳への影響について。ここでもさまざまな影響が挙げられているが、設問のヒントは最後の方。 … due to the brain receiving highly inconsistent information とあり、最終文で、inconsistent information を具体的に説明する。宇宙飛行士は微小重力の影響により、常に落下しているような感覚を持つが、実際の視覚情報とは矛盾する。正解は1。conflicting information は、highly inconsistent information の言い換え。
  5. :Twin Talk
    No. 19 双子は年少時、親よりも兄弟で話をする機会が多いため、2人以外には理解できない言葉を発達させることがある。cryptophasiaと呼ばれるこの現象には親の母語には関係なく共通の特徴がある。The twins repeat each other’s mistakes, which gradually become new words の内容から正解は1。
    No. 20 cryptophasiaは、通常6歳までには無くなるが、Hayashiによるとcryptophasiaの期間が長いほど、後の言語テスト結果が良くない傾向がある。これを抽象的に言い換えた2が正解。手遅れにならないよう、早い段階でスピーチセラピーを受けることをHayashiは促している。 。
Part 2まとめ

 前回はやや難化したPart 2ですが、今回は明らかに易化です。ゆっくりと読まれていることに加えて、パッセージ自体もシンプルで理解しやすいものばかり。(C)、(D)以外はサイエンスには全く触れることのないテーマであったのも聴き易い理由かもしれません。そんな中で少しだけ聴きづらかったのは(C)の生態系の話。また、選択肢が選びにくく正答率が低いと思われるのは、No. 13とNo. 15です。今回のPart 2はおそらく通常よりも平均点が高くなるでしょう。したがって次回はこのPartの難化が予想されます。

Part 3
  1. No.21
    勤務先の会社が新型キーボードを7月末に発売予定だが、最終的な仕様書が出来上がってくるのは7月23日。日付をしっかり押さえながら聴きましょう。中ほどのWe’ll need … からがヒント。7月17日までに仕様書が必要だと言っているがこれは不可能。その後で、If they (= specifications) haven’t been finalized yet, give me a call とあるので、このメッセージを残したCandiceに電話をかけて相談するという3が正解。これはかなり易しい問題。
  2. No. 22
    シチュエーションは、パスポートは更新手続きのため手元にないが、1週間後に海外出張に行くためパスポートが必要だというもの。冒頭で仮の(temporary)パスポートを発行するためには申請書の提出が必要とある。その後直接は必要のない情報がしばらく続いた後、最後の方で再び申請書の提出に話が戻る。Before thatからがヒント。you need to write a brief letter … / you’ll need to supply documents that … とこれらが申請時に必要な書類であり、正解は2。仮パスポートが必要な理由と旅の目的を書いた書類をまずは準備することになる。
  3. No. 23
    広告会社でGrand Motors(以下GM)担当のコピーライターを2年続けている。(1) GM担当、(2) コピーライター、(3) 2 年担当、の3点が重要。CEOがMillennium CC((以下CC)と契約を結んだことを発表。しかし、GMとCCは競合同士であるためCCを担当する子会社を設立した。GMを4年以上(four-plus years)担当している者は引き続きGMを、それ以外はCC担当となりオフィスは20階となる。コピーライターを含むcreative teamのメンバーでCC担当になる者は会議の後その場に残り新しいcreative directorを紹介される、とあることから正解は2。落ち着いて考えるとそこまで複雑ではないが、音声だけだと社名に惑わされ聴き逃してしまいそうなクセのある問題。
  4. No. 24
    日本企業向けの英語習得プログラムを開発・運営する会社に勤めている。上司から新たなプロジェクトの説明を受けるが、新規にテキストを作るには最低1ヶ月はかかることが条件。あまりこれまで見たことのないようなシチュエーションに加え、パッセージでもクライアントである日本企業の説明が詳しいのも新鮮。ポイントは中ほどのThe course for the engineers begins in two weeks’ time の部分。2週間後に始まるということは新たなテキストを作る時間はない。その代替案としてwe can create materials to supplement a general English tex tとあることから正解は4。これは易しい。
  5. No. 25
    銀行の担当者から退職後の資金運用のオプションについて説明を受けている。条件は投資額が最高20万ドルという1点のみ。選択肢を見ながら聴き、条件に合わないものを消していきましょう。株(stocks)ばかりでなく資産を分散(diversify)させた方が良いとあることから1は除外。国債(government bonds) は最近利益が目減りしている(shrinking returns)ことから2も除外できる。お勧めの投資信託(mutual fund)は確実に利益も上げ、10万ドルから始められるので正解は4。最後の不動産投資は投資額が25万ドル以上なので条件に合わない。正確な聴き取りが必要な問題でした。

