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通訳ガイド試験合格者の声
<2008年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声自分の言葉にこだわったら、ココしかありませんでした

小粥 砂織(通学受講)
>>受講歴 BuildupR&Lコース通訳ガイド1次・2次コース通訳ガイド2次直前セミナー

<自分の言葉で伝えたい>

 記憶力はそんなに悪いワケではなかったハズ…。「言え! 暗記したことを、どこかの誰かが考えたことを、そっくりそのまま言っちゃえ。そしたらきっと受かる。所詮試験なんだから!」左脳からの指令を受信しつつ、どうしても口が、カラダ全体が拒否反応を示す。要領よくなんてできなかった。なぜならそれは、仕事で絶対にやってはいけないことだと。最高に格好の悪いことだと教わった気がするから。たとえ時間がかかっても、外国語であっても、私は自分の言葉で受かりたい。バカみたいに簡単に、シンプルに。何よりそれが一番伝わるはずだから。

<クリエイティブに英語を学ぶ> 

 「ガイド試験で大切なのは英語のうまいヘタではなく、何を伝えるかです」

 2次試験に落ちた失意のどん底から這い上がれることなく参加したCELのセミナーで、曽根先生がおっしゃっていたこの言葉がとても心に響きました。画一化したり数値化することは非常にわかりやすいけれど、そうできないことにだって価値はある。CELの英語学習に対するアプローチは他とは違うと直感しました。

 そもそも「日本語の方が大好き!」で、大学受験以来英語とは無縁の生活を送っていた私が受験に至ったキーワードは、「伝えること」と「コミュニケーション」。筆記試験は何とかなってしまうけれど、喋りは苦手という典型的な日本人。英語を話す必要に迫られるのは友人達とリュック背負って旅して回る時のみ。あるのは変な度胸とノリ、時にはハッタリも少々…。デキもしないのに「自分の言葉で」などと小生意気なことをぬかす、頑固で我が儘な人間にぴったりな学校に違いないと、CELとの出会いに勝手に運命感じたものです。

<楽しみながら学べる、実践的な教材が豊富>

 予感は的中! 早速、日本事情コースの無料体験受講に参加し、江口先生の授業の素晴らしさに心地良い衝撃を受けつつ、何より驚いたのは教材の濃さとおもしろさです。全般的にCELの教材は目のつけどころがユニークで、何度も読み返したくなるようなものばかり。試験対策の教材であることを忘れそうになります。もっと知りたいという気持ちが強くなり、言語を問わず本やネットで調べたり、実際に足を運んでみたり。教材を通して遊び感覚満点の能動的な学習が自然と促されました。それでいて合格に必要な単語やイディオムなどもきちんと網羅されており、自発的な幅のある学習→結果/実践につながるのだと実感しました。

<講師やスタッフの優しい支えで、ゼロからのスタートを決意>

 とはいえ、すべてが順風満帆というわけではなく…。入学した2007年の夏は英語力云々以前に、個人的に迷いに迷い、ブレにブレていたせいもあって、CELの良さを全く生かせませんでした。前年度に1次試験全科目に合格していたので、1次免除で2次試験に望むも結果は不合格。発表まではどう転んでも、CELとも英語ともオサラバする気満々だったのですが、ふとDan先生やスタッフの田中さんの顔が浮かび…。終始受け身で勉強する振りをしていた生徒のことをも、心から応援してくださっていた皆さんの優しい気持ちを裏切ってしまったことが、ただやるせなくて…。再受験を即決しました。 

<1次・2次対策コースの並行受講で英作文力が劇的にUP!>

 全科目失効は逆にスッキリ! 失う物が何もないということは恐れるものも何もないわけで、その身軽さが魅力です。私の鬼門は2次試験。スタッフの田中さんのアドバイスに素直に従い、春から夏にかけて通訳ガイド1次対策Standardコースと2次対策コースで、週2日CELに通いました。

 夏休みの宿題は最後の日にやるタイプの私には、春から毎日コツコツなんて習慣も気力もなく、半ば惰性で受けたStandardコースの模試で異変に気付きました。以前は厄介者扱いして丸暗記でのみ対応していた英作文問題が、まるで模範解答が解答用紙から透けて見えるかのように、すらすらと自分の言葉で解けるようになっていたのです。2次対策コースとの並行受講の絶大な効果を痛感しました。

 更なる向上を図るべく、春期1次対策コースに付属のOnline英作文添削サービスをフル活用しました。模範解答はあくまで参考に、キーワードとポイントだけ抽出し、自分が言いやすい表現に変換したものを添削にかけ、さらに2次対策コースでも適宜アウトプット。逆に、2次対策の授業で話した内容を添削や模試で書いて試すという双方向の学習です。CELの模擬試験では、英単語や英作文問題など、英語で書く問題の解答は、すべてネイティブスピーカーが添削・採点するというシステムも、とても画期的でした。

<1字1句逃したくなかった2次対策クラス>

 Dan先生のクラスはとにかく愉快でした。一見無駄話のような会話の中にもノンネイティブがマネしたくなる、学ぶべきポイントがたくさんあります。仮にどんなに不明瞭な説明をしたとしても、学習意欲や説明内容にメッセージ性がある限り、生徒達が言わんとする要点を即座にとらえ、かいつまんで軌道修正し、より自然な表現に言い換えてくださいました。時に厳しく、時にはおちゃらけて。

 どの角度から投げ返したボールもきちんとキャッチして的確に返球してくださる守備範囲の広さとアタマの柔らかさは、ただのネイティブ講師というよりもコミュニケーションのプロだなというのが率直な感想です。プレゼンテーションなど課せられる課題が最初のうちはタフでも、変な意地とか虚栄などは捨て、前向きな姿勢で積極的に会話に参加して楽しむことで、確実に実践力が身につく授業だと思いました。

<試験官をやっとワタシ色に染めた瞬間>

 が、筋書き通りにはいかないのが本番の2次試験というもので…。臨んだ2008年度2次試験、ひょんなことで出鼻をくじかれ、3度目の受験にして初めて感じた緊張。悪い空気を断ち切るべく発した言葉が「すみません。緊張しているようでして…」って、私が伝えたいのはそんなことじゃない。何とか立て直すも、かからない魔法。募る焦燥感。CELの練習ではきちんとできていたのに…。最後のまとめに入ったとき、ネイティブ試験官が同調してきてオリジナル説明の最終フレーズを一緒に叫んでいました。ずっと探し続けていた、大切なことが伝わった瞬間だったのかもしれません。

 江口先生、スタッフ兼チューター、もとい、名カウンセラーの田中さん、本当にありがとうございました!! そして、Dan先生&クラスメートの皆さん。時には衝突することもあったけど、活発な意見交換と笑いが絶えないCEL史上最高に弾けてたクラスでした! CELで皆さんと一緒に合格することができて、本当にヨカッタ♪ です。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に