ご入会アクセスお問い合わせ・資料請求お役だち情報書籍会員サービストップページ学校案内レギュラーコースイベント・セミナーFAQ
通訳ガイド試験合格者の声
<20010年度通訳ガイド国家試験合格者からのメッセージ>


通訳ガイド試験合格者の声CEL - its professionalism & the spirit of hospitality

鈴木 孝枝さん(Internet/CD通信受講&通学受講)
>>受講歴 英検1級コース通訳ガイドコース英検1級2次直前対策クラス通訳ガイド2次直前対策クラス

 

<日本のことを正しく伝えたい>

 子供のころから世界の遺跡に魅せられていた。成人してからは、世界中の文化遺産、遺跡を一人で旅をした。どこでも現地の人の温かな思いやりに助けられ、現地の人と接することで異なる価値観を知ることが新鮮で面白かった。しかし彼らの日本のイメージは、車、電気製品、富士山、侍など偏っていて、また誤解があることもよくあった。そのころから日本や日本人をもっとよく理解してもらうための仕事をしたいと思い始めたが、イギリス滞在、コロンビア大学大学院、と時はあっという間に過ぎた。
 通訳案内士に再注目したのは、江口先生が講師をつとめるNHK「トラッドジャパン」を見たときだ。ありきたりの日本の説明ではなく、言葉とそれが生まれた文化の関係に焦点を当て、日本人でも「そうだったのか」とうなるような内容が毎回盛り込まれていて、日本と日本文化を愛する心であふれていた。「そうだ!私のやりたかったことはこれだったのだ」と 再認識した。

<最初の通訳案内士試験は英語で不合格--英検1級に挑戦>

  2009年通訳案内士試験に初めて挑戦した。あまり自信のなかった日本歴史、日本地理一般常識は合格、自信のあった英語が不合格であった。そこで、一次英語筆記試験免除を目指すべく、英検1級の勉強を始めた。過去問などではリスニングや空所補充問題などでは8割はコンスタントには取れるものの、語彙問題、長文内容一致問題では6割~7割の出来。もっと力と自信をつけるために、英検1級に特化した学習はないかと探してたどり着いたのが、インターネット受講ができるCELの英検1級コースだった。オリジナルの模擬試験問題が、毎週1回ネット上にアップされ、それを回答して提出する。毎回提出期限があるので勉強のリズムができた。復習は weekdayにやり、模擬試験は週末に集中して仕上げて回答を送信。採点と返却は素早くされるので、自分の力の伸びが毎回確認できた。さらに、英論文は、Great、 Excellentなどのネイティブの採点官のコメントにも励まされ、だんだん書くのが楽しみになってきた。語彙問題、読解問題、リスニング問題、どれもCELの模擬試験は、本番と同じ内容、形式で良く練られて作成されている。しかも、難易度が少し高くなっていたので、本番では戸惑うことなく、時間配分もうまくできた。1次試験合格が発表された当日、すぐにCELの2次面接対策のクラスに申し込んだ。

<鍛えられたCELの英検2次対策クラス>

 英検2次面接試験対策では、大学院でのdiscussionやIELTSのSpeaking Band 8の自信を見事に打ち砕いてくれた。Speakingのスタイルが異なるのだ。言いたいという思いはあっても1分間で5つのトピックから1つテーマを選び、構成をまとめ、2分間で筋道立てて話すことには練習と技術がいる。CELの模擬面接授業では準備不足、情報不足、練習不足を痛感し、学習方法を立て直した。カテゴリーごとに情報を集め、ポイントをまとめ、あるテーマについて、どこの切り口からでも3つの理由をつけて考えが2分間以内に言えるように何度も練習した。おかげで本試験当日の面接は、Dan先生の鋭い突っ込みのあるCELの模擬面接クラスの時より落ち着いて、質問にも詰まることなく、時間いっぱいまで話し続けることができた。めでたく英検1級に合格。これで、2010年度の通訳案内士試験は、1次試験全科目免除になった。

<通訳案内士2次試験対策もCELで特訓>

  2010年の通訳案内士2次試験を迎えるにあたって、まず、日本に関する知識を増やすために、CELの日本事情2次対策コースを通信受講した。毎週送られてくる教材にあらかじめ目を通し、自分なりの答えを用意して言ってみた後で、収録されている他の受講生の回答や講師のコメントを聞き、自分の回答を修正していった。ここでもDan先生の生徒の回答への切り返しは、内容に広がりと深さを持たせ、さらに応用しやすくするもので秀逸だったので、何度も聞き直して、自分のものにしていった。
 さらに、2次面接対策として、CELの模擬面接クラスも取ることに決めた。私の長所、短所を知っているのはCELだったからだ。それぞれの先生から、質問には一般的な説明をコンサイスに答え、あとfollow-upの質問で詳しく、そして独自色をだしていくこと。実際の面接の評価ポイントを念頭に準備すること。アイコンタクト、ジェスチュアを加え、豊かな表現をすること、などを厳しく指摘された。また、スタッフの方からは当日の心構えなどの貴重なadviceをもらった。

<自分の言葉で語ることができた本番の2次面接>

  2次面接試験当日、1次試験免除者は朝9時集合。廊下で待機しているとき、英検2次試験やIELTSのSpeaking Testでも聞こえなかった自分の心臓の鼓動が体を揺らすほど聞こえた。しかし部屋に入り面接官と話し始めると、スイッチが入ったかのように話し出すことができた。CELの模擬面接で何度も練習した通り、まず手短に説明する、するとつぎつぎにfollow-upの質問が来て、とまるでテニスのラリーのようだった。時々うなずいてくれる日本人面接官は応援してくれる観客のようだ。時にはボレーやロブ(個人の経験など)を交えて答えていくと、あっという間に試験時間が過ぎた。振り返ればメインの質問も含め、答えは暗記した文ではなく、すべて「私」のオリジナル、自分自身で紡ぎだしたその時の私の生の言葉だった。これもCELでの特訓の成果だった。

<ホスピタリティ精神に満ちたCEL>

  2次試験合格は、CELからの“Congratulations!”メールで知った。受験者全員に送っているのかも。。。まさかね、と思いつつWEB版官報のページを一行ずつスクロール、ふうっ---(深呼吸)、pull down、あった!ほんとうに合格だ!

 CELの素晴らしいところは、その教材の質と内容の高さは当然だが、一番は講師とスタッフの質の高さとspirit of hospitalityであろう。模擬面接のレッスンでしんどさに泣きついたとき、模擬面接の日程取り、試験本番前日と受験後のアドバイスなど、どんな時もこちらの気持ちを察し、誠実に丁寧に対応してくれた。先生方に加えて、CELのスタッフ全体が、「心遣い」の大切さとすばらしさを教えてくれた。そして本番の面接試験の時に、面接官が大きく頷いてくれたのは、私が「おもてなしの心を大切にしたい」と言った時だった。CELとの出会いがあったからこそ、この言葉が言えたのだと思う。

 CELの手厚いサポートのおかげで通訳案内士国家資格を手にすることができたが、これからは研修や実践を積み重ねて、自分自身の通訳案内士スタイルを創りあげていきたいと思う。そして今度は、私が様々な方からいただいた「あたたかい心」をお返ししたいと思う。




本 物 の 英 語 力 を 養 う C E L の コ ー ス
英検1級試験対策を万全に通訳ガイド(通訳案内士)試験対策に確かな実績英字新聞・雑誌・英文ニュースを読める代に聴けるようになりたい方に