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通訳ガイド試験合格者の声
<2009年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELに出会えたからこその合格!

桂 香菜子さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイド1次コース通訳ガイド2次直前セミナー

<CELとの衝撃の出会い>

 私がCELに出会ったのは、3年前でした。大学を卒業してからずっと旅行業に携わってきて、CELに出会う直前の数年は、訪日外国人向けのツアーを扱うインバウンドに関わっており、自然と通訳ガイドという仕事に興味を持ち始めました。

 あまりにも当たり前に日常の中にあったり、そういうものだと思って過ごしている事が、他の国の人から見たら不思議で、非日常の出来事である。それをご案内する。旅行の仕事が好きな私にとって、これはぜひ携わって行きたい仕事だ!と受験を思い立ちました。そして、結婚を機に退職し、1年受験に専念しようと思いました。

 職場の先輩にCELを紹介され、早速、江口先生の通訳ガイドコースの授業を無料体験受講。ものすごい衝撃でした。英語の授業なのに、単なる解説ではなく、ウィット、様々な雑学、江口先生の嗜好を交えた独特の語り口。何より、分かりやすく、もっと授業を聞きたい!と引きずり込まれる楽しい感覚。こんなにすごい先生がいるのか!と、感動すら覚えて、即決! 9ヶ月パーフェクトプランに申し込みました。

<気合が空回り>

 しかしながら、気合が入りすぎていた分、すぐに後悔する日が来ました。大学受験以来全く英語の勉強から離れていた私にとって、あまりにもハードルが高すぎたのです。あまりの難しさに自分がやり通せる気が全くせず、見えないゴールに気が遠くなってしまいました。

 時間はあるものの、難しさに腰が引けて予習も滞りがちになり、予習が終わっていないと授業に出る気がおきず、、、という悪循環。それでも、何とか授業を欠席した分はインターネット受講に切り替えたりして、解説授業だけはもらさず聞くようにしていました。江口先生の解説は分かりやすく、おもしろいので、来週は頑張ろう!という気持ちになるのです。

 そして、最初の年は、日本史、地理、一般常識の3科目の合格を目指し、英語はお試し受験にしようと割り切って受験しました。結果は、予定とおり3科目は合格、英語はもちろん不合格でした。

<目から鱗で楽しめるCELの授業>

 翌年は、「1次筆記試験Ⅰ英語Standardコース」の春期・夏期コースを受講しました。週3日の仕事も始め、家事・勉強の3本柱で時間の調節を図り、いいペースで生活する事が出来ました。江口先生の授業は、英語の解説だけには留まらず、様々な雑学を交えて、しかも、おもしろおかしい名調子での授業なので2時間という時間があっという間に過ぎてしまいます。かつ、内容が濃い!1回の授業に様々な重要点、解答のコツなどがあるにも関わらず、自然と授業に集中でき、頭に入るのは、江口先生の巧妙な語り口のおかげです。

 特に「日本事情コース」は、文化・歴史・しきたり等、範囲がない分野ですが、端的かつ明瞭にどのように外国の方に伝えるか、日本人として日常の事過ぎて考えもしなかった由来や起源を教えてもらったり、本当に気づかされる事が多く、まさに江口先生の真髄を味わえる授業です。1回の授業で「なるほど!」「へぇ~!知らなかった」と何度思うことか!中にはトリビア的知識もあり、気づいたら、様々な事を楽しんで吸収する事が出来ているのです。江口先生オリジナルの教材も分かりやすく作られており、私は電車の中で読んだり、CDをiPodに落としてリスニングに使用したりしていました。

不思議な事に、あれ程絶望的に難しいと感じていた英語ですが、春期Standardコースの受講を始めてみると、前年に感じた不可能な感じが無くなっていました。予習・復習はしていなかったものの、解説を聞いているだけでも頭に残る効果があったのだと感じました。特にBasicコースでは、大きな意味を捉える解釈の仕方で、苦手だった文法の復習が出来ていたようです。

