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通訳ガイド試験合格者の声
<2001年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声英語を読む力に加え、楽しみまで与えてくれた江口先生の授業

藤江 さお里 さん (会社員)

<1次試験>

 通訳ガイド試験には、過去2回連続して失敗していましたが、以前お世話になった江口先生が新たに開校したCELで勉強を続けることにしました。ひさしぶりに江口先生の授業を受けてみると、相変わらず興味をそらすことのない面白いお話を毎回伺うことができました。これも、江口先生ご自身がプロの通訳者として豊富な経験をお持ちなので、実体験に基づいた英語に関するさまざまなエピソードや題材の英文に関する背景説明をして下さるからです。授業中も、決して飽きることはありませんでした。

 通訳ガイド試験対策として下線部訳をする場合も、まず文章全体を理解することから始める江口先生の説明を伺っていると、全体像が見えてきます。最新トピックを網羅した手作りの英語教材には、経済などの難しい話も含まれていますが、それも手に取るようにわかりやすく解説してくださって、様々な分野の知識を広げることもできました。そうすると、今まで苦痛だった英文読解が楽しくなってきました。

 丸暗記してはだめ、と口を酸っぱくして教えていただいた英作文では、表現のコツや例文をくり返し練習することで、幅広い英語の表現方法を身につけることができました。

 「試験に合格した時に<本物の英語力>がついていなければ意味がない。試験合格はあくまで英語力を向上させるための手段である」というCELの理念そのままに、江口先生に教わった英語の勉強方法は、試験合格後もずっと実践の場でおおいに活用できそうです。

 フルタイムで仕事をしながらの受験でしたので、限られた時間での勉強でしたが、江口先生のおかげで効率的に、そして何より楽しく勉強ができました。

<2次試験>

 私は、通訳ガイド試験対策とは別に、CELのApplied Communication クラスを春から3期連続して取りました。これは、時事問題や社会問題などを幅広く取り扱うクラスで、「英語で議論する」能力をつけるには最適のクラスです。当然ながら、通訳ガイド試験の2次対策としてもたいへん有効でした。

 少人数のクラスは、受講生のレベルがみな高く、議論の中に出てくる各人の様々な考え方がたいへん参考になり、視野が広がりました。特に、社会問題や日本人論のトピックは、通訳ガイド試験に通じるものが多く、役立ちました。

 1次試験の合格通知が来てからは、Intensive Classに集中して10回ほど参加しました。4人限定のクラスでは、1回の授業で最低でも3回は発表の機会があって、本番の格好の練習の場になりました。プレッシャーのかかる本番の面接試験のための度胸付けにもなりました。また、クラスメートと話すことで、おおいに励まされました。

 ネイティブの先生方は、自信を持つように、必ず良いところ指摘をしてくださるので、心強かったです。一方で、直した方がよい部分は容赦なく厳しくアドバイスしてくださるので、これまたためになりました。

<3次試験>

 Intensive Classの教材の Workbookは、コンパクトに内容が凝縮されています。山川出版の日本史の教科書を自分でやり遂げることのできなかった私でしたので、江口先生の「これだけをしっかりやれば良い」とのお言葉を信じて、Workbookを徹底的にやりました。江口先生は、さまざまな歴史上の事件を背景説明を加えながら説明なさるので、興味深く勉強することができました。過去4年分の本試験問題も、江口先生が徹底的に分析してあり、出題傾向を把握することができました。

 私は、CDで通信受講をしましたが、江口先生のスピード感溢れる喋りについていくのがたいへんでしたので、何度も戻しながら聴くことができてよかったです。

 3次試験は体力的にもたいへんきつかったですが、最後のひとふんばりでがんばりました。その結果、本試験では、地理、日本史ともに9割方は正答することができました。

 通訳ガイド資格を手にして、お正月はひさしぶりにほっと一息つきました。今は会社勤めですが、将来、通訳ガイドとして仕事ができるよう、これからも継続して英語の勉強を続けていくつもりです。Dan先生のApplied Communicationクラスにもまた参加する予定です。