英検1級コース受講生の体験記
本試験との比較で精度の高いCELの模試と授業杉山 雄一さん(会社員 <英検1級受験のきっかけ>アカデミックレベル・ビジネスレベルのコミュニケーションをする英語力が身についていない。特に語彙が不足している気がする。改善するには英文書籍や雑誌を読んだり、地道に単語帳を覚えるのが必要な気がするが、なかなか楽しく独学はできなそう。なら、英検1級受験を目標に英語学校へ通い、定期的に英語を勉強する習慣にしてしまおう。というのが英検1級受験のきっかけでした。また、TOEICやTOEFLと違って英検1級は資格の有効期限がないので、今取得しておいて損はない、と考えたのも理由の一つです。 CELで学ぶことに決めた理由は、高いレベルをターゲットとした専用クラスがあること。自宅からのアクセスが良い事。そして何より「本物の英語力を身につければ、どんな英語の試験にも通用する」というCELの教育理念に共感できた事です。 <短期間で最大限の効果を可能にしてくれたCEL> 私は1次模擬試験コース、2次インテンシブコースを受講しました。これらコースを受講して特によかった点は次の3点です。 (1) 本試験の形式に慣れる事が出来た事。 (2) 模試の結果から自分の「弱み」と「伸びしろ」を定期的にチェック出来た事。 (3) 自分と似通ったレベルの人たちと学び合うことが出来た事。 毎週模試形式の授業を受けていたお陰で、本試験では全く緊張することなく、いつも通りに自分の英語力を発揮する事が出来ました。模試の結果を自分の勉強方法やテスト戦略に活用できた事は合格への最短距離を進むために非常に有益でした。また、特に2次試験対策で言えることですが、自分と似通ったレベルの人たちとクラスへ参加する事で、クラスメートから多くの事を学ぶ事が出来ました。 CELの授業はすべて、英検1級合格へ向けて、短い時間で最大限の効果を与えてくれました。 <一次模擬試験コース> ・高い模試の精度 毎回の授業で受験する模試のサイズは実際の試験の約半分ですが、本試験と非常によく相関が取れています。私の場合、コース終盤の模試の結果と本試験の結果はほぼ近似でした。CELの模試の精度には、ほんとうに驚きです。 ・自己学習では気付きにくい自分の「弱み」と「伸びしろ」を理解する 模試の結果には、得点のほかに「クラス順位」や「各パートの偏差値」が記載されてきます。これらを保管して、定期的に見直してみると、どのパートで常に点数・偏差値が低いのか(=自分の弱み)、どのパートの点数に毎回ムラがあって自分のクラス順位に大きな影響を与えているのか(=伸びしろ)、などが良くわかります。私の場合は「語彙熟語」が弱いので、そこは「時間をかけずに平均点」を目指して勉強し、「長文読解」にムラがありましたので、そこは「時間をかけても満点」を目指す意識で取り組みました。この方針が本試験でも功を奏しました。精度の高い模試に基づくフィードバックの積み重ねが出来ることが、CELのコースを受講する長所だと思います。 ・英語の学び方を学ぶ 模試受験直後の解説授業の中では、模試のポイント解説だけでなく、生活習慣の中から英語学習方法についての小話を、先生ご自身の経験も交えて、多く聞く事が出来ます。例えば、雑誌、テレビ、映画などをどのように英語学習に役立てるかなどのお話は、とても参考になりました。英検1級受験レベルの人になると、日頃の英語学習方法に悩んでいるケースも多いかと思いますので、これら小話も興味深く聞く事が出来ました。 毎回の授業(2時間半)は、前半模試で後半が解説授業という授業形式のため、授業の時になると頭は疲れてぐったりしているはずですが、先生の授業のリズムがとても良いので、特に長すぎると感じることもなく、毎回楽しく講義を受ける事が出来ました。 <2次試験インテンシブコース> ・実践的な“体感”授業 授業では1レッスンで2回スピーチを練習できます。非常に実践的なクラスですので、1次試験合格後、事前準備なしでコースに挑んでしまった私は当初クラスの皆さんに多大な迷惑をかけてしまいました(Dan先生、クラスの皆さん、すみません)。 しかし、英検1級2次試験は、本試験自体が10分弱程度の試験ですので、そこは「習う」より「慣れろ」です。クラスの中のスピーチ練習で揉まれている内にスピーチのコツを“体”が覚えてきます。CELの2次試験インテンシブコースは本試験に即していますので、コース中のスピーチに慣れたらもうこちらのもので、本試験も授業の延長という感覚で全く緊張しないでスピーチできました。 ・本試験に即したフィードバック 2次インテンシブコースでは自分がスピーチをした後に、本試験の評価項目に準じた形で講師からフィードバックが行われます。例えば「Introduction, Body, Conclusionのフローが悪かった=short speechの点数減」「質疑応答で会話に滞りがあった=interactionの点数減」などなど。それらフィードバックを取り入れながらスピーチを何度も繰り返していくと、最終的には「自分なりの型(テンプレート)」が出来てきます。私の場合、grammar & vocabulary, pronunciationの部分が苦手で、それらは短時間で改善は難しいと考えたので、この「テンプレート」が本試験合格の為の生命線でした。 CELのコースを通じて、いただいた講師のアドバイスを参考に磨き上げ、自らスピーチを重ねて“体”で覚えたテンプレートで挑んだ本試験では、short speechで高得点を得る事が出来ました。これは、いかにCELの評価基準が本試験と相関していて、講師のアドバイスが的を得ているかの証明だと思います。Short speechの高得点は私の合格の決定的要因でした。CELなしでは今回の合格はありえませんでした。 ・クラスメートから学ぶ 1レッスン中に自分が2スピーチを行う以外の時間は、クラスメートのスピーチとそれに対する講師からのフィードバックを聞く時間です。それぞれ受講生が各自工夫をしたスピーチを行い、それに対する講師陣からのフィードバックを聞く事はDos とDon’tsの参考になりました。同じ目標・同じレベルの英語力(と同じ悩み)をもったクラスメートと、小クラス(講師1名、生徒3?6名)で行う授業は非常に充実したものでした。 <英語総合力を上げてくれたCEL> 私はオフィスワーカーですが、仕事をしながら英語の勉強時間を確保する事は大変です。社会人が学校に通う事を私は「時間(=効率)を買う」ものだと考えていますが、CELの授業内容はコストに十分見合うものでした。また、英検1級取得に向けて本格的に勉強してみて再認識した事は「本物の英語力を標榜するCELの教育理念に偽りなし」という事です。英検1級は単語・読解・ライティング・リスニング・スピーキングと英語能力を総合的に判定し、且つ合格得点ラインが比較的高いテストですので、各分野での万遍ない力が要求されます。いずれかの分野で決定的な苦手があると合格が難しいのです。今回CELのコースを受講したことは自らの英語総合力をバランス良く上げて、英語力を均す(苦手分野を補う)素晴らしい機会となりました。英語の勉強は日頃の勉強が物を言うもので、学校に通ったから必ず試験に合格するというものでは決してありませんが、CELは、間違いなく受講生が“効率よく”英語総合力を上げる手助けをしてくれる学校だと思います。 ありがとうございました。
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