<2008年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>
合格に導いてくれたCELのきめ細かなサポート
高山 陽子さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイド2次コース、通訳ガイド2次直前セミナー
この度ようやく通訳案内士試験合格を手にすることが出来、ひとえにCELの先生方、スタッフの皆様のお蔭とここに心より感謝申し上げます。
<衝撃的だった江口先生のセミナー>
2008年1月、通訳ガイド2次試験不合格通知を受け取り、自信喪失と共に、‘自分に足りなかったもの’を反省していました。2月、以前から興味のあったCELのホームページで、江口先生による“通訳ガイド2次対策セミナー”を知り、再度奮起する意味でも参加してみる事にしました。それは私にとって眼から鱗、衝撃的なものでした。
“報酬を得るプロのガイドとは”というお話で、“お金を払う価値のある、満足できるガイディングかどうか”など、ボランテイアとは全く違う心構えが必要なこともあらためて気づかされました。それまでの私の甘くゆるい考え、‘自分に足りないもの’を思い知り、迷わずこのCELで心機一転出直す決意を固めました。
<聞き惚れてしまう日本事情コース>
2008年度は、1次試験で日本地理と日本歴史を再受験せねばならず、これは自力でやる事にしました。(一般常識と英語筆記試験は前年合格のため免除でした。)そこで3月から日本事情コースとの2次試験対策コースを受講することに決めました。
まず日本事情コースですが、これはどなたもが仰っていることですが、江口先生の日本文化について造詣の深い語りが素晴らしく、聞き惚れてしまう程で、毎回の授業を指折り数えて楽しみにしておりました。それまでの自分の日本文化に対する知識の未熟さを恥じ、“これでは通訳ガイドとしては失格だな・・”と更に勉強する意欲が沸きました。何度でも同じ授業を受けたいと思えるほどの貴重な時間でした。
9月からは、Ian先生と江口先生の合同授業で、受講生もマイクを持って日本事情について質疑応答をする授業がとてつもなく緊張の連続、(だって録音するっていうのですから・・・)でした。ただ回を重ねるごとに、マイクを手にする事に抵抗が無くなり(カラオケでも次第に歌うのが恥ずかしくなくなって来るように・・!?)、むしろ楽しみになっていったのは自分でも不思議なくらいでした。この双方向の授業のお蔭で、まさに本番の2次面接試験でも気持が動じることなく平常心で臨めたと思えましたので、たいへん有意義な授業でした。
<Dan先生とクラスメートに刺激を受けた2次対策>
2次試験対策コースは、始めは緊張、でもすぐにリラックスしてDan先生とクラスメートの方々と盛り上げて活気ある授業にしていくようにしました。Dan先生は「厳しくもお茶目!」でいらして、毎回の授業が楽しみでした。教材は毎週のトピックのポイントがきちんとカバーされ充実した内容でしたので、自分の準備不足で出席した日は後ろめたくなり、案の定Dan先生に鋭く突っ込まれわが身を反省するばかり。そんな時は“次回はきちんとやろう!”と前向きに考えるようにしました。クラスメートの皆さんの発言は、私にとってとても刺激的で、多角的な見方を教えてもらえる絶好の機会でした。これぞ少人数グループ授業の良さです。2次対策コースの最終授業の時は、なんだかとても寂しく感じました。
<CELで学んだすべてが宝です>
1次試験、そして鬼門の2次試験、共に自信を持って試験に臨めたのは、CELでの細微にわたるサポートのお蔭であると感謝しております。先生方、およびスタッフの方々、特に田中さんには、挫けそうになった時にも温かく励まして頂いたからこそ、どうにか合格までたどり着いたのだと感謝しております。
さてこれからは次へのステップ。昨今の円高と経済環境の悪化で通訳ガイド業界も厳しいとのことですが、早く一人前のガイドとして成長できるように、自己研鑽に励み、これから先お会いできる方々との出会いを大切にして、日本の良さを理解して頂けるように、また“このガイドさんに会えて良かった”と思って頂けるように頑張っていく所存でおります。
これまでお世話になりありがとうございました。CELで学んだ全てを糧に、また宝として活かしていくことが出来るように頑張ります。これからもよろしくお願い申し上げます。
|
本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス |
|
 |
|