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通訳ガイド試験合格者の声
<2005年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声完全無欠のCEL通訳ガイド試験対策

中込 浩二さん(通学受講)

<きっかけ>

 私が通訳ガイド試験の存在を初めて知ったのは1993年頃でした。当時、一般旅行業務取扱主任者の資格を目指していて、専門学校の通信講座で勉強していました。翌年に旅行主任者資格を取得しましたが、その頃通訳ガイド資格の存在を知り、何となく興味を持ち始めました。通訳ガイド試験は、英検などと比べて問題量が一見して少なく、取り組みやすそうだと思った(これは後で錯覚であると気づきましたが)のと、通訳ガイド用語問題など、ユニークな視点を持った試験だなと思っていました。かといってすぐに勉強を開始したわけではありません。正直に言って自分にはあまりにも高すぎる目標であると感じていたからです。当時はNHKのラジオ英語講座を聴く位で、特に勉強らしきものはしていませんでした。

<最初の挑戦>

 1999年7月に、翌年の通訳ガイド試験を目指し勉強を始めました。しかし、勉強の能率は上がりませんでした。2000年、1度目の挑戦はあえなく敗退。後から聞くところによると、その年の通訳ガイド一次試験は、過去10年間で最も難しい試験であったとのこと。道理で全く歯が立ちませんでした。

<2度目の挑戦>

 2004年に再度受験しましたが一次試験でまた不合格でした。英語は比較的やさしいと思われた問題でしたが、逆に小さいミスが命取りになったようです。日本語筆記試験では最低合格ラインは超えていたと思いますが、問題数が少なめで、歴史など細部を問う問題の配点が高く、苦戦しました。

<CELとの出会いと3度目の挑戦>

 2004年の秋、インターネットからCELの存在を知り、まず気分転換にBuildup Reading & Listeningコースを4ヶ月間受講しました。私が申し込んだのは土曜日の通学コースです。オープンスクール(無料体験受講)にて内容を確認したところ興味深い内容だったので、すぐに入会を決断できました。花野先生の授業は解説が小気味よく、毎回楽しむことができました。

 2005年の春、前年の失敗の雪辱を晴らすため、半年間の通訳ガイドコースを申し込みました。江口先生の授業を受けてみて、すぐにその評判の良さが実感できました。江口先生の作成した教材は隅々まで気を配ってあり、特に英作文の模範解答は文法的に正しいのみならず、語法や自然な言い回しなどネイティブが読んでも全く遜色ないものになっています。英作文の不得意な私は、模範解答から答案作成のテクニックを存分に学ばせていただきました。

 江口先生の授業は、ユーモアに溢れた楽しいものであると同時に、非常に質の高い内容で毎回感心しておりました。ある授業で、経済をトピックとした英文があり、その解説に込められた洞察力には驚きました。日本語で読んでも難しい文章を論理的に解説してくださったのですが、受講する側も脳を存分に働かせた授業でした。

 通訳ガイド試験の要と言うべき英文読解問題の解き方について、出題者の意図をいかに正確につかみ、的確に解答に反映させていく技は、江口先生の最も得意とするところです。CELに通ってよかったと思える瞬間でした。

 授業の後はCELのホームページにアクセスして、受講生用にインターネットで配信される授業にて復習を毎回行いました。これはCEL受講生の大いなる強みと言えるでしょう。授業についていくのは難しかったですが、授業には必ず予習をして臨む、これだけは欠かしたことはありませんでした。予習をしないで授業に出ても、授業の価値が半減します。授業はスピードも速く、無駄なところが一切ないので、それこそ瞬きする暇もありませんでした。ですから、授業前は体調をよく整え、睡眠不足のまま出席することのないように心がけました。

 実力も着実にアップしていったようで、CELの模試では常に80点以上をキープするようになり、自信を持って本試験に臨むことができました。

 CELからの祝一次試験合格メールに喜んだのもつかの間、私の最も不得意とするインタビューテストが待っていました。二次試験が終わるまでの20日ほどは、日々プレッシャーが高まり、全く落ち着くことが出来ませんでした。何とか気を静めようと、二次試験直前対策 Intensive Classesに藁にもすがるような気持ちで申し込みました。一次試験合格発表直後から続々申し込みがあったそうで、希望の日時はすでに満員となっていましたが、何とか4回分の日時を確保しました。参加者4人の少人数クラスでしたが、皆さん会話が上手い方ばかりで、正直劣等感を覚えました。しかし、Dan先生はじめ、ご担当のnative speakerの先生方に勇気づけられ、自宅でも練習を続けました。

 本番の二次試験は5分かからず終わってしまい、こんなに短くてよいのだろうか、と思いました。トピックとしては2つしか問われなかったのです。他の受験生は4~5問聞かれたという方が多く、非常に心配になりました。私の会話力のなさを見抜かれて、試験を打ち切られたのではないだろうか…。

<これから通訳ガイド試験をめざす方々へ>

 通訳ガイド試験は確かに難しい試験ではありますが、決して不可能な試験ではありません。継続は力なり、と申しますが、学問に王道なし、忍耐強く、繰り返すことで、必ず合格への道は開けます。細切れの時間を有効活用するのもこつと言えましょう。まずはテレビを見る習慣を断ち切ることが必要だと思います。最初はつらいですが、直に慣れて、テレビがないのが当たり前になります。すると今まで、どれほどの時間をテレビ視聴に費やしてきたのかと思い当たるでしょう。新聞は思い切って英字紙に切り替えてはいかがでしょうか。駅の売店で買うのではなく、宅配してもらうことが肝要です。家族の方が日本語の新聞を取っていれば、それはそのままでかまいません。私は極力英字紙から情報を得るようにしました。いやがおうにも、英語を読まなければ、世の中の動きがつかめない状態になれば、真剣に読むようになります。

 最後に、CELで学ばれている皆さんが合格の栄冠を勝ち取られることを願ってやみません。



本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に