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通訳ガイド試験合格者の声
<20010年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CELの先生方に導かれて「絶対に1年で合格」の目標を達成!

鴨下 永美子さん(通学受講)
>>受講歴 通訳ガイドパーフェクトプラン

 英検1級を10年ほど前に取得した私は、通訳ガイド試験での英語の1次筆記試験が免除になることを最近知り、資格取得をめざすことにしました。ちなみに、私は、海外に住んだことは一度もありません。

<CELの教材と授業にプラスして工夫した1次試験対策>

 1次試験の日本地理・日本歴史・一般常識のかなりの部分は、去年まで息子の中学受験の社会の勉強を見ていたお陰でカバーできていたと思ったのですが、日本歴史はやはり大変でした。その点、CELの教材は、大変コンパクトで内容が絞り込まれており、これを完璧に身につければ大丈夫!、と思えるものでした。さらに授業では江口先生が、頻出されるポイントを教えて下さり、雑談的な隠れた歴史のエピソードも面白かったです。

 また、子供が使っていた年号ゴロ合わせの本を使ったり、CELスタッフの田中さんのアドバイスに従い、山川出版の日本史の教科書を買って読みました。歴史に関するテレビ番組(NHKの「歴史秘話ヒストリア」など)も楽しくて良かったです。

 日本地理はさらに苦労しました。日本は山と渓谷だらけで区別がつかなくなってきて困りました。まずは、CELの教材にのっている基本事項である様々な地名(山の名前など)を繰り返し覚え、国立公園の詳細を教材に沿って頭に叩き込みました。行ったことのない場所でも、江口先生に、授業の中でご自身が実際訪れた時の様子を詳しく説明していただけるので、頭に情景が浮かび、強く印象に残ります。CELの教材はどれも厳選された内容で、しかも持ち歩きやすいサイズだったので、電車の中でもちょっと広げて読んだり、暗記などがしやすかったです。

 私が勉強するときに心がけていたのは、多方面からアプローチする、ということです。旅行のパンフを見たり、旅番組を見たり(BSの番組には良いものが多い)しましたが、一番よかったのはYou Tubeです。○○神社、などと入れると、いろいろ出てきてビジュアル的に印象付けることができました。

<並行して行った2次試験対策>

 CELでは通訳ガイドパーフェクトプランを受講していましたので、2次試験対策も春から並行して行いました。夏以降は、さらに本番の面接を意識した内容へと授業がバージョンアップするため,1次試験で落ちることは許されない気分になり、「必ず1次試験に合格するぞ」と頑張ることができました。その結果、無事に日本地理・歴史・一般常識の1次試験をクリアすることができました。

 2次試験のトピックについては、相撲や歌舞伎などをウィキペディアで調べたり、NHKBSの「クールジャパン」や「ビギンジャパノロジー」、テレビ東京の「和風総本家」などで情報収集しました。もちろん江口先生が講師をつとめる「トラッドジャパン」は欠かさず毎回録画し、繰り返し見て、覚えました。

 現役通訳ガイドが書いているブログも、お気に入りのものがあって、通訳ガイド業の大変さや、通訳ガイドの仕事の具体的内容など、勉強の合間にチェックしつつ息抜きに読んでいました。通訳ガイドに求められる多岐にわたる添乗業務や、時にはバスで歌も歌ってしまうほどのエンターテイナーぶりにびっくりさせられました。

 江口先生が授業中にチラッと、「合格発表の直後に、CELで合格祝賀会を開きます」と口にされてからは、それも俄然励みになりました。

<Dan先生の厳しい指導に鍛えられる>

 2次試験対策の授業は、Dan Dumas先生の受け持ちで、先生はさすがに長年、通訳ガイド試験対策の指導をしているだけあり、日本事情に関することは何でもよくご存知です。次週の課題に沿って予習をして行くのですが、書いては消し、の繰り返しでなかなか満足のいく原稿が書けずに時間ばかりかかってしまいました。授業に出かける直前まで書いたりした後、授業に出て、うまく話せなかったり、これも言えば良かったなどと、くよくよ家で思い出されて、一日中悩ましい気持ちで過ごすことも多かったです。答えがあやふやだとDan先生に容赦なく突っ込まれるので、悔しくなってきて、完璧に答えてやろうと思うようになりました。Dan先生の授業ではクイック・レスポンスが求められ、すぐ答えないといけないという大きなプレッシャーがありましたが、これは結果として本番の2次試験のための良い訓練になりました。

 勉強していて感じたのは、自分の英語のアウトプット力の弱さです。日本語なら小学生でも知っている単語を、英語で言えなかったりして、愕然としました。常に電子辞書を持ち歩き、なんでもすぐ調べるようにしました。江口先生とDan先生共著の「英語で語る日本事情」のCDもipodに入れて、繰り返し聴きました。

<2次面接試験に役立った先生方の直前アドバイス>

 2次直前対策のIntensive Classでは、いろいろなネイティブの先生に指導を受けることができたのも、とてもよかったです。「うまく説明できるまで、繰り返し英語で喋る練習をすれば大丈夫」とおっしゃってくれた先生のアドバイスに従って、「英語で語る日本事情」に書かれている全項目を、一つ一つ英語で喋る練習をしました。始めはたどたどしくて時間がかかり、内容の漏れもありましたが、徐々にスピードアップしていき、うまく話せるようになりました。丸暗記すると、難しいところで詰まってしまうし面接官も退屈すると思い、自分なりにアレンジし、パーソナライズしました。先生にはジェスチャーも使うよう指導され、堂々と話すよう気を付けました。

 本番では、茶の湯や今の日本経済の状況について聞かれました。すべてCELの授業などでカバーしていた範囲内の質問だったので答えに困ることはほとんどありませんでした。とてもすてきな感じのアメリカ人男性で、やさしく、頷きながら聞いて下さいました。試験直後はけっこうできたかも、とも思いましたが、思い返すといろいろ不安になり,試験官がニコニコしていたから合格とは限らない、と思うにつれ、発表までの二か月が本当に長く感じられました。

<1年で絶対に合格、の目標達成!>

 最終合格発表の前の晩は、合格した夢や落ちた夢など見て、熟睡できませんでした。2月4日、午前9時にはweb上で合格者名簿が発表されるのですが、見るのが怖くてぐずぐずしていました。10時頃になって、やっと意を決して恐る恐るメールをチェックしたらCELから「おめでとうメール」が入っていて、「えー、本当にー?」と思うと同時に体から力が抜けていくようでした。

 絶対に1年間で国家資格を取る、と決めたことが達成できてよかったです。今は、本当にうれしさでいっぱいで、いろんな人に自慢したいくらいなのですが、自分の英語力がまだまだ全然なのもわかっているので、これからもしっかり勉強していこうと思っています。

 1年間で合格に導いていただいたCELには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にどうもありがとうございました。


本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に