
英検1級コース受講生の体験記

![]() CELの講座を一段上の教材として活用小林 晧志さん(一般企業定年退職者) <1次試験> 英語は中学生の頃から好きで、将来必要だと既に感じていた。学校を卒業後は機械メーカーに就職し、英語が必要な職場に長年勤めた。その間英語の勉強は続け、英検との出会いも当然あり、1級の試験も年中行事のごとく何回も受けてきた。1次試験のリニューアルも全て経験し、1次試験には過去に3回くらい合格したが、2次試験で全て駄目になった。会社勤めの間は十分な勉強も出来なかったが、英語に対する底力はついてきたと思う。定年退職後は時間の余裕もあって新規巻き返しの精神で、CELの英検1級1次コースを通信受講した。東京から遠い田舎に住んでいるため、ライバルとする相手もいなく、常に孤独の中での自学自習となったが、英検1級の本試験問題より少し難しいCELの模擬試験にコツコツと取り組んできた。 CDから流れてくる先生の解説授業は非常に歯切れがよく、各問題への対処の仕方を要領よく教えていただき、効率的にアタックするにはどうしたらよいかを何度も聞くことができた。特に1級の試験は時間との戦いであり、もう30分あったら十分解答出来たのに、とたびたび思った私にとって、先生の解説授業には役立つ内容が満載であった。 筆記試験の1番は語彙問題だが、付け焼刃的な単語の暗記では太刀打ちできない。日頃から英字新聞・雑誌などを読み、辞書を丹念に引く地道な努力が必要である。私は、CELの模擬試験に出題された全単語を自分の辞書で丹念に調べ、例文をノートにまとめて、読んで記憶するようにした。2番は長文の中の穴埋め問題だが、文脈の流れをつかむことが大切、また3番の長文内容一致問題は速読速解の習慣をつけておくことが大切で、選択肢のtrickyなものにだまされないことである。4番の英論文は日頃から英文を書く習慣をつけておくことが大切で、いずれもCELの模擬試験問題は、少し本試験よりレベルが高い程度で、内容が充実している。 私は、筆記試験100分の持ち時間の内、5分ほど残して、直ぐ次のリスニング問題を見ておくようにした。少なくともPart 3のReal Life Situation問題を見て、設定状況をつかむことが出来るからだ。私の弱点はリスニングで、常に全体の点数の足を引っ張ってきた。スタッフの田中さんに電話でご相談した時、「あなたは、筆記試験問題の勉強と同じくらいリスニングの練習に時間をかけてきましたか?」という質問にイエスとは言えなかった。以降、リスニング強化に執拗に取り組んだのは言うまでもない。
実際のインタビューテストでは、どのトピックを選ぶかで合否に影響が出る。日頃から出来るだけ沢山のトピックを準備して、実際に声に出して練習をしておくことが大切である。日本語でも説明出来ないようなトピックが、英語で説明出来るわけがないからである。 1級の試験は特に時間との戦いであり、解答には瞬発力を必要とする。CELの英検1級コースでは、オリジナルの模擬試験を本試験より一段上の教材として利用でき、さらに速読・即答するためのキーポイントを伝授してもらうことができた。 念願の英検1級最終合格まで導いてくれたCELに対して感謝の念にたえない。
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