Part 3まとめ

 Part 3では問題ごとの難易度の差が大きいことが多いのですが、今回も(H)と(J)が難しく、その他は比較的易しい問題でした。全体としては通常のレベルと言えるでしょう。最近の傾向としては、シチュエーションでの条件が少なくなったことです。今回も(H)は3つの条件がありましたが、それ以外は単なる「状況説明」というもの。シチュエーションを慌てて読む必要がなくなるという意味では受験者に優しいと言えます。また、以前よりも金額などの数字がらみの問題が少なくなりました。今回で言えば(J)が数字がらみですが、少々厄介な問題。今後、難易度を上げるとするとシチュエーションでの条件を増やしたり数字をからめたりが十分考えられますので、対策として準備しておくと良いでしょう。

 

Part 4

 以前にウェブデザイナーをしていた男性にインタビューをしています。標準的な北米の英語で話し方もゆっくりはっきりで内容はフォローしやすいものです。
No. 26 インタビュー中ほどで、インターネットバブル崩壊後について問われたのに対しての回答にヒントがあります。巨大インターネット企業の中には利益を上げられないものもあり(can’t seem to figure out a way to monetize their products)、その生き残りは株主に頼らざるをえないことから正解は3。インタビューでは、investors are still throwing money at them (= Internet companies). Those companies will be in trouble if that funding dries up. と答えています。that fundingとは株主による投資のこと。

No. 27 インタビュアの How has the web design industry changed over …? の質問に対する回答がヒントになっています。最近では専用のウェブサイトが必須ではなくなりフェイスブックなどを利用する企業もある。たとえウェブサイトを作るとしても自社で容易に作ることができるようになった。これはユーザーにとっては良いことだが、ウェブデザイナーにとっては死活に関わる問題であることから正解は2。インタビューでは、that’s not a good thing for web designers と答えている。not a good thing が選択肢では a negative impact に言い換え。

 

Part 4まとめ

 前回と比較するとかなり聴き取りやすいインタビューでした。質問自体も難しくはないのですが、なんと言っても選択肢の長さに圧倒されます。これまでで最も長くほとんどが15語を超えています。No. 27の質問が読まれた10秒
後には、Your time is up. の合図とともに筆記用具を置くことになりますので、選択肢を素早く読みマークすることが必要です。ただし、No. 26はインタビューの中程から、No. 27は後半から出題されることが多いので、ある程度質問を予想して準備しておくことは可能です。

 

【後記】

 受験をされた皆さま、大変お疲れさまでした。いつもながら今回の本試験問題、どれを取っても興味深く勉強になるものばかりでした。受験後に試験問題をそのままにするのではなく必ずしっかりと復習をしておきましょう。なぜ不正解だったのかを明らかにするとともに、正解した問題も本当に理解していたのかも確認しておきましょう。これが今後の受験にも必ず役立つことと思います。合わせて当校実施の本試験解説セミナーもご利用いただければ嬉しく思います。今回受験をされなかった方も是非これをきっかけに挑戦してみてください。皆さまが、英検1級に見事合格されることを心よりお祈り申し上げます。

(2018/06/13更新)

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