<徹底した復習効果>

そうすると、途端にやる気が出てきます。今回は、毎回予習をし、それ以上に復習に力を入れるようにしました。私はボキャブラリーが貧弱だったので、CELオリジナル副教材の「時事・ガイド用語集」「Vocabulary Expansion Handbook」を進めると同時に、毎回配付されるテキストの解説に載っている「Vocabulary Quiz」も必ず見直しました。ここには、各回の重要単語が含まれているので、効率良く単語が覚えられました。授業毎に配られるテキストには、表現や応用のコツが載っているので、より自分が会得しやすい表現を覚えることが出来ました。必ずしも答えが一つではない語学。段々と自分の要約・和文英訳・日本事情英作文の解答と解説編の解答を比較する事が楽しみになっていきました。

そして、2回目の受験。時事単語はCELで学んだ物が多数的中し、ほぼ出来ましたが、それ以外はやはり自信がなく、自己採点でもギリギリのラインかどうか、、、という所。そのため、2次試験の対策も1次試験の試験結果が出るまで、中々やる気が起きませんでした。

 結果、1次試験合格。嬉しいやら、慌てるやらでした。「日本事情コース」の教材を読んだりはしていたものの、2次試験対策は全くしていなかったので、慌てて「日本事情2次直前コース」を通信受講で取り、模擬面接も3回程受けましたが、やはり準備不足は補えず、2次試験はあえなく不合格。江口先生やスタッフの方に、2次対策は早めに!と口を酸っぱくして言われていたにも関わらず、またもダラダラとしてしまった不真面目さを後悔した瞬間でした。

<CELで学んだ集大成>

 そして3年目。日本地理、歴史、一般常識3科目は再受験でしたが、テキストの復習をした上で、夏期直前対策コースを通信受講。2次対策は、「日本事情コース」の復習を徹底してやりました。とにかくやった事は、今までCELで受けた授業の徹底復習のみでした。

 江口先生の名調子の解答・解説授業は、色んな側面から物事を捉えているので、応用が利きました。模範解答も簡潔で、さらにより自分の物にする為に、部分的に取り入れたりと、本当に参考になります。あとは、模擬面接クラスを直前に数回受け、面接の雰囲気・心構えを再度確認し、いざ受験。面接官は日本初めてのお客様、という気持ちで笑顔で落ち着いて受け答えする事が出来ました。

合格発表の日は、インターネットの前で官報が当日に更新されるのを待ち、いよいよ番号を確認・・・「あった!あった!!あったぁぁぁ!!!」久しぶりに何かをやり遂げた爽快感と安堵感を感じた一瞬でした。主人も一緒に発表を確認し、思わず二人で合格者の名前をプリントアウトしてしまいました。

<CELあっての合格>

 振り返ると、「通訳ガイドになるんだ」と決心したものの、学生の時のように机に貼り付いて勉強するという集中力も無く、自分にも甘く、決して真面目で勤勉ではなかったけれど、諦めず続ける事が出来たのは、すべてCELのおかげです。

CELに初めて申し込みをした日、名アドバイザーであるスタッフの田中さんから「7割のモチベーションを保つ事が大切」とアドバイスされました。まさに、その通り!フレキシブルに変更できる受講スタイル、自分のライフスタイル・実力にあった科目だけを受講する事が出来ること、先生やスタッフからの適切なアドバイス、そして何より、楽しく、内容の濃い高品質の授業。CELは、単に資格を取得するための詰め込み学校ではなく、試験に合格したその先を見据えて授業・教材を提供してくれています。通訳ガイドとしてのあり方、心構え、現場で役立つ知識。時にはめげそうになっても、CELの授業を受けると、やっぱり通訳ガイドを目指したい!と初心に帰らせてもくれます。

通訳ガイドは、試験にパスしてようやくスタートラインに立てる資格です。一線で活躍出来るには、初めて試験勉強を始めた時に感じた難しさ以上のものがあると思います。でも、まずは出来ることから一歩ずつ。CELで学んだ様々な知識にきっと助けられる事でしょう。

 末筆ですが、江口先生はじめ、CELのスタッフの皆様、本当にお世話になりました。これからも、ステップアップしたい時にお世話になると思います。益々のご発展をお祈り申し上げます。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に