英検1級コース受講生の体験記
CELで学び、諦めなければ必ず合格できます！梅田 学さん（会社員） 理系で海外経験もなく、研究所勤務で英語を使う機会も無い私ですが、学生の時から英語が好きで、生まれも育ちも違う方々とコミュニケーションがとれる醍醐味は格別だと感じていました。就職して配属先の所長が英検１級保有者で、その方の英語の実力に感化されると共に、英語の基礎力完成のためにも英検１級取得を目指すことを勧められ、本格的にチャレンジを開始しました。しかし、１次試験の壁はとても厚く、不合格を重ね、また地方在住のため英検１級対策学校は少なく、通信受講で質の高い教育を提供しているCELの門を叩きました。 ＜１次試験との格闘＞ １次試験合格まで、私はかなり苦戦しました。語彙、読解、リスニング、エッセイのどの分野でも穴があると、なかなか合格することが出来ず、もぐら叩き状態の不合格A続きの中で何度も諦めそうになりました。その度にCELに相談したところ、英検１級コース担当の田中美智子先生は親身になって、その時の私の状態にあわせたアドバイスをして頂き、学習の指針を与えて下さいました。通信受講でも続けることができたのは、この様なCELの受講生バックアップ体制が確立されているからに他なりません。 CELのオリジナル模擬試験は本番より若干難しい内容で、また、生徒のレベルも非常に高く、毎週真剣勝負でした。その中で実戦感覚が研ぎ澄まされていったと思います。 語彙問題は、過去の本試験傾向の綿密な分析により出題されているので、不正解の選択肢も含めて模擬試験の復習を徹底することでかなりの力がつきます。CEL模擬試験の語彙問題の本試験ヒット率は高く、合格した時の本試験では25点満点中21点を正解することができました。 読解問題では、解説授業の中で解答のポイントが明確に示され、テクニックで解くのではなく、なぜその選択肢が正解ではないのか考えることで、力がつくということを教えられました。 エッセイは苦手とする分野で、別途オンラインのエッセイ添削サービスを受講しました。外国人講師による添削の内容は実に的確で、自分では気づかないロジックの乱れや不明確な表現を指摘される中で、熟慮して英文を作成することを重ね、徐々に英語のライティング力が向上していくのを実感しました。 リスニングについては、授業の中で具体的な勉強法の指導があり、またBuildup Reading & Listeningコースでのディクテーション訓練にもおおいに鍛えられました。花野先生の歯切れの良い解説授業を受けていくうちに、英語を聴く時のポイントが見えてきました。 この様にCELで学習を続けていくうちに、遂に2007年7月、悲願だった１次試験合格を勝ち取ることができました。 ＜２次試験への挑戦＞ １次試験合格後、これまで想像もしなかった２次のスピーチ試験が突如私の眼前に出現しました。1次試験合格発表から２次試験まで、準備期間はほとんどありません。そこで東京のCELまで出かけ、２次試験直前対策のIntensive Classesを受講することにしました。これは私にとってはまさにカルチャーショックの連続でした。このクラスには、仙台や静岡、福岡など遠方から泊り込みで来られている熱心な方も多く、受講生の真剣度が違って衝撃を受けました。また、Dan先生からスピーチに関する厳しくもきめ細やかな指摘を多く頂くことができたのは貴重な経験でした。授業終了後、同じ目標に向かう受講生同士のひと時も良い刺激になりました。しかしながら、７月の初挑戦の２次試験は実力不足で、不合格Aでした。 ここまで来たのだから、なんとしても１次試験免除の期間内で２次試験に合格したいと考えた私は、次回の試験までに100本のスピーチ作成を自分に課し、限られた時間とプレッシャーの中で考える力をつけるため、CELからスピーチトピックを入手し、嫌がる（？）妻を相手に模擬面接を繰り返しました。11月の本試験直前に再びCELのIntensive Classesを受講したのですが、前回より実力が格段に向上していることに気づきました。 こうして迎えた２度目の２次試験でしたが、トピックカードを見て、またも難しそうなトピックが多く、一瞬ひるみました。それでも、これまでの練習が効を奏して２分間のスピーチを終えることができ、試験官の方が「貴方の言いたいのはこういうことですよね」と助け舟を出してくれたこともあり、結果、無事に合格することができました。 ＜諦めずにCELで学び続けたのが勝因＞ 英検１級取得まで、本当に長い道のりでした。それだけに、２次試験の合否発表をインターネットで確認し、「合格」の２文字を見た時の感動は今でも忘れることができません。CELの先生方のこれまでの熱心なご指導には本当に感謝しています。また、私の様な地方在住者にとって、たいへん充実しているCELの通信受講制度も特筆に価します。更に、いつも迅速な対応して下さるスタッフの田中さんや佐久間さんにもお礼申し上げます。 まだまだ英語力には不安な部分があるので、これからも精進していきたいと思います。次は、英検1級保有の特典を利用して、通訳ガイド国家試験に挑戦しようと思います。さっそく、CELの通訳ガイドコースで勉強再開です。 最後に、不合格が続き、めげそうになっている方々に私の実体験からエールを送りたいと思います。 「ＣＥLで学び、諦めなければ必ず合格できます！！」
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