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通訳ガイド試験合格者の声
<2009年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


CELの3年間で学んだ日本の良さと通訳ガイドの醍醐味

松原 明さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイド2次コース通訳ガイド2次直前セミナー

<通訳案内士試験受験の動機>

 2006年当時、仕事上、主にAPEC諸国から来日する技術者に英語で専門的な説明や工場案内をすることが多く、土日もボランタリーベースで都内の案内や食事への同行を頼まれる機会がしばしばあった。そんな折、CELの英検1級コースに4ヶ月通い、1発合格を果たすことができ、それなりに自分に満足していた。

(松原さんの英検1級合格メッセージはこちら

 2007年春、シンガポールからの顧客と共に鎌倉の工場やモノレールを見学し、その後、高徳院の大仏やいくつかの寺社を訪れる機会があった。「大仏様の背中に大きな観音開きのハッチが2枚あり、さながら鉄人28号のロボットのようだ。鉄人28号とはリモコンで、、。」と英語で説明すると、顧客はとても幸せそうに楽しそうに目を輝かせた。「土日だけでもプロの通訳ガイドになりたい」、そう思った。そういえば、10年ほど前の豪州駐在中、現地でお世話になったガイドさん達は、いつも東京からのお客様を幸せな気分にさせてくれていたことを想い出した。

 その時、ふと、英検1級合格直後に訪れたCELの受付でスタッフの田中さんがつぶやいた一言が頭に浮かんだ。「英検1級合格者は1次英語筆記試験が免除になるので、通訳ガイド試験ではとても有利ですよ。」

<CELを選んだ理由>

 少し気恥ずかしかったが7月、「また、お世話になります。」と通訳ガイド2次コースに中途入学することとした。いろいろ他校も調べたが、予備校特有の悲壮感や受験の焦燥感を感じさせないCELの明るい雰囲気と英検1級コース受講の際に感じた的確性が決め手だった。

<自分と向き合った3年間>

 大学受験では地理と政治経済を選択し、TOEICでも常に850点以上と安定していたことから、簡単に合格できると考えていた。しかし、2007年度、2008年度と、2次面接試験では答えに窮することは無かったが、官報に自分の名前は無かった。2次面接試験の合格率が60%以上であり、また、少しだけ自信があっただけに相当ショックだった。CELの2次クラスの同窓生は次々と合格していった。私は敗退の原因が見出せないまま、悶々と2009年の春を迎えることとなった。2年間の間、特に猛勉強をした訳ではないが、CELに週1回通うだけで、その間にも英語の実力だけは確実に伸びていくのが分かった。継続は力なりである。毎朝、通勤時に購読していた英字新聞がかなりマニアックであることなども直に感じられるようになってきた。

 転機はやってきた。2009年4月、江口先生が講師をつとめるNHK教育テレビ「トラッドジャパン」の放送開始である。NHK WORLD NEWSとトラッドジャパンを通勤電車内で聴くのが毎日の習慣となった。日本文化も結構楽しいものだと思った。同じくNHKテレビのBEGIN JAPANOLOGYも視るようになった。2008年の同窓生に刺激されてお茶も習い始めた。能が好きになった。

2009年度の通訳ガイド2次コースは、田中さんに紹介された日曜日のマッタリした雰囲気のクラスだった。受講生は楽しそうにDan先生との会話を楽しんでいた。このクラスで学んだことは、論理的に公平に課題を解説することよりも、顧客の楽しい旅の想い出を作りに参加することが通訳ガイドの仕事なのだということであった。

過去2回、日没間際の2次面接試験は討論に近い雰囲気だったが、今回は朝一番、会話もはずんだ。合格した。

<合格を手にした今>

 「日本では通訳ガイドが見付けにくい。皇居や秋葉原に行くのには観光バスとガイドブックがあれば十分。寺社には興味がない。」という意見を海外の顧客からよく聞く。たとえば秋葉原なら、店頭に並んだ製品の特徴や構造、掘り出し物の店までも説明してくれる案内人が求められているのではないだろうか。自分の職業を極め、土日にも通用するプロの通訳ガイドになりたいと思う。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に