<2008年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>
仕事で即役立っているCELで得た知識
村上 真理子さん(通学受講)
>>受講歴 英検1級1次模擬試験コース、通訳ガイド1次コース、通訳ガイド2次直前セミナー
私はこれまで外国人受け入れの仕事をしてきましたが、子育てのために仕事を大幅にセーブし、時間の余裕ができたため、この機会を利用して、通訳ガイドの国家資格に挑戦してみることにしました。
幸い、2005年にCELの英検1級コースに通い、英検1級に合格していたので、通訳ガイド試験の準備では、日本地理・歴史・一般常識コースと二次対策コースで再度CELにお世話になりました。
<中身の濃密な江口先生の授業>
江口先生のクラスは、圧倒的な情報量が高速でなだれのように押し寄せてきて、ついていくのが精一杯でしたが、内容はとても興味深く、刺激的でした。先生のご経験に基づいた沖縄音楽やお勧めの日本酒のお話など、テキストにはないお話がなぜかとても楽しく、不思議に頭に残りました。
教材は、地理、歴史、一般常識、各一冊ずつ、ワークブックというテキストに収められていて、シンプルで、サイズもコンパクトでしたので、どこにでも持ち運びしやすく、移動中の乗り物の中や台所、子どもが宿題をするかたわら、と、細切れの時間でしか勉強ができない自分には、場所を選ばず勉強でき重宝しました。
日本歴史は苦手意識があったのですが、仏像についての薀蓄や歴史上の人物たちをめぐる複雑な人間関係、幕末の日本人と外国人の交流等のお話が興味深く、気が付けば日本歴史を好きになっていました。今後、博物館や史跡を訪れたり、歴史小説を読みたい、と自分の関心の枠と世界が、思いがけず広がりました。
<厳しく鍛えてもらった二次面接対策>
CELの二次試験対策の模擬面接クラスは、本試験よりも内容のレベルが高く、ネイティブの先生から予想もつかない質問が容赦なく尋ねられ、頭が真っ白になったり汗だくになってしまうこともたびたびありましたが、この苦しい(同時に楽しい)経験のおかげで、本番ではかえって開き直ることができました。本試験の質疑応答の方が易しく感じられ、模擬面接の時のような鋭い突っ込みや会話のキャッチボールがない分、物足りなく思えたほどでした。
<仕事で役立つCELで学んだ知識>
現在、仕事で外国人の方にオリエンテーションを行う際に、CELでの勉強が役立っています。広範囲の地域から多様な文化背景を持つ人たちを相手にしているので、マナーや習慣等、日本人には当たり前でも、外国人には理解しにくい部分があり、その際、何を補足説明したらよいか、どんな情報が喜ばれるのかを以前よりもより強く気をつけています。必要に応じて、歴史、地理的状況、文化・習慣等の背景説明を付け加えることにより、効果的に理解してもらっている手ごたえを感じつつあります。
今回の通訳ガイド試験のための勉強を通して、日本についての基本的な知識が得られたと感じています。合格まで最短距離で導いてくださったCELに心から感謝しています。今回の経験は一生の宝になりそうです。ありがとうございました。
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本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス |
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