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英語で語る日本事情

著者紹介>> 江口裕之 (最高教育責任者) Daniel Dumas (チーフ・インストラクター)

新・英語で語る日本事情

定価2,000円(税別)
*CD2枚付き

各地の大型書店でご購入いただけます。
CEL英語ソリューションズより直接ご購入いただく場合は2,200円(送料込)。注文方法・振込先は下記参照。
ご入金確認後、ご郵送いたします。

2001年発刊以来、通訳ガイド試験対策本としてだけではなく、日本を紹介する本として幅広い読者層を獲得し、ジャパンタイムズ社のロングセラーとなっておりました「英語で語る日本事情」(江口裕之&Dan Dumas共著)。このたび、待望の全面改訂で発刊いたしました。

新版には、英文すべてに音声CDがついております。


「はしがき」 より

2001年5月に『英語で語る日本事情』の初版が出版されて以来、10年の月日が流れました。読者の皆さまからご好評をいただき、実に第13刷まで版を重ねてまいりました。あらためまして読者の皆さまに厚くお礼を申し上げます。ここに、10年という年月の溝を埋めるべく、『英語で語る日本事情』の全面改訂新版をお届けいたします。

この10年は日本文化にとって飛躍の時期となりました。2003年に政府が外国人観光客の誘致を目的としたVisit Japanキャンペーンを開始し、当初500万人前後であった訪日外国人数は、現在では倍近くに増加しました。海外では、ポップカルチャーや先端技術が伝統文化と巧みに融合した日本文化をCool Japanと評し、一大ブームとなっています。2007年に初版の『ミシュランガイド東京』が出て以来、日本は食の分野でも世界的地位を確立しました。

日本人が日本文化を外国語で紹介する際に、外国人が書いたものを引用するケースが多々見られます。ところが、現在外国人によって書かれている記述も、実は、日本が諸外国に門戸を開いた19世紀半ばに日本を訪れた、Sir Earnest Sato(アーネスト・サトウ)、Lafcadio Hearn(ラフカディオ・ハーン=小泉八雲)、Basil Hall Chamberlain(バジル・ホール・チェンバレン)などの外国人がその驚きの数々を記した書物の影響を強く受けています。もちろん、これらの書物は優れた卓見に基づいていますが、実際には150年前の日本であり、かつ、外国人の見解から述べられたものです。

一方で、英語で日本文化を発信した偉大な日本人もいました。『武士道』を著した新渡戸稲造、『茶の本』を著した岡倉天心らはその代表ですが、日本人が自らの見解から日本文化を外国語で説明した記述は、外国人が書いたものに数では遠く及びません。

日本が観光大国を目指している今、日本人自らが外からの意見に左右されずに、独自の視点・観点に立って発信することが大切になってきています。みそのおいしさ、わび・さびの微妙な感覚、武道における礼の重要さ、落語の滑稽さなどは、日本文化に生きる人でなければ理解しにくいところがあります。

私は日ごろから「文化と国民は親子のようなものだ」と述べてきました。親と子は反発し合うこともあれば、お互いに嫌う部分もあるでしょう。しかし、親と子は、他人には理解し得ない深い愛情の絆で結ばれているものです。日本文化を独自の観点から発信するには、そのような愛情が必要だと思うのです。その愛情を確認するには、日本の文化を自分で考え、探求し、肌で感じ取ることが大切です。

本書がその手掛かりとなればという思いを込め、過ぎ去った10年間を振り返りながら、このたび本書を全面的に見直させていただきました。一人でも多くの方に本書を読んでいただき、自分にしか語れない日本を見つけていただければ、それに勝る幸せはありません。

2011年2月
執筆者を代表して 江口裕之


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