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通訳ガイド試験合格者の声
<2008年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELの溢れるホスピタリティは通訳ガイドのお手本

中西 悠子さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイド1次・2次コース通訳ガイド2次直前セミナー

<日本を英語で説明する難しさを痛感して>

 2008年4月CELへの通学開始とともに通訳ガイド試験の勉強をスタートし、2008年度の試験に合格することができました。江口先生をはじめとする講師陣の皆様の熱心なご指導と、スタッフの皆様のキメ細やかなサポートに、心より感謝申し上げます。

 様々な勉強法を試みながら苦労されている方もたくさんいらっしゃる中、初めからCELに巡り合うことができたのは、私にとって非常に幸運なことでした。

 外資系企業に勤務して約10年たち、海外赴任(アメリカ・タイ)を経験したり、東京の職場でも各国人に囲まれて過ごすうちに、日本について尋ねられる機会が非常に多くなりました。実際に都内・近郊の観光にも、何度も付き合いました。

 そうした中で、あらためて考えてみると自分の知らないことが山ほどあるのだと気づかされ、またそれを調べて英語で説明することの、楽しさと大変さを痛感するようになりました。

 お着物を着て歌舞伎を観に行ったり、茶道や日本舞踊のお稽古をしたりと、日本の歴史や文化については人並み以上の関心を持っていたのですが、それらを「英語で」「分かりやすく」「外国の方に」お伝えするとなると話は別です。

 「日本に関する知識」そして「英語力」のいずれも、実は結構中途半端だったのかも・・・と落ち込んでいた頃、テレビで「通訳ガイド」という職業を知り、すぐさまこの国家資格について調べ始めました。

<知的好奇心を満たしてくれる江口先生の授業>

 以上のような経緯で通訳ガイド試験を目指すことになった私にとっては、ただ試験に受かりさえすればよいというのではなく、本当の意味で私の知的好奇心を満たしてくれる勉強法が必要でした。

 現役会社員としては、限られた時間を有効に使うという条件もあったため、まずは入学時期や通学の便利さ等で絞りこみ、CELの説明会に参加してみることに。

 江口先生による説明会と、それに続く数回の無料体験受講で、先生の豊富なご経験と知識はもちろん、見事な講義術に加え、使命感と熱意を持って指導にあたられている点に非常に感銘を受け、CELに入学を決意しました。

<基礎からスタートして着実に>

 比較的自信のあった英語ですが、通訳ガイド独特の用語や表現を基礎からきっちりやっておきたいと考え、まずはBasicコースからスタート。始めのうちは分からない単語だらけで茫然となりかけましたが、シンプルかつポイントを押さえたCELの教材だけを頼りに、ひたすら予習・受講・復習のサイクルを死守しました。欲を出せばきりがないので、中途半端に色々な物に手を出さず、CELの教材と講義だけに集中したことが功を奏したと思います。

 ある程度の自信がついたタイミングで、途中から実践型のStandardコースにシフト。CELの教材では、当然、通訳ガイド試験に出そうな英文という観点もあるとは思いますが、観光産業に関するものから、日本の歴史・文化についての英文、日本や世界各地の時事問題など、読み物としても実に興味深いトピックが幅広い分野から選ばれており、毎週次のテキストを手にするのが楽しみになりました。

<楽しい授業に夢中>

 江口先生による講義は、模範解答の解説のみならず、そうしたトピックに関しての面白いお話を交えながらの楽しい内容でしたので、どんなに予習がつらくとも、とにかく講義を一回でも聴き逃したくない一心で、必死にがんばりました。

 日本地理・歴史・一般常識をカバーする「1次筆記試験Ⅱ対策コース」もまた、こんな膨大な量の知識をすべて網羅しなければならないのかと思うと気が遠くなってしまいましたが、江口先生ご自身が心から楽しそうに講義なさるのにつられて、いつしか私も夢中になってしまい、地道な暗記も苦でなくなっていきました。

 特に、地図帳を開いて指でたどりながら、実際に旅をするように日本各地を回っていく地理の講義では、無理なく楽しくどんどん知識が広がっていく体験をしました。地図帳の今どこを見ているのか、そこからどちらへどう向かうのか、そこではどんな観るべきものや美味しいものがあって、歴史上ではどんなことがあったのか・・・鮮やかに分かりやすく語られる江口先生は、私たちにとっての良き「ガイド」そのもの。いつか実際に訪れてみたい場所がどんどん増え、自分がガイドとして行く日に思いを馳せたりしながらの、楽しい学習となりました。

<鍛えてもらった2次面接対策の授業>

 2次対策のコースでは、ネイティブの先生による本番さながらの質疑応答を実践できました。英語力だけを問う試験ではないため、先生方も日本に関する豊富な知識をお持ちの方ばかり。通りいっぺんの回答では、すぐに厳しい突っ込みにあってしまいます。一つのトピックでも、こう聞かれたらどう答えようか、別の聞かれ方だったら・・・と日頃から考える訓練ができました。回答を短すぎず・長すぎずまとめるコツなどもご教示いただき、とても参考になりました。これに加え、直前に数回受講した「模擬面接」では、笑顔やアイコンタクト、身振り手振りなどにいたるまで事細かにアドバイスいただき、おかげさまで本番ではまったく緊張せずに、楽しくリラックスして面接を受けることができました。

<キメ細やかなCELのサポート体制>

 田中さんをはじめとするスタッフの皆さんのきっちりとしたフォローにも安心感がありました。受講できなかったクラスの振替もスムーズにしていただけましたし、CD/CD-ROMでの受講ができる制度なども完備されていたので、落ちこぼれずにキャッチアップすることが出来ました。

 ニュースレター等メールでのご案内では、事務的な手続きから、勉強方法に関すること、コースやセミナーの紹介など、盛りだくさんの情報を簡潔にまとめて送ってくださり、とても参考になりました。

<CELをお手本にプロを目指します>

 まさに当初から願っていたとおりの、知的好奇心が満たされる充実の1年となりました。知識やスキルも自分なりに満足のいくレベルへ近づくことができ、そして合格という結果にまでつながったのは、一重にCELのお陰です。

 もちろんプロの通訳ガイドとしてはまだスタートラインに立ったにすぎませんが、CELで学んだことをベースに、これからどんどん磨きをかけてステップアップしていきたいと思っていますし、自分にはそれができるはず!という自信をつけることができました。

 冒頭で述べました「江口先生をはじめとする講師陣の皆様の熱心なご指導と、スタッフの皆様のキメ細やかなサポート」とは、ガイドに必要とされる「ホスピタリティ」に他ならないものであり、CELで通訳ガイド試験合格へ導いていただけたことは、私にとって一生の宝となりました。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に