|
|
1級の勉強を通じて英語の「読み方」と「話し方」を体得
雪田 昌孝 さん
(会社員)
<1次試験>
メーカーで貿易に携わっており、英語は日常的に使用しています。15年ほど前、1級に挑戦した時期があるのですが、1次になんとか合格できても、なかなか最終合格までたどりつくことができませんでした。
その後、仕事が忙しくなり、1級を受けることはありませんでしたが、いつかは1級合格を手に入れたいと思っていました。2001年になって、いよいよ再挑戦することにしました。
今回は、絶対に最終合格を手にしようと決意し、リスニングも含めて、毎週、本試験並みの模擬試験を受験することができるというカリキュラムに魅力を感じて、CELに入学しました。
当初はCD通信受講していましたが、夏休み明けから、気合いを入れて勉強しようと思い、通学クラスに変更して、毎週本試験の臨場感を味わうようにしました。
先生の解説授業は、短い時間の中でたいへん効率よく進んでいきます。
読解問題では、単に設問箇所の解答の仕方ではなく、英文全体の意味を取る読み方を教えていただきました。とかくひとりよがりの解釈や要約になりがちだった私にとっては、目の覚める体験となりました。「全体の意味を取る」訓練は、リスニング試験にもおおいに活かすことができました。
単語についても、模擬試験に出て来た単語で、自分にとって覚えにくいものをピックアップして単語帳を作成して、覚えていくようにしました。おかげで、本試験では、1番の単語/熟語問題は1問間違えただけで、30点中29点得点することができました。
CELで毎週模擬試験を受けていると、各設問毎に自分が目標にすべき得点を設定することができるようになりました。従って、本試験では、その目標点を念頭に置いて、余裕をもって受けることができました。
<2次試験>
過去の不合格体験から、本番では、張り詰めた緊張感の中、頭が真っ白になることを前提にして、その状態できちんとスピーチできるようになっていなければならないことを痛感しました。もちろん、丸暗記は通用しません。
Dan先生の授業では、容赦ない厳しい指摘を受けます。ロジックが合わない内容はもちろんのこと、たとえば、shouldで尋ねられているトピックに、shouldで回答しないと、たちどころにストップがかかり、やり直しとなります。
クラスメートもレベルの高い方が多く、Q&Aでも互いに鋭い応答が続いて、授業中はまったく息を抜くことができません。ふつうの英語学校や英会話学校には決してない、密度の濃い授業です。
原稿を暗記してスピーチをしてもすぐに見破られます。Dan先生には、準備の仕方、スピーチの構成の仕方についても学びました。Introduction-Body-Conclusionの構成にがんじがらめになるのではなく、flexibleにスピーチを組み立てていくやり方も教わり、幅が広がりました。教わった内容は、1級の2次試験の面接だけではなく、ビジネスシーンなどの一般のスピーチにもすぐに応用できるものです。
本番直前のIntensive Classでは、臨場感溢れるImpromptu Speechを行うので、毎回胃が痛くなるような思いをしました。
CELでは、英検1級の1次対策と2次対策の授業を受けたわけですが、受験テクニックを授かったわけではありません。1級合格後に、英語をどのように使っていくかまでを眼中に入れて、「本物の英語力」をつけるための勉強ができたと思います。
具体的には、1次対策では「問題の解き方」ではなく「英文の正しい読み方」を、2次対策では「面接試験の受け方」ではなく「コミュニケーションするための英語の話し方」を教えていただくことができました。1級合格も、もちろん嬉しいことですが、それ以上に、このように自分の英語の総合力に自信をつけてくれたことが、CELにお世話になった最大の成果です。本当に有難うございました。
これからも英語の勉強は続けていかなければいけません。今年は、通訳ガイド試験を目標にして、またCELで学ぼうと思っております。
|
本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス |
|
 |